いつもありがとうございます。
*** NPO・行政協働によるまちづくりの成功事例 ***
4月25日(月)日本経済新聞社主催「NPO・行政協働によるまちづくりの成功事例」のセミナーに行ってきました。
講師はNPO地域交流センター 代表理事 田中 栄治氏です。
特に面白かったのは、「まちの駅」の設置例のお話でした。
本来の業務に少しだけプラスして、「おもてなし」の気持ちと簡単なサービスを提供するというものなので、設置費用や心理的な負担もそれほどかかりません。なによりも参加者(設置者)が楽しめるということで、商店街や観光地の再活性のツールとして注目されています。
守口市でも文化施設や商店街の活性化のために「まちの駅」の発想は使える!!と思いました。
以下にセミナーの要旨をまとめてみました。
「道の駅」っていうのはよくあるけど・・・「まちの駅」って何???
「まちの駅」とは・・・人と人の出会いと交流を促進する拠点の総称です。
市街地や山間部を問わず、既存の施設や商店にも設置可能です。
① 「まちの駅」看板
② まちの案内人(常駐、兼務可)
③ 地域の情報提供
④ トイレ・休憩場所
この4つを具備していれば、誰でも・どこにでもつくることができます。
○ 「まちの駅」設置例
衰退していく地域を再生する新しい観光・産業振興策として、また、空洞化が進む中心市街地でのにぎわい創出や居場所づくりとして、特徴的な4例の紹介がありました。
(1)地域内・多施設型
① あまぎ・あさくらまちの駅・・・福岡県甘木市と周辺6町村。計54ヵ所。連携型観光戦略として機能している。
② 馬頭町の「まちの驛」・・・栃木県那須郡馬頭町。18ヶ所。中心市街地だけでなく町全体を楽しくしようとして始まった。
(2)単独施設型・・・第二市役所的な施設
① ながおか市民センター・・・新潟県長岡市の中心街にあった地上5階地下1階の旧デパートを賃借・活用した行政サービスセンター。
② 市民交流センター「ネーブルみつけ」・・・見附市の中心部の地上2階のデパートを市が買い取り、1階部分を行政サービスセンター、2階部分を駐車場として改装した。
○ 「まちの駅」の効果
1.まちづくりの参加装置として・・・まず、設置者(店主・駅長)が自分の地域に興味を持ち、まちづくりや地域の活動に参加しやすくなったこと。
次に、異業種の仲間ができ、交流がすすむこと。そして、このような繋がりが継続・拡大していくことにより地域全体の魅力が上がること。
2.いざという時に役立つ拠点として・・・第二市役所的な施設的な長岡市や見附市の場合は、市民の多様な要望や相談を受け止め、市政に反映していくための核として機能している。
*** NPO・行政協働によるまちづくりの成功事例 ***
4月25日(月)日本経済新聞社主催「NPO・行政協働によるまちづくりの成功事例」のセミナーに行ってきました。
講師はNPO地域交流センター 代表理事 田中 栄治氏です。
特に面白かったのは、「まちの駅」の設置例のお話でした。
本来の業務に少しだけプラスして、「おもてなし」の気持ちと簡単なサービスを提供するというものなので、設置費用や心理的な負担もそれほどかかりません。なによりも参加者(設置者)が楽しめるということで、商店街や観光地の再活性のツールとして注目されています。
守口市でも文化施設や商店街の活性化のために「まちの駅」の発想は使える!!と思いました。
以下にセミナーの要旨をまとめてみました。
「道の駅」っていうのはよくあるけど・・・「まちの駅」って何???
「まちの駅」とは・・・人と人の出会いと交流を促進する拠点の総称です。
市街地や山間部を問わず、既存の施設や商店にも設置可能です。
① 「まちの駅」看板
② まちの案内人(常駐、兼務可)
③ 地域の情報提供
④ トイレ・休憩場所
この4つを具備していれば、誰でも・どこにでもつくることができます。
○ 「まちの駅」設置例
衰退していく地域を再生する新しい観光・産業振興策として、また、空洞化が進む中心市街地でのにぎわい創出や居場所づくりとして、特徴的な4例の紹介がありました。
(1)地域内・多施設型
① あまぎ・あさくらまちの駅・・・福岡県甘木市と周辺6町村。計54ヵ所。連携型観光戦略として機能している。
② 馬頭町の「まちの驛」・・・栃木県那須郡馬頭町。18ヶ所。中心市街地だけでなく町全体を楽しくしようとして始まった。
(2)単独施設型・・・第二市役所的な施設
① ながおか市民センター・・・新潟県長岡市の中心街にあった地上5階地下1階の旧デパートを賃借・活用した行政サービスセンター。
② 市民交流センター「ネーブルみつけ」・・・見附市の中心部の地上2階のデパートを市が買い取り、1階部分を行政サービスセンター、2階部分を駐車場として改装した。
○ 「まちの駅」の効果
1.まちづくりの参加装置として・・・まず、設置者(店主・駅長)が自分の地域に興味を持ち、まちづくりや地域の活動に参加しやすくなったこと。
次に、異業種の仲間ができ、交流がすすむこと。そして、このような繋がりが継続・拡大していくことにより地域全体の魅力が上がること。
2.いざという時に役立つ拠点として・・・第二市役所的な施設的な長岡市や見附市の場合は、市民の多様な要望や相談を受け止め、市政に反映していくための核として機能している。