『ねらわれた街』 あさのあつこ

　『バッテリー』、『NO.6』、『MANZAI』のあさのあつこの作品。　

　講談社の青い鳥文庫の本。。。
青い鳥文庫って、ちょうど作者名の所に帯が来るので誰の作品か見づらい。
それに挿絵が・・・イマイチ読みたいと思えないんだよね。
　図書館であさのあつこのコーナーにあったので手に取ったけど、
本屋のように青い鳥文庫がずら～っと並んだ中にあったら選ばなかったかも。

　この本を見てぴー子が「あっっ、これずっと前に読んだことある！おもしろいよ」
ずっと前って今4年になったばかりだから3年生の時！？
・・・って、この本、小学校高学年～で
ルビが振ってあるものの結構字が小さいし心理描写とかあって・・・
ま、2年生後半～3年生の時に一人でハリポタシリーズを読んで居るんだから、
無理じゃないか・・・

　中学一年の超能力少女蘭が主人公。
あさのあつこの作品では初めて女の子が主人公の作品を読んだけど、
う～～ん、（こう思うのは私が女だからかも知れないけど）
男の子が主人公の作品の方がおもしろい気がする。
・・・・でも、おもしろいよ。（どうしても挿絵が気になるけどね。)

　このシリーズは8作まで出ているので、この後の展開が楽しみ。

　あさのあつこの作品に出てくる悪人て、
全て悪と言うより、ちょっとだけ良い所（？）がある悪人が多い。
現実の人も、悪いところもあれば良いところもあると言う事でそうなのかな。

　詳しい内容はamazonのレビューで。

　私の評価は★★★★☆。一気読みしちゃったけど、
バッテリーやMANZAIに比べるとちょっとだけ。。。