この所 毎日寒い日が続きます。
外の温度は マイナスの世界・・・ブルブルです。
ベルに似ている 犬の置き物も 寒そうなので
こんなものを被せてあげています。
色がはっきりしないけど
一応 可愛いピンク色の ふわふわ帽子と マフラーのつもりです。
これって 買ったら サイズがイマイチだった 洋服の袖口なんですよ~
雪が降る時は ビニールを被せます。
何だか寒そうで ついつい バカな事をやってま~す。
昨日は 夕食後に どんど焼き用の まゆ玉を作りました。
普通は どんど焼きの1週間前頃に作られる まゆ玉。
我が家では固くならないように 前日に作ります。
お米の粉、上新粉だから 数日経つと お餅のように固くなります。
固くしたくない為にも この配分で・・・
上新粉に白玉粉と砂糖を入れます。
お湯を入れ 練った物を 色をつけてから 蒸します。
普通のやり方はお団子にしてから 蒸すらしいですが
私は 蒸してから お団子にします。
蒸しあがりは 熱くて・・・冷水で手を冷やしながら 丸めるます。
お蚕様の繭を 似せて作ったものが まゆ玉。
長野県は生糸が栄えていたので まゆ玉が多いようです。
大体の目分量で粉を入れますが いつも10個ずつになります。
こればっかりは 自分でも不思議~。
出来上がったまゆ玉を 柳の木に刺して部屋に飾ります。
吊るす所が無いので 取りあえずは部屋の隅に。
何と刺していたら 枝が折れていて
一枝だけ 玄関に置いて飾りました。
先週の日曜日に 子供達が集めた 締め飾りや だるま等を
竹などで組んで 役員の人達が 小屋作りをしました。
どんど焼き当日・・・今夜。
夜の6時になると いよいよ 小屋に火が入れられます。
パチパチという 音を響かせながら 勢いよく燃え上がります。
時々 パーン パーンという凄い音・・・
見ると ダルマが転がり出ています。
ダルマ君、上を見上げて何を考えているんだろう。
火が燃えている間に 厄年の人が 厄投げをします。
そんな時間になると 子供も大人も知らない間に集まって来ます。
投げる場所は ナント・・・車の荷台です。
こういう時、子供達って凄いんですよ~
だって誰が見ても 孫のいるような おばさんにでも
「お姉さ~~~ん こっちに投げて~~」 って
思わず笑ってしまいましたよ。
そんな時、事件は起きました。
友達の娘さんが 厄投げをする事になって
保育園児のマサト君が 一緒に投げたいと・・・
彼は頑張って投げていました。
ご機嫌で投げていたら 何やらママが怒っている様子。
後で聞いたら お金は最後に投げようと思っていたのに
袋に入れておいたお金を 袋のまま 投げてしまったとの事。
「どうして袋のまま 投げたの ? あれは袋から出して
あっちこちに 投げないとだめなんだよ」と怒ったら
マサト君の言いように 笑ってしまいました。
「あの袋を貰った人は きっと 喜んだと思うよ」って・・・
保育園児の智恵にも 脱帽でした。
まあ、済んでしまった事だから 許してあげてね~。
今年は厄年の人が22人もいたとの事で
子供達は 沢山のお菓子やみかん、小銭を拾い
買い物レジ袋の中にいっぱい集めて帰って行きました。
そうそう・・・焼く投げで拾ったお金は
なるべく早く使った方が良いようですね。
いつまでも取って置くと 災いが付いてしまいますよ~。
コメント頂いて 記事が途中だったと気付いたワタクシです。
やっちゃいましたね~
続きで~す。
燃えたぎる火が少し落ち着いた頃に
柳の木に刺した まゆ玉を 火の中で 焼きます。
私が厄投げの写真を撮って 遊んでいる間に
主人が焼いてくれました・・・
↓・・・主人の一部で~す
下火になったとはいえ 燃えている火の近くで焼くのは熱いです。
近所の人・・・顔を下に向けて 腕だけ伸ばしていました。
焼いた まゆ玉は ビニール袋に入れ 家に持ち帰ります。
柳の木は 火の中に放り込んで来ます・・・友達に見習って
ベルが居た頃は 焼けたまゆ玉を 少しちぎってあげました。
ベルも一年病気をしませんようにと・・・
お餅の種類ですから 歯に付くらしく
くちゃくちゃしながら それでも 嬉しそうに食べました。
今年は ベルのお墓に供えました。
締め飾りやダルマや お札を燃やした火で
焼いたまゆ玉を食べると 一年病気をしないと言われています。
書き初めを燃やして 火が高く燃え上がると
字が上手になるとも言われています。
子供達も書き初めを火の中に投げ込んでいました。
そんな風習を 継続しながら
毎年繰り広げる どんど焼きの日。
同じ地区に住んでいながら
中々 顔を合わせる事のない人にも 出会えて
挨拶が出来る 交流の場でもあります。
また来年、元気な顔が見られますように・・・
そして 厄年の人も 災難が掛りませんように・・・
ドジして失礼をば・・・