過ぎゆく時の中で・・・

自分を見つめ、一歩前に進みたくて始めたブログです。

古い物と新しい物

2011年09月29日 | 日記

それは8月のある日突然に・・・

30年も使っていた我が家のガスコンロのツマミが壊れてしまいました

お盆の前ともあって業者が連休になってしまうので

発注はお盆過ぎになりますと・・・

ふた口のコンロとグリルの三ヶ所が繋がっている為に

一ヶ所を使うと駄目になった所からガスが漏れて危険なので

ガス屋さんが持って来てくれたのはガス屋さんの個人用のコンロ。

コンロの上にコンロの状態で 約20日余り不自由な生活を・・・

でもこのコンロったら火力が強くて結構優れ物でした~(笑)

今まで何気なく使っていましたが1個しかコンロが使えないって

これほど不便だとは夢にも思いませんでした。

お湯は沸騰ポットを使う事にしても お魚もグリルで焼けないし

炒め物をする隣で煮物をする事も出来ずに少々イライラ~っと・・・(笑)

 

20日間、待った甲斐がありましたよ~。

新しいコンロが来ました~。

昔の製品は品質が良くて長く使えたらしいですが

今の製品は10年持てば二重丸だそうです。

なので・・・

今度は壊れてもすぐに替えられるようにビルトインは止めました。

 

皆さんは 今時のコンロをお使いでしょうから便利さはご存知ですよね。

私は初めて知った事ばかりでウキウキワクワク~

今は機能が満載で凄いですね~

セットして置くと沸騰すると火が消えたり

お天ぷらも温度を設定しいおくと一定の温度です。

グリルのオートでお魚を焼くと丁度良い具合に焼けます。

それにお魚を焼いた後でパンを焼いても

お魚の臭いがパンに付かないそうです。

表面はガラスで出来ていて 汚れてもすぐに落ちます。

これを考えた人、素晴らしいですよね~

まだまだ使いこなせていませんが

毎日磨く私の様子を見て主人はニヤニヤ・・・

一体いつまで続くやら・・・・というような顔をして

 

と・・・・一件落着したのもつかの間 !!

先日はヘヤードライヤーが突然壊れました。

投げつけたり蹴ったり振り回したりした分けではありません

使っていたら突然止まってしまったのです。

焦げ臭かったので慌ててコンセントを抜きました。

これも20年は使っていた物で

美容院をやっている友達からプロ使用のドライヤーを頼んで買ってもらいました。

やや重いけどパワーがあって凄く使い易かったです。

仕方ないから その日の内にエイデンで新しい物を・・・

軽くて安くて使い易いけど・・・何だかしっくり来ない(笑)

これもきっと早く壊れそうな予感が・・・大事に使わなくちゃ。

 

でも新しい物は何だか気分がいいですよね~♪

うふふ・・・殿方の「女房と畳は新しい方がいい」って少し分かります(笑)

でも古い方が味があって使い勝手も良くて丈夫で長持ちをして・・・etc

新しいばかりが良い訳ではない事も・・・もちろん分かっていますよ~。

 

 

そうそう・・・アップするのが遅くなりましたが

先日の私のお誕生日にkoumamaさんから素敵なプレゼントが届きました。

こんな可愛い熨斗紙の中身は・・・

同じ9月生まれの主人とお揃いの湯のみと敷物。

それに・・・可愛いベンチ付きのワンコの置き物でした~。

開いたら思わず「あ、ベルだぁ~」って叫びました~(笑)

koumamaさんがベルちゃんのお墓の所に置いてねと・・・

                  ↓ ここに置いてみました~。

koumama~素敵なプレゼントをありがとうございました~。

お手紙の文字から優しさが滲んでいました。

心から感謝です。


ナバホの国から

2011年09月26日 | ある意味イベント

24日の土曜日に 蓼科のお友達が趣味としている ナバホ織りの展示会と

マークアキクサさんのインディアンフルートのコンサートがありました。

このパンフレットはご主人が作ったもの・・・デザイナーさんです。

場所は八ヶ岳原村のペンションの一角にあるリングリンクホールです。

テレビで人気番組だった「レディース4」という番組の司会者で

フリーアナウンサーの小林節子さんがオーナーさんです。

リングリンクホールを拠点として色々な活動をされているようです。

コンサート前日まで東北復興支援のチャリティーコンサートの司会をされて

また数日後からマークアキクサさんと東北に向かうそうです。

 

