ギャラクシィ日記

SF好きな主婦の・・・ガーデニングな日々。手作りも大好き。

夏休みの作品2

2007-09-25 | クラフト
 もう秋なのに夏休みの作品です。 ノ(´д`) ヘヘヘ

 以前はそれほど冷えを感じなかったんだけど
膠原病予備軍になってから酷く足が冷えます。
夏でもフローリングがとても冷たく感じて。。。
 でも、、足が浮腫むから靴下だと足首のゴムが痛いの。
それにスリッパは嫌い。。あのパタパタした感じが嫌なの。

 で、ルームシューズを作りました。
 
外側はギンガムチェックのコットン、
内側はサラサラの肌触りのリネンです。
予想よりは簡単にできました。

 フワフワと足を優しく包んでくれてとってもイイ感じです。
かなりお気に入り (#^.^#)
色々な生地で作りたくなっちゃった。



 『家にいるときはいつもルームシューズをはく。』の型紙で作りました


『竜の戦士』 アン・マキャフリー

2007-09-18 | 

 先週木曜から何かと忙しくて。。。
コメントのお返事が遅くなってスミマセンでした。

 『パーンの竜騎士』シリーズの第一作。
20年以上前に読んだものなのでこのブログではまだ紹介していませんでした。

 先日紹介したこのシリーズの第十弾『竜と竪琴師』を読んだら一作目から読みたくなり
屋根裏収納から引っ張り出してきました。

 活字がとにかく小さくて中々読み進みません。
・・・すすみが遅い原因はそればかりではなくて・・・
なんだか文章がイマイチなんです。
言い回しが「???」でもう一度文章を読み直したり、
本当は何が言いたいのか。。。ちょっと伝わってこないのよ。

 アン・マキャフリーが作家としてまだまだだったのかと思ったけど、
今読んでいる二作目はそういう感じが全くないので翻訳者のせいかも。。。
一作目だけ翻訳者が違います。
文章が直訳過ぎたのでしょうかねぇ。。。

 評価は、、、、うん、、、難しいなぁ。。。★三つ半と言うところで。
原文は★★★★★かもしれないけど。。。。

原文が読めたらなぁ。


 昨日TVで『あらすじで楽しむ世界名作劇場』というのを見たけど、
これは中々良いわ。。。
この番組をきっかけに少しでも読んでみようと言う人が増えればうれしいな。

・・・・でも、、、、綿矢りさの『蹴りたい背中』も番組で取り上げられていた。。。
これ名作???迷作!!!


夏休みの作品1

2007-09-14 | クラフト
 めっきり暑さ寒さに弱くなった私。
猛暑の今夏は家に引きこもりちょっとチクチクしていました。

 今年の春に買った雑誌の「おしゃれ時間」6号の「捨てないで端切れ」特集で
端切れを使った作品がたくさん載っています。
その中でも一目惚れしてしまったのがこれ。

「fogリネンワーク」の端切れバッグです。
材料はネットで購入できるので即注文し押し入れで暫く熟成させていました。
 ミシンでダーーッと直線縫い。
一枚ずつ縫い合わせる手間がかかるけど簡単です。

 まだ洗濯してないのでピンとしてるけど
洗濯すればクタクタの良い感じになりそう。
ホントはもっとナチュラル色を多く入れたかったんだけど
材料セットに白が結構多く入ってきて・・・
可愛くできたけど白が目立つのがちょっとマイナス点かな。


バッグを作ってもまだ小物が作れるくらい端切れが残っています。
上質のリネンの端切れが100gで735円。ちょっとお勧め。


 これも「おしゃれ時間」6号に掲載されていた作品。

 「fogリネンワーク」のリネンの端切れテープのポーチです。
20cm×14cmのペッタンコのジッパーポーチ。
テープなので端の始末をしなくても大丈夫、
テープの耳を重ねて縫うだけです。
あ、、、でもしっかりまち針で止めないとずれちゃいますけど。

