レスリー・チャンコンサートレビュー#15 85百爵張國榮夏日演唱會MC訳その5 管理人のあれこれ

管理人から
ブログ本文は10000文字までしか記事にできませんので
あれこれ追加ができなくて、別記事になってしまいました。
読みにくいでしょうがご了承ください。

◆張國榮、陳百強、鐘保羅の共演作といえば
喝采」「失業生(青春の光と影)
 また、張國榮、陳百強の共演作といえば
聖誕快樂
 張國榮、鐘保羅の共演作といえば
鼓手(愛しのドラマー)」「衝撃・21

公開順では
喝采【80年】、失業生(青春の光と影)【81年】、衝撃・21【82年】、
鼓手(愛しのドラマー)【83年】、聖誕快樂【84年】になります。

張國榮的電影世界1 より  (cheunjiさん 訳)

<失業生>より

レスリーは、この映画の撮影後、これがダニーとの最後の共演になると告白している。
理由は、二人のイメージがあまりにも、似通っていて、観衆の取り合いをしたくない、
各自で活路を探し、自分の実力がいかなる物か試してみたいからだという。

ダニーはアメリカで活動したがっているし、二人が再び共演するチャンスは
更になくなっていくだろう。
:::::::

<聖誕快楽>より

監督高志森(クリフトン・コー)は、撮影時の内幕を暴露している。
映画の中で、ダニーチャンと一緒の場面に出ているレスリーの姿を、
多くの人が見たと思うが、これは吹き替えである。
これは、レスリーが時間に間に合わなくて身代わりを立てたのではなく、
その実体は「因縁話」なのだ。

この二人の勢力は、当時水と火のように、相容れないものになっていたし、
二人とも一緒には出演しないと明かにしていた。

高志森は笑いながら話してくれた。
”導火線になったのは、ダニーが化粧をしてDiscoに行ったことなんだ。
皆に綺麗だと誉められて、誰かがお化粧してるのか?と聞いたんだ。
ダニーは、なんで俺が化粧なんか、、、と答えたんだけど、
レスリーがバラしてしまった。
指でダニーのほっぺをなでて、テーブルクロスで拭いたら、
クロスにファンデーションがついたんで、これは何?って聞いたのさ。
この後、二人は口を聞かなくなった。”

この内幕話はレスリーが高志森に打ち明けたことだった。
反目のいきさつは確かに興味深い。まるで、子供の泥仕合だ。

映画の中で二人が同時に出演する場面が必要になり、
レスリーは別々に撮ることにした。
ダニーを撮っているシーンでは、レスリーの身代わりが、
レスリーを撮っているシーンでは、ダニーの身代わりが演じた。

映画の最後で、集合写真を撮るシーンがあるが、どうやっていたのか?
レスリーは酒に酔っている設定で、
カメラに背を向けて、頭を垂れて眠っていたのだ。
高志森は、よくこんな撮り方を思いつくものだ。

以上の撮影秘話はこちらにも記事がでています。
ここでは昏睡状態のダニーをレスリーが見舞ったという話もありました。
こんな話や85年演唱會での二人の会話を知ると
性格の違いによる行き違いがあったものの、友情は変わらず
続いていたのでは?と思わずにいられません。

◆サイバーワールドの85年演唱會記事

撮影の合間でしょうか?暑いのかレスリーが扇子を持っています。































◆余麗珍、李香琴、嘉玲
余麗珍
李香琴
嘉玲は1950年代から60年代にかけて人気のあった香港の女優さんで
謝賢ともたくさん共演しています。
現代物に多く出ているようなので、垢抜けていたところが
陳百強のイメージだったかもしれません。
引退してタイに住んでいるらしいけど時々は香港で映画にも出たり、
映画に関する座談会などにも出ているようです。

※作品集はこちらです。
※LLにもレスリーと嘉玲についてのこんな記事がありましたよ。
仲が良かったのですね~
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
多謝! (yuyu)
2006-10-22 16:49:46
85年演唱会MC訳、とうとう終わってしまいました。お疲れ様でした。亜美さんcheunjiさん、ありがとうございました。

今回の、ダニーとのやり取りは、とても気になっていたので嬉しかったです。

同時の二人の関係も知りたかったので感動ものでした。

アイドルでライバルだった二人、なかなか難しい関係だったようですね。
 
 
 
yuyuさん (亜美)
2006-10-23 18:26:16
コメントありがとうございます。

そう、やっぱり85年演唱會でのハイライトはやっぱりダニーとのやり取りだったと思います。

cheunjiさんもここを訳すのは大変だったと思います。いっぱいベテランの香港女優さんの名前が出てきますし。

私としてはライバルだけど、友達でもいたかった二人ではなかったのかと思いたいです。
 
 
 
ここまでたどり着きました (きな粉)
2008-07-08 14:53:49
なぜか今頃になって、レスリー迷デビューしました。
本当に我ながら不思議です。
影迷から入って、自分は歌には手を出さないだろうと思っていたのに、気がつけばいつの間にかCDなど買い揃え始めておりました。
大人のレスリー(95年以降っていうか)だけで十分と思っていたのに、あれよあれよとYoutubeなどで85年や86年などの演唱会の字幕など無い映像をみつけてしまい、若いレスリーにうっとりしつつもこのマシンガントークをどうしたものかと途方に暮れていたところ、こんなにすごい力作なページにたどり着き、感激しております。

これから、亜美さんのページの端から端まで掘り起こし熟読し、古い日記にもコメントさせてもらってイイですか。
がんばります。?!
 
 
 
きな粉さん (亜美)
2008-07-09 09:39:28
コメントありがとうございます。

レスリー迷デビュー、おめでとうございます。今が一番坂道転げ落ちてる頃ですね。みんな通ってきた道です(笑)頑張ってください。

ブックマークを外していましたが、実はこのブログには前身の「亜美的時間」というのがあります。今日ブックマークをまた復活させました。こちらに最初の頃のアルバムレビューや映画のレビューもありますので、そちらも見てください。ただし編集訂正ができないのでLINK切れしてたり、画像なくなっていたり、SPAMコメントが入っていたりしていますのでご了承ください。現在「2」に移行途中なのですが、なかなか進んでいません。こちらの移行作業も頑張ります。

これからもいつの記事でも構いませんのでどんどんコメントください。楽しみに待ってます。
 
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