議会民進 2016年12月議会だより

2016年12月23日 | 議会民進
議会民進 2016年12月議会だより


☆フードバンクとは


 12月18日(日)フードバンクネット西埼玉主催の『フードバンクって何だろう?』の連続セミナーに東村山市議会 民進党会派で参加しました。
「もったいない」から「ありがとう」へを合言葉に!



12月18日(日)フードバンクネット西埼玉主催の『フードバンクって何だろう?』の連続セミナーに東村山市議会 民進党会派で参加しました。
新所沢まちづくりセンターで開かれたセミナー「フードバンクに期待すること・課題になること」

 セミナーは、最初に「食品ロスを減らそう」と題して、埼玉県環境部資源循環推進課の沖中 利章さんの講演。
次にフードバンク埼玉の活動を担っている埼玉県労働者福祉協会の永田信雄さんから「フードバンクに期待すること・課題になること」をテーマに講演がありました。

 フードバンクは「環境問題」と「福祉の問題」を一体的に考える必要があること。

 またフードバンク活動は地域の福祉の問題であり、フードドライブは誰でも参加できる活動であること、等々を学びました。

おくたに議員が9月と12月議会の一般質問で取り上げたテーマ『フードバンクとフードドライブ』

是非とも、東村山市で拡げていきたいです。 食品ロスを減らすための「もったいない」から貧困の連鎖を断ち切るため「ありがとう」へを合言葉に!


☆地域の力で見守る!12月定例議会一般質問


 かみまち弓子議員の一般質問要旨は、『1.登下校時の子どもたちの安全確保策について2.在籍している子どもたちが本当に使いやすい特別支援教室に3.待機児童の解消に事業所内保育施設の活用を!』でした。

 おくたに浩一議員の一般質問の要旨は、『1.貧困の連鎖を断ち切るために2.地域で見守り強化へ3.若者世代の定住施策について』でした。
 
 かみまち議員は、一般質問で、「児童が事故や犯罪に巻き込まれる悲惨な事件が後を絶たず、地域における児童の安全確保が課題となっている。地域の力で見守るために」との質問しました。

 また、市長に「イクボス宣言」を要望しました。

 おくたに議員は、一般質問で一定額の予算を財源として、「若者が活躍できるまち・世代のリレーができるまちとなるための政策」を市長に答申する15~29歳の「若者議会」設置するべきとの政策提案をしました。


☆美住・富士見新路線コミバスが順調!

 9月1日より実証運行を開始した新規路線の利用者は、10月31日までの2か月間で7千334人、収支率は約45.45パーセントでした。

 確かに、本格運行への移行要件としてガイドラインに示ししている40パーセント以上を満たしている状況です。

 しかし、都市整備委員会で、おくたに議員が指摘したように収支率は徐々に落ちています。また、どの路線でも寒い時期は乗車人数が落ちるのが見受けられます。

 従って、引き続き地域のバスとして、多くの方にご利用いただけるよう自治会などを通じてコミバス利用の増進を図る施策が大切です。

 利用者サービスについては、高頻度利用者への割引制度として民間路線バスで採用している「バス利用特典サービス」が平成29年度中に導入される予定です。


☆公会計


①10月25日会派で新地方公会計対策セミナーを受講しました。 

 テーマは、地方財政の全面的「見える化」の処方箋 新地方公会計と固定資産台帳-整備と推進の方策です。
 
 「公会計改革の20年を振り返る」や~課別・事業別行政評価シートによる事業マネジメント~
 
そして、「公共施設マネジメント基本条例制定と公共施設総合管理計画」

 公共施設等総合管理計画と固定資産台帳整備~財務会計システムを利用した「施設マイナンバー」の活用~

 最後は、「固定資産台帳整備、財務諸表作成による公会計の推進」でした。


②12月9日会派で公会計勉強会に参加しました。

 固定資産台帳を資産マネジメントへの活用やバランスシートにおける固定資産台帳の位置付けや行政コスト計算書について勉強しました。

 また、負債対標準財政規模比率や地方債償還可能年数など。



議会民進 2016年12月議会だより

2016年12月23日 | 議会民進
議会民進 2016年12月議会だより


☆子どもの貧困解決策 いじめ研究会に参加

 11月7日子どもの貧困対策東京議員懇談会に会派で参加しました。
 ひとり親家庭のそれぞれの現実、支援策、自治体でできるひとり親家庭と子どもたちの貧困解決策について伺いました。

