ソニーはハード屋さんだから、ソフトは弱いだろうなと思っておりましたが、やってくれました。ユーザーのクレジットカード情報まで流失されて、「クレジットカード履歴の定期的な確認を推奨する」だけでは普通済まないでしょう、他の業界では。ユーザーは「ソニーなら安心だろう」で信頼して登録したのに、ダメ企業の東電みたいなこと言うな。
PS3導入時、ソフトやネットワークのつくり込みが、XB360に較べ弱いなと感じていたので、私の場合、クレジットカードどころか、個人情報はいい加減にしか登録しませんでした。
しかし、この事件、「ゲームは今後パッケージ流通からダウンロードやネット課金へ移行する」と期待していたゲーム業界関係者には冷水浴びせかけられた以上の影響あるでしょう。たかだかゲーム機如きに、クレジットカード情報や個人情報を登録しちゃいけませんね、という流れが出来ますね。
MSはソフト屋さんで、ネットワーク・システム(XB Live)も他社比では強いだろうが、やはりゲーム機にクレジットカード情報含む個人データを登録させることはちょっとリスキーだと思わざるを得ない。
XB360の場合、完全にクレジットカード情報含む個人データを抹消するには「ハードの初期化」しかないが、ゲーマー・タグ含むゲーム・セーブ・データや実績も消滅してしまう。これ以外にXB360に登録したクレジットカード情報を本体から削除する方法としては、PCからアカウントの削除か、MSのサポセンに連絡するしか方法は無いようだ。本来なら登録したハード本体で削除できるべきだろう。
SCE、PSN/Qriocityで個人情報流出の可能性 (AV Watch)
-クレジットカード情報も「可能性は否定できず」