 ↑のバッグの持ち手と口の補強にもこの端切れテープを使いました。
手触りも良いし中々使える奴です。
長さも端切れという割りには長くて
短いので50cm位、長いので150cm以上あります。
この材料もネットで購入できます。

100g入って735円、
リネンテープってもったいなくて中々使えないけど
これなら惜しげ無く使えます。

 ハンコを押してタグにしてもカワイイかも。
いろいろ使えそうなのでセールのエプロンといっしょに追加注文してしまいました。ヽ (´ー`)┌

 あ・・・私fogにやられたかも

『竜と竪琴師』 アン・マキャフリー

2007-09-13 | 

 ジュブナイル続きでしたが久々の海外SFです。

 「パーンの竜騎士」第10弾!待ってたよぉぉ!
・・・厚い!厚すぎます! なんと697頁。文庫なのに税抜1000円です。
上巻下巻に分けるような厚み、、、でも分けたら1000円では買えないからそれはそれでOKです。

 待ちに待った本なのでもったいなくてすぐに読み始められませんでした。
なんという貧乏性でしょう。。。ノ(´д`) ヘヘヘ
約二ヶ月熟成させ、子供達の夏休みが終わってホッとしたところでおもむろに読み始めたのでした。(*´ー`)

 シリーズ一作目の『竜の戦士』の前の時代のお話で
知ってる名前が次々登場してきます。
「ほぉぉ!この人はあの人の子供でそんなエピソードがあったんだ。。。なるほど。。だから・・」
ってな具合です。
もちろん物語としてもすんごくおもしろいです。

 この本を読んだ方は皆そうみたいですが、私ももう一度シリーズ一作目から読みたくなりました。
(今読んでいます。)
一作目の『竜の戦士』は色々な人に貸したので表紙も傷んでいるし本も赤茶けているし活字がかなり小さい。
時代を感じます。。。これ読んだのって・・・20年以上前だ!!

 そういえば昔の文庫って字が小さかったけど、
講談社文庫だけは字がちょっと大きめだし紙も良質の紙を使ってたから読みやすかったなぁ。。
それだけにちょっと価格が高かったけど。

 一作目の『竜の戦士』が書かれたのはなんと1960年代、今から40年以上前です。
今読み返してみると、ちょっと言い回しがどうなんだろうと思うところが・・・
今の作品はそういうところがないから、作家として磨きがかかったという所なんでしょうね。

 作家のアン・マキャフリーが生まれたのは1926年(昭和元年)で今81歳です。
今も息子トッド・マキャフリーと共作したりこのシリーズを書き続けているそうです。
長生きしてた~~くさん書いて欲しいな。

 あ、、、『歌う船シリーズ』ももう一度読みたいな。。

 私の評価はもちろん★★★★★★

 アン・マキャフリー、一番好きな作家さんです。(アシモフも好きだけど)


『秘密 私と私のあいだの12話』

2007-09-12 | 

 三浦しをん、森絵都、伊坂幸太郎など作家12人のA面小説、B面小説。
好きな作家さんの名前が並んでいるから思わず買ってしまった。。。

 本の裏表紙に「不思議な小説」なんて書かれている。。。。
だからぁ、↓の『真夜中の5分前 side-A,side-B』 本多 孝好で書いたけどぉ
このA面B面って語り手が変わる書き方って別に珍しくないんだけどぉ!!!

 ・・・って、このA,Bってのはどっちが初めに言い出したんだろ?
この本は2003年12月からダ・ヴィンチに掲載された物で
『真夜中の~』は2004年10月だって。。。
 
 珍しい手法でもないし、「A面小説、B面小説」を「side-A,side-B」と言い換えた二番煎じ。。。
カッコ悪・・・



 そういえばベストセラー『世界の中心で愛を叫ぶ』だって。。。。
1970年代に出版されたハーラン・エリスンのSF『世界の中心で愛を叫んだけもの』のパクリじゃん。
 出版社に問い合わせたらハーラン・エリスンの小説があるのを承知の上でこういう題名にしたんだって。
確信犯! 
『愛』とか言う短い題名なら同じでも仕方ないと思うけど
長い題名で絶対パクリ、オリジナルの題名すら考えつかないって作家として恥ずかしくないのかしら。

