友人からメールが届きました。
高校3年から付き合っていますので50年以上です。
みかけは飄々としていますが「山男」で日本アルプスにも登っています。
最近本を読んでいません
「カズオ・イシグロ」
ノ-ベル文学賞受賞作家。来年度文化勲章受章候補。
1954年長崎生まれの日本人。現在イギリス国籍。
10/5(木)ノーベル文学賞発表
/6(金)博多駅紀伊國屋書店に、電話で「遠い山なみの光」と「日の名残り」を注文したが即日売り切れ(翻訳本でなく原文(英文)も含む)。2冊購入予約。
/13(金)予約2冊入荷。
10月~11月で読んだ本
(発行:早川書房)
『遠い山なみの光』
『浮世の画家』 ウイットブレッドに輝く著者の出世作(英国でもっとも権威ある文学賞のひとつ)
『日の名残り』 世界中で大きな感動を呼んだ英国最高の文学賞、ブッカ-賞受賞作。
『わたしたちが孤児だったころ』 2000年に発表した本書は英米で高く評価され、ベストセラ-になった。
『夜想曲集』 作家の初の短編集。
『わたしを離さないで』 2005年に発表した本書は、世界的なベストセラ-になった。現在、読んでいます。
上記の中で印象に残った本
いずれもクライマックスがいいですよ。
1. 浮世の画家
第二次大戦中に軍に協力して大家の地位にあったのに敗戦とともに没落した老画家の苦悩を描いている。
2. 日の名残り
舞台は英国。戦時中に誠意と友情からナチに協力したのが裏目に出て戦後には売国奴と罵られ、失意のうちに死んでいく貴族に仕えた、老執事の物語である。彼は、老年のいま、徹底的にわが身を殺し、恋愛 もあきらめて主人の大義に殉じた自分の人生の意味について思い惑う。
3. わたしたちが孤児だったころ
主に、1930年台の戦禍にまみれる中国・上海を舞台。父の失踪につづき、アヘン撲滅運動に熱心だった母の失踪。孤児になり一旦英国に戻り、成人して上海に舞い戻る。日本軍との市街戦。国共内戦・情報戦。戦火の中で父母を探し求める。
以上
古賀市 Y・H