花一輪:素のままを

私(輪子)のありふれた(以下)の日々を綴ります。
 <愛犬“花”& 娘 & 夫>との日常と雑感など。

お嬢様育ちの

2017-09-26 22:38:50 | 過去
義母(遠い昔の彼の母上様)。
昨日ブログ日記をアップして 義母の事を思い出し昨日続きで過去の事を。

義母の実家は花輪店。大事に育てられたようです。
 (多分花輪店じゃなくても子はみな大事に育てられているとは思いますが…)

彼のお父様に嫁いでくる決め手は「あの男は働き者だし金残す 大事にもしてくれる」という父親の言葉らしい。
その通りでお金も ま、成功者と言える。
そして事ある度に「あーかあちゃん、かあちゃんどうだ?」と義母の考えを尋ねる。そんな光景を何度も目にしました。
お仕事に関しては別だったと思うが、日常生活においては義母をたてていて。
そして類を見ない位義母を大事に大事にしていました。

そんな義父を見て育ったからか、彼を含め四人の兄弟たちもみな「かあちゃん、かあちゃん」と義母をそれは其れは大事にしていて…
そのお蔭かどうか彼もまた私を大そう大事にしてくれました。
なので私は感謝こそすれ とても背を向けるような事をしてはいけなかったのですが、
私の簡単なたった一つの望みを叶えてもらえなくて、、、
(未熟ゆえの行いに神が与えてくださった罰が 心の拠りどころをなくして生きる不幸せな日々なのです。)

私が手術入院をしたとき、 私が居ない間の彼のお世話を義母にお願いしました。
彼は日に何度も見舞いに来てくれて、 (看護婦さんたちは彼を無職なのかしら?と不審に思ったと思う位)
着替えた洗濯物を持ち帰り義母が洗って彼が病院に又持って来てくれて。その持って来てくれた洗濯物を見てびっくり ま~。
夏だったのですが、タオルなどがきちんと長方形に伸びてなくて脱水が終わったばかりの洗濯物を洗濯機から取り出しパシャッパシャッとしないで 
そのまま干したのか?と思ってしまう様な乾き方のタオルなどが荷物に入っていて……

それを見たときは余ほど私を憎かったか、洗濯をした事がなかったか? まさか彼が洗った?…
いくら使用人が居たとはいえ洗濯をした事ない人いるのかしら??などなど色々考えて、
私を憎くて仕方なかったのね… その日寂しい思いで夜を明かして…時は過ぎましたが。

其のあと彼が私の実家に連絡を入れてくださり両親や叔父さん叔母さん達が見舞いに来られ、私の実家の方はそういう事が派手なのでそれを予想して 
また鉢合わせも嫌だなと実家には連絡しなかったわけですが、余計な算段せずに初めから母に来てもらっていたら良かったと思いました。

実はその入院よりずっとずっと前、実家の両親が来て家の敷地の雑草取りをしてくれている処へ彼の両親が遊びに来られて鉢合わせ。
「きっとこうやって (私の)両親はしょっちゅう娘の家に来ているんだな」と思っただろうな、と。
何かいけない事でもしているようなばつの悪い思いをした事があって、入院中 実家ではなく頼られた方が嬉しいかな、喜んでくれるかななんて。
浅はかな考えで彼の実家を頼ることにしたのですが、そんな画策は見透かされていたようにも思えます。

遠く過ぎた日々の事ですが。。。