玄関先の素敵な椅子が出迎えてくれましたよ~。

これは蓼科のお友達夫婦の合作です。

椅子はご主人が、座る所の織物は奥様の作品です。

お仕事をリタイヤした後で こういった物を作って暮らしたいとの事です。

 

入り口を入ると窓辺に可愛いカタツムリ。

 

ホールに入ると体験コーナーでは 皆さんが楽しそうに作品を作っていました。

初めて見るナバホ織りに感激・・・幾何学的模様とキメ細かな作品にびっくりです。

ひつじの毛を伸ばして糸にしてから草木で染めるようです。

下の写真はナバホ族のおばあちゃん達の作ったラグだそうです。

織物って両サイドの出来栄えが難しいそうですね。

ナバホのおばあちゃん達の素晴らしい作品に圧倒されました。

 

コンサートの前にナバホ織りの先生とメンバーさんからお話を聞きました。

荻久保先生は上田でお店と教室を持っていて富士見町でも教室を行っています。

 

その昔 合衆国の政府によって家畜による土地の侵食を防ぐ為に

インディアンの大切な羊や家畜が大量に殺されました。

金の出る鉱山や 家畜を育てる為の土地も白人に取られて

原住民も一ヶ所に集められ そこで暮らすようにと・・・

そして言葉は強制的に英語だけで話ようにと決められました。

 

ナバホ織りのメンバーで現地に行った時に

ナバホのおばあちゃんが

「母国語で話す事が出来る幸せを忘れないで」と何度も言われたそうです。

 

ナバホ織りのデザインは 天と地と宇宙を表しているそうですが

それ以外にも 母国への深い想いが織りこまれているのでしょうか。

 

さて・・・ココンサートです。

ネイティブアメリカンフルートは

インディアンフルートとかラブフルートと呼ばれています。

愛の告白が出来ない若者がフルートを使って求愛した事から

ラブフルートと呼ばれるようになったそうです。

 

マークアキクサさんの演奏は宇宙からのメッセージのような

不思議な音色と リズミカルな指の動きが素晴らしかったです。

手の平サイズから尺八のような大きな物や

二股に別れている面白いフルートで演奏して下さいました。

予定に入っていなかったアンコールは二本を使って・・・

口は一つなのに両方の笛を同時に操り凄かったです。

とても素敵な演奏に拍手喝采でした。

 

 

今、私達が普通に暮らし 生まれた時の言葉で話し

大好きな趣味と出会えたり またそれを長く続けられて

平和な生活が出来る事って本当に恵まれているんですね。

 

趣味とは言えないような趣味ですが

私は私なりに・・・

これからも大切にして行こうと思っています。

とても小さなホールで とても大きな感動と 

自分の幸せさを感じさせてくれたひと時でした。

 

追加で~す

イメージを伝えたくてマークさん演奏を探してみましたが

その日の演奏とイメージが違ったので記事に載せませんでした。

koumamaがインディアンフルートのリンクをして頂いたので

皆さんにイメージが伝わったかと思います。

koumama、ありがとう~。

 

マークさんが演奏して下さったアメイジング・グレイスがとても素敵でした。

ナバホの人達は過去に辛い想いをしながらも この曲が大好きだそうです。

マークさんのアメージング・グレイスとは少し違いますが

YouTubeで探したアメージンググレイスを聴いて見て下さい。

因みに・・・アメイジング・グレイスを作った背景は

「黒人奴隷貿易に関わったことに対する深い悔恨と、

それにも関わらず赦しを与えた神の愛に対する感謝が込められているといわれている」

ナバホの人達も同じような想いでいながらも

この素敵な曲に引かれる気持が分かる気がします。

 

