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知事 「打ち上げ」と「会食」は違うの一点張り

2018年02月22日 | 日記
午後から一般質問でした。

記念オケ事業に関する疑惑について
徳島東警察署建替えについて
建設業の担い手育成について
国保の県単位化について

問いました。そのほとんどの時間を「記念オケ」に費やさなければなりませんでした。

知事はアンサンブル・セシリアの川岸氏と「会食したことがない」と先の議会の答弁で応えていましたが、その後の記者会見では、大勢で「打ち上げ」をし、その場に川岸氏も同席していた旨を述べています。
私は「虚偽答弁」だと指摘しましたが、やはり「打ち上げ」と「会食」は違うのだと、今日も詭弁を強弁していました。

また、記念オケ事業費は7年間で約10憶円余を費やしてきたと言われていますが、川岸氏のタクシー代や、記念オケにかかわる派遣職員の人件費などは、記念オケ事業費とは別のところから支出されていることがわかりました。そうすると、いったい「記念オケ事業費」はいくらかかっていたのか、すべての関係資料を議会に提出し、専門家を含め第三者による検証が必要だと指摘しました。

例によって、真摯でまともな答弁はありませんでした。

「会食」に関する部分の質問と知事の答弁は下記のとおりです。

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達田:(前略) 県民が知りたいのは、なぜ川岸氏が記念オケ事業を牛耳ることができたのか、その背景には飯泉知事の「天の声」があったのではないか、そして大切な税金がどう使われたのか、ということです

そこで知事に伺います。
まず、川岸氏との会食を否定した虚偽答弁についてです。新聞報道で暴露され、記念オケの「打ち上げ」で飲食を共にした事実を認めました。
「打ち上げと会食は違う」などと苦しい言い訳をしていますが、何の説得力もありません。どんなに言いつくろっても、世間では、それを虚偽答弁というのです。

「会食はない」とした答弁を撤回して県民に謝罪し、「打ち上げ」を含め、徳島と東京で川岸氏との飲食がどの程度あったのか、真実を語ってください。知事の答弁を求めます。


飯泉知事:先の11月県議会本議会における「会食はないか」とした答弁の撤回などについてご質問をいただいております。
通常大きなイベントや行事が終了した際にご協力いただいた皆様方に広くお声かけをし、イベントの盛会を祝い達成感を分かち合うとともに、次のイベントに向けて次のイベントに向けての意欲を高めてもらうため、打ち上げが行われることが恒例となっておりますが、これらは会食とは呼ばれないのが一般的であります。

 全国初2度目の国民文化祭の開催にあたりましては、德島ならではの工夫や取り組みをこれまで以上に模索をする中で、德島記念オーケストラを創設をし、総合フェスティバルやプレフェスティバルでの演奏など、多くの関係者の皆様方のご尽力によりまして、無事成功裏に終了いたしましたものであります。
このため、演奏家を始め多くの関係者へのねぎらいや感謝の念で「打ち上げ」を行ったものでありますが、その中のひとりとして、川岸氏も同席していたことがあったと記憶をしております。
去る11月県議会における山田議員のご質問に対しましては、「会食」の部分の趣旨が事業量が増えたことに対し音楽プロダクション側からの働きかけが「会食」という形でなされているのではないか、との背景があったとお聞きをしておりましたので、そうした意味での会食はないとの意味も込めてお答えをさしていただいたものでございます。
一般的には働きかけを目的とする「会食」は一対一のいわゆるサシで行われるのが通例であり、イベントなどの盛会を祝う形で多人数で開催をされる「打ち上げ」とは全く別次元、異質のものであり、誤解を招くことがないよう「会食はない」と誤答弁をさせていただいた所でありますので、ぜひご理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。

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こんな答弁をしなければならないのはなぜなのでしょう。