 これが『我が輩は犬である』なんてのだったら、パロディ扱いだっただろうに。
ホントSFファンとしては許せないところだわ。

 なので、「セカチュウ」関連の物、この人の作品は何一つ見ていません。
でも、、、私一人抵抗したところで、この作者は本や映画で大儲けしてるんだろうな。
腹が立つわ。
あ、、、大分話が逸れちゃった。。。


『ペギー・スー 』  セルジュ・ブリュソロ

2007-09-11 | 


 前から読みたいと思っていた本。
文庫化されていたので読んでみました。
 作家のセルジュ・ブリョソロはフランス人の大人気作家で
フランスのスティーブン・キングと称されるほどです。


 地球上でただ一人、悪いお化けの姿が見えるペギー・スーとお化け達の戦いのお話。
世の中の交通事故とかそういうことはこのお化け達の仕業なんだって。
 今第8弾まで出ているけど、第三弾でお化けの話は解決するので
私としてはここまででイイかな。
おもしろいけど・・・続きはいいや。。。。読みたい本が他にもいっぱいあるし。。。

私の評価は★★★★☆




『愛のひだりがわ』 筒井康隆

2007-09-08 | 

 高校の時この人の本を読みまくりました。
ひねくれた結末、どたばた喜劇。。。大好きでした。
『家族八景』、『七瀬ふたたび』とかも大好き。
そういえばTVドラマ化された『富豪刑事』もこの人だったわ。

 他の人が書いた話ならこの流れは絶対ハッピーエンドなんだけど
常にひねくれた結末を用意している筒井さんのことだから
最後まで安心して読めませんでした。ヽ (´ー`)┌
この本はジュヴナイルなのに、
かわいそうな主人公にいったいどんな悲惨な結末が待っているのって。。。

 結末は・・・・・読んでからのお楽しみ。


 私の評価は★★★★★
 


『真夜中の5分前』 side-A side-B 本多孝好

2007-09-07 | 

 一つの恋愛を男性側から書いたsidi-Aと女性側から書いたside-Bの二冊。
二冊で762円(税別)、一冊にすれば5~600円の厚さだよねぇ。
一冊にまとめれば良いものをわざわざ分けちゃってさ!(○`ε´○)

 一つの話で視点が変わるのは別に新しい手法でもないんだけどね。
すぐ思い付くのは・・・・あさのあつこの『No.6』がそうですね。
わざわざside-A,side-Bと断ったところが新しいと言えば新しいのかな。

 主人公の男性は誰からも嫌われるタイプ(ただただ嫌な奴なんだそうだ)なんだけど。
そんなに毛嫌いされる理由がイマイチ理解できない。
 もう一人の主人公の女性にしても。。。。どちらかはっきりさせる手段があるのにそれをしないで
何で悩んでいるのかが分からない。。。
「悩んでいる事」を前面に出したいが為に無理がある感じです。

 でも、ま、、、読んでいておもしろいことはおもしろいので評価は★★★☆☆


『グラスホッパー』 伊坂幸太郎

2007-09-06 | 

 今年の夏は暑すぎて。。。。ぽん太も受験生なのでお出掛けも出来ないし
家に籠もって読書とかハンドメイドとかそんな夏休みでした。

 「積ん読」だった本も大分消化できました。

 
 この『グラスホッパー』は殺し屋とか裏の世界の話。
伊坂幸太郎さん・・・おもしろいんだけど・・・暴力的な場面が多くて・・・
リアルな描写とかはないんだけど。。。
 『アヒルと鴨の~』も動物虐待が大きく関わってきた話だし。
こっちもリアルな描写と言うより「・・・・された猫」とか淡々とした書き方で。。。
そんな暴力的な行為が普通のことのように書かれていてちょっと嫌だ。


 おもしろいんだけど、なんだかそんな話の本が続くとねぇ伊坂さん。。。

 私の評価は。。。一応★★★★☆にしておきましょ。