東京国際映画祭 10月23日 香港映画祭オープニング



レッドカーペットで多いに盛り上がった香港映画ファンは、
その興奮も覚めやらぬまま、
今しがた香港の監督や男優達が通ったレッドカーペットを踏みしめ
オーチャードホールに入場しました。

主催の香港政府の関係者や観光局のエライ方たちの挨拶の後、
『鐵三角』の3監督と主演の古天樂の4人が登場。
30年来の友人である3人の監督で1本の映画をつないで撮るという、
香港初の「エクスクィジット・コープス(つなぎ創作)」スタイルで作成された作品(らしい)
それぞれのパートに干渉せずに1本の映画をパートごとに撮影すると
部分部分でそれぞれの監督の特徴が出てくるのかとても興味深い。
インタビューでは徐克監督が発案して2人に電話して依頼したとか。
徐克監督、ますます渋くなってステキでした。
林嶺東監督は最近は映画から遠ざかっていらしたようで緊張気味でしたが
「昨日は徐克監督の案内で韓国料理を楽しみました。
日本はなんといってもグルメですね。」とご挨拶。
初来日という噂も聞きましたが奥様と映画祭後も日本滞在を楽しまれたとか。
(byフリーマンさんブログ情報)
徐克監督のあとをうけての撮影は楽しかったそうです。
杜峰監督はレッドカーペットでもご機嫌でしたが、オープニングでも
楽しい受け答えとお茶目な仕草で、香港ファンの目を釘付けにしてました。
映画は最後のパートだったので結末は自分が作ればよかったのでやりやすかった。
他の2人が出来上がりの作品を見たのはカンヌ映画祭で、だったとか(笑)
古天樂は3人の監督たちに囲まれてちょっとおとなしめでしたが、
日本語で一生懸命挨拶をして、ファンを喜ばせていました。
3人の監督さんに演出されて大変だったのでは?と聞かれて、
「次はどうなるのか?どのように展開するのかと共演者と話し合っていて、
非常に楽しかった」と答えていました。

『男兒本色』の主演3人が出てきたら、
先の4人は後ろに下がって待機させられていましたよ。
大監督3人と人気俳優を立たせたまま待たせるなんて・・・と思いましたが
待ってる間中、4人は前でやってる事なんか眼中になくまたまたお茶目でした。
監督たち、ずっとご機嫌で司会の質問にもまともに答えない(爆)
乗ってきた白のリムジンにはミニバーもあったようだから一杯飲んでいたのかしら?
『男兒本色』組みもニコは司会から「パパになられた感想は?」と聞かれて
「ソノコトハカンケイナイネ」と日本語で笑ってかわしてましたし、
ジェイシーは香港の良いところは?という質問に、
「よくわからない」と答えて司会を慌てさせてましたが、
ジェイシーは香港で育ってないからしょうがないのよ。
ショーンには男優さんたちの中でライバル意識というものはあったのかと聞かれ、
撮影前から仲が良かったので撮影中は皆で楽しめるようにしたと答えていました。

7人揃ってからの質問は結構難しい質問でというかみんな質問を聞いてないです。
まともに答えたのは何人いたかしら?
翌日の朝の情報番組ではジェイシーパパのうちに行ったら?
なんてニコが答えているのが流れていましたね。
ショーンがきれいにまとめて香港セントラルのランカイフォンで
よく映画撮影をしているのでお勧めですって言ってました。

最後はカウントダウンでお茶目な監督たちに負けじと
『男兒本色』はマイクを囲んで歌いだすなど盛り上がって終了。
楽しい楽しい、香港映画ファンにとっては夢のような時間をすごす事が出来ました。



ホールロビーに設置された「Discover HongKong com.」のボード


レッドカーペットの動画はこちら

オープニングでの『鐵三角』組のインタビューの動画はこちら

『男兒本色』のインタビューとカウントダウンの動画はこちら

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