スミマセ~ン余分な追加の記事でした~


秋分の日とベルの命日

2011年09月24日 | ワンコのこと

晴れた空・・・秋のお彼岸ですね。

主人とお墓参りに行って来ました。

毎度お馴染みのツリーハウス・・・コスモスが咲いていましたよ~

 それから・・・例の空飛ぶ泥船も・・・

 先日、ブロ友koumamaさんや 

オステリアmamaさんにもお墓参りをして頂いて

ベルママ家はなんて幸せなんだろうと・・・主人共々嬉しかったです。

本当にありがとうございました。

 

家に帰ってから 庭にあるベルのお墓にもお線香をあげました。

もう二年になるんだなぁ~と主人が・・・

秋分の日・・・9月23日は愛犬ベルの命日でもあります。

ベルが虹の橋を渡って丸二年になりました。

 

主人は多分、私以上に愛情を注いでいたような・・・(笑)

いつもは部屋に居るベルも時々庭の暖かい場所でお昼寝する事があると

主人は日差し避けにパラソルなんぞ・・・やりすぎだっちゅうの(笑)

 ベルにメロメロのベルパパで~す(笑)

 

一年前は、こんな記事を書きながら まだ悲しみから抜けられなくて

何かにつけ泣く事が多かった日々・・・

日は薬で 今は悲しみよりも楽しい事を思い出します。

そうそう・・・

この間主人が転た寝をしていたら何やら うわ言を・・・

ハッと目が覚めたようで「今、ベルがここを通った ?」と・・・

私ったら「うん、通ったよ なんで ?」って言いました(笑)

主人の夢では 自分の前を歩いて行って

「早く~~こっちに来て~」って言っていたそうです。

その話を友達にしたら「まだベルの所に行くのは早いよ」と言いましたが

私は違った取り方をしました。

庭の方で呼んでいたそうだから

きっとベルパパとお散歩に行きたかったのでしょう。

 

今でも主人が朝一番でベルのお墓にお水をあげて繰り返される毎日が

私達夫婦にとって今でもベルと共に暮らす当たり前の生活なんです。

 

昨日、koumamaさんから ベルの命日の事を携帯にメールを頂きました。

メールを主人にも読んで聞かせながら声が崩れて・・・(笑)

返事を打つ時には もう涙がポロポロ零れて止めらませんでした。

オステリアmamaさんからもコメントにベルの事が書いてありました。

私達夫婦は勿論ですが きっとベルも嬉しくて尻尾を振っているのではと・・・

いつも優しい お心遣いに感謝です。

 

前後しますが

用事で出たついでに 主人がドライブに連れて行ってくれました。

そこは前にベルと行った八ヶ岳の農場でした。

こ~んなに広いのに飛び回る事もしないで

隅の方をばかり歩いていたねって・・・二人で笑いながらベルの話をしました。

いつになく優しい主人にびっくりしながらも ちょっと嬉しかったです。

今でも私の心の中にいるベルに対する気持は

きっと主人も同じではないかと思います。

 

二年、三年と月日を重ねながらも

ずっと私達と一緒に生きて行くような気がします。

 


面倒な お漬け物

2011年09月22日 | パン、お菓子、その他

またまたまた・・・出遅れた記事です。

 

昨日の朝は久々に私の大好きな甲斐駒ヶ岳が見えました。

電線が邪魔ですが・・・二階から見える甲斐駒ヶ岳が大好きです。

今日はお昼前から台風の影響か雨と風が・・・寒い日です。

皆さまの所は台風被害はありませんでしたか ?