 日本は就業率は世界でも4~5番めに高いものの、年間就労収入が少なく、配分の方法に問題がある。情報を伝えることの大切さを感じました。
 
 11月12日公益社団法人 子どもの発達科学研究所主催「いじめを無くすためにできること」に、東村山市議会「いじめで泣く子を出さないために」政策研究会メンバーのかみまち議員が参加しました。
 
 地方自治体のいじめ予防対策の取り組みについてや「学校安全調査」について。

 いじめの数やその時の子どもの行動、いじめに影響を与える学校風土を測定し、子どもの問題行動を改善し、学校経営に役立てる事を目的とした調査「いじめ予防プログラム」とはどういったものか。

 科学的根拠を積み重ねたそれぞれの学校や自治体が教育現場で実践し効果を上げている「いじめ予防プログラム」の概要について講演を聴きました。


☆生活文教・都市整備委員会視察報告


 かみまち議員は、生活文教委員会で大阪池田市の発達支援課教育センター等に行政視察を行いました。『池田市発達支援Map』を配布、成長・発達の記録ファイル「イケダスIkeda_s」を活用しています。成長・発達に関する情報を共有して、生涯にわたって継続した支援体制がとれるような数々の取り組みでした。

 おくたに議員の都市整備委員会では、既に連続立体交差化事業が終了している事例を視察し、東村山駅高架下利用に役立てるため武蔵境・石神井公園駅における高架下利用について行政視察を行いました。


☆編集後記


「かみまち 弓子」

 12月議会中の12月11日(日)久米川駅南口で年金カット法案・強行採決抗議の街頭演説を行いました。
 年金収入で暮らす高齢者を脅かす可能性が大きい法案です。しかも、国民の気持ちを置き去りにした強行採決には納得いきません。
 私たち国民の声を聴き、すくい上げ、政策へと反映させることが何より大事です。不平等を許さず、みんなの声を、意見を、伝え続けていきます。


「おくたに 浩一」

 今年は、地震や台風などの天災に翻弄された1年でした。
 また、小池都知事の誕生で、「東京大改革」がクローズアップされた年でもあります。
 『東京直下型地震』への備えをするためにも、しっかりとした準備が大切だと考えています。

2016年12月21日 東村山市議会 民進党会派で名古屋市教育館に行政視察

2016年12月23日 | 行政視察
2016年12月21日~22日 東村山市議会 民進党会派で行政視察に行きました。

*12月21日(水)若者の活力による魅力あふれるまちづくり、若者会議をテーマに名古屋市教育館にて視察をしました。

名古屋市には多くの大学がありますが、東京や大阪と違ってほとんどの学生が地元から通っています。

他府県からの学生を増やすために「学生に魅力のあるまち」を創ろうというコンセプトで始められたのが学生共同活動拠点N-baseとのことです。

ミーティングスペースや連携コーディネーターが、学生からの相談に応じる相談コーナー等を設置されています。

何よりも、壁一面のホワイトボードがあります。

また、昭和区の課題やあり方を若者目線で考える昭和区若者会議を昭和区区民会議の下に立ち上げられました。

12月末にはフィールドワークについてまとめ、中間報告をされるとのことです。

東村山市内には大学はありませんが、近隣市の大学に通う学生が多く住んでいると思われます。

やはり「地域の課題やあり方を若者目線で考える」といった視点が大切だと感じました。









2016年12月22日 東村山市議会 民進党会派で大阪府守口市に行政視察

2016年12月23日 | 行政視察
2016年12月21日~22日 東村山市議会 民進党会派で行政視察に行きました。

*12月22日(木)定住施策としての『守口市不妊検査・治療費助成事業』を平成28年7月から開始された大阪府守口市を視察しました。

もともと市長の選挙公約だったものを、平成27年9月度一般質問で「やります!」と答弁したことから実現したものだということです。

上限5万円で、100組分の500万円を予算化しておられます。


何と視察前日の12月21日の守口市議会12月議会最終日に『幼稚園や保育所無償化』する条例が可決されました。

これも、公立を民営化してできる削減分を充てるとのことです。

地元のテレビニュースや新聞で大きな話題になっていました。


行政のトップが本気になると「まちが活性化」しますね!