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米軍機低空飛行訓練中止を!

2015年05月26日 | 日記
5月18日には、またもやハワイでオスプレイの事故でした。
 県議団、藤元牟岐町議、中川美波町議、新居那賀町議、美浪三好市議とともに、米軍機の低空飛行訓練中止、オスプレイの配備撤回、オレンジルートにかかる自治体すべてに騒音測定器の設置などを県に求める申し入れを行いました。


申し入れ書を手渡す藤元町議
手前から、藤元牟岐町議、上村県議(隠れています)私、山田県議、美浪三好町議、新居那賀町議、中川美波町議。


私(緑の服)が趣旨説明をしています。
上村、私、山田、美浪三好市議
(写真は山田豊県議のHPよりいただきました。)

県南から県西部へ、我が物顔で危ない低空飛行訓練が行われている様子が各議員から報告されました。
特に、美浪三好市議からは、ドクターヘリなどの運行ルートと重なっていることから、安全対策が求められると訴えられました。



申し入れ全文

徳島県知事 飯泉 嘉門 殿
                         2015年5月26日

米軍機の低空飛行訓練に関する申し入れ

日本共産党徳島県委員会 委員長 上村 秀明
日本共産党徳島県議団      山田  豊
                達田 良子
                上村 恭子
日本共産党海部郡議員団     藤元 雅文
                中川 尚毅
日本共産党那賀町議団      大沢夫左二
                新居 敏弘
日本共産党三好市議会議員    美浪 盛晴


 日頃は、県民の安全・安心のためのご尽力に敬意を表します。
 私たちは、米軍機の低空飛行訓練に関して、去る3月5日をはじめ、度々中止を求める趣旨の申し入れをおこなってきました。
 また、高度200㍍の低空を時速800㌔超の高速で飛行する米軍機の写真解析結果や飛行記録などの資料を示し「墜落したら大惨事になる」と指摘してきました。
県からはその都度、「関係自治体などから連絡があれば防衛省、外務省に連絡している。」などの回答がありました。
しかし、県からの申し入れ後も、海陽町、牟岐町をはじめオレンジルートの上空において、米軍機の低空飛行訓練が行われ、凄まじい轟音が住民に不安を与えています。
米軍が徳島上空での低空飛行訓練を行ったと認めたのは、県が騒音測定器による観測結果を示すようになって、ようやく一部であるものの複数回を認めたことから、実態把握の重要性が問われています。
 また、オスプレイについては、開発段階から事故を繰り返しており、米本国やハワイでは住民の反対による中止などが相次ぎました。
しかし、5月18日にも、ハワイ・オアフ島で着陸に失敗し、墜落死亡事故が発生し、安全性への懸念がいっそう高まっています。
また、「防災訓練」「救援」としてオスプレイが飛来した先で、火災や民家の破壊などの「事件」を複数起こし「かえって二次災害を招く危険がある」と批判が高まっています。

米海兵隊は沖縄県の普天間基地にMV22オスプレイ24機を配備していますが、米空軍は2017年から横田基地に空軍の特殊作戦などに使うCV22オスプレイを10機配備していく方針であり、超低空飛行訓練も実施されるということです。また、陸上自衛隊も、2019年度から佐賀空港にオスプレイ17機を配備することが計画されています。 
 そのような状況になれば、オレンジルートにあたる徳島県上空で、オスプレイも含む飛行訓練がますます頻繁に行われるのではないかと懸念されます。
 以上のことから、以下の点を申し入れします。


            記

1、 県として、米軍機の低空飛行訓練を中止するよう、国と米軍に対して強く申し入れをおこなうこと。
2、 二年後に予定されている横田基地へのオスプレイ配備について中止を求めること。
3、 今後、県が主催あるいは他県と連携して行われるいかなる防災訓練にもオスプレイの使用を認めないこと。
4、 ① 県西部、県南部におけるドクターヘリ及び消防防災ヘリの飛行ルートとオレンジルートが重なっていると思えることから、訓練予定日や飛行ルートなどの訓練内容を、早期に関係自治体や住民に情報提供を行うよう求めること。    
  ② ドクターヘリの出動時に、中四国防衛局・米軍へ県から通報すること。
5、 県が、米軍機の低空飛行調査と高度分析を行うこと。
6、 騒音測定器を県南から県西にかけてのオレンジルートにあたる自治体すべてに設置すること。
7、 住民からの目撃情報が寄せられやすいように工夫すること。