 

そうそう・・・出遅れた記事は お漬物の事です。

夏の野菜が取れる時期、ご近所さんからキュウリを頂きます。

せっかく持って来て頂くのでお断りするのも悪いのでキュウリの山が・・・(笑)

で、友達に教えてもらったお漬物にする事にしました。

それが・・・何と手間が掛るお漬物。

 

まずは材料から

 キュウリ・・・・3kg

 砂糖・・・・・・・150g

 醤油・・・・・・・150cc

 酢・・・・・・・・・200cc

 みりん・・・・・・50cc

 生姜・・・・・・・お好みで。

 鷹の爪・・・・・お好みで。

 

作り方

 1.丸太のまま沸騰した鍋の中に入れ30分(訂正3分でした)茹でて そのままの状態で冷ます。

   (大きい物は半分に切りました)

 2.冷えたら水を替え沸騰したら①と同じ事を繰り返す。

 3.冷めたらキュウリを輪切りにして水気を出す。

  (ネットなどに入れ重石を置いて30分くらいで水が出る)

 4.砂糖、醤油、酢、みりん(入れなくてもOK)を鍋に入れて沸騰させる。

 5・ギュ~~っと絞ったキュウリを④の煮汁の中に入れて煮る。

    (好みで生姜の千切りと鷹の爪を入れる)

    (あまりに過ぎなくても良い)

  ☆煮汁はびっくりするほど少ないですが大丈夫ですよ~。

ちょっと甘辛くてご飯も進みますよ~。

多めに作って冷凍して置くと結構便利です。

 

手間暇が掛って面倒なお漬物ですが

もしも来年、ご近所さんから沢山キュウリを頂いたら

是非お試下さいませませ。


時計の街

2011年09月19日 | 日記

またまた出遅れ記事です。

 

時々記事にも書いていますが・・・諏訪は時計の街でした。

諏訪精工舎を中心に子会社や下請け会社で成り立っていた街。

今は時代が変わって諏訪の街も以前のような活気はありません。

そんな街ですが何とか人が集まるようにと色々と手を尽くしていようです。

 

その一環として前にオルゴールの記事でアップしたオルゴール館や

儀象堂という時計のミュウジアムがあります。

目立つオルゴール館に対して儀象堂は細い路地を入ります。

下諏訪はかつて宿場町で こんな路地に入ると古い街並みがあります。

諏訪大社秋宮の大きな通りから1本入っただけで落ち着く雰囲気でした。

そんな路地を抜けると見た目控えめな建物が儀象堂です。

建物に入った階段には昔の柱時計が飾ってあります。

皆さんの使っていた懐かしい時計はあるでしょうか ?

二階の部屋は時計の仕組みなどの模型も飾ってあります。

私もかつて時計の組み立てに携わっていたので懐かしくてしばし眺めていました。

部品の名前も・・・とっくに忘れていると思いましたが

意外と覚えているものなんですね~。

メーカーは違いますがネットにあった時計の部品をアップしてみました。

今は随分視力が落ちてしまったので細かい部品も見えないでしょうけど

昔は地板から始まって針をつけ、ケーシングまで出来ましたよ。

 

顕微鏡やルーペが置いてあり誰でも見られるようにしてあります。

そこには懐かしい部品が・・・カレンダー部品の日車と曜車です。

新人の時にカレンダーの組み立てをしていたんですよ。

三階では時計の組み立て体験コーナーがあります。

以前は私の先輩達も体験コーナーでお世話をしていました。

 

建物を裏手に出ると水運儀象台なるものがあります。 

900年以上前の中国の天文観測時計らしいです。

小さな扉を開け狭い階段があり上がって行くと

等身大のお人形や沢山の小さなカラクリ人形が・・・。

うふふ・・・イケメンのお兄さんも下を見降ろしいいますね。

たまたまなのか日常的なのか あまり人は入っていませんでしたが

観光客が沢山入って頂けるといいですね~。

 

地元に居ても中々足を運ぶ事もなかったんです・・・

ましてや時計組み立てのOGとしては

もっと前に行っているべきでしたね(笑)

 

入社した時には まだ半分子供の私が

厳しい先輩達に指導され辛い事もあったけれど

26年もの長い間 時計に携わり色々な人生経験もできました。

今も付き合いのある優しい先輩や同僚にも恵まれ

今の私があるのは、そんな時代のお陰だったと思います。