東京国際映画祭2007  10月20日 『光陰的故事』

 

いよいよ東京国際映画祭が開幕しました。
なるべく日付を追って、見た映画の鑑賞など
エントリーしてみたいと思ってますが、
初日3本から始まってかなりハードなのでまず心配。
更新滞るやも知れませんがご了解を。

さて一本目は『エドワード・ヤン追悼特集』から
「光陰的故事」の上映に先立ち、
台北駐日経済文化代表処の許世楷・代表が舞台挨拶。


光陰的故事 IN OUR TIME
1982年 106分
監督:陶徳辰(タオ・ドゥツェン)/楊徳昌(エドワード・ヤン)/柯一正(クー・イチェン)/張毅(チャン・イー)
プロデューサー:ミン・チー、
脚本:陶徳辰/楊徳昌/柯一正/張毅
出演:張艾嘉(シルヴィア・チャン)/李立群(リー・リーチュン)/藍聖文(ラン・ションウェン)/張盈真(ジャン・インチェン)

第一話「小龍頭」
監督:陶辰
出演:藍聖文

第二話「指望」
監督:楊昌
出演:石安妮、張盈真、孫亞東、劉明

第三話「跳蛙」
監督:柯一正
李國修

第四話「報名上來」
監督:張毅
演員:李立群、張艾嘉

台湾ニューウェイブの出発点とされる作品。
四話からなるオムニパス作品で、エドワード・ヤン監督作品は
第二話の「指望」

話は四話とも独立したストーリーとなっていますが
主人公と目される人たちは一話から段々と成長し、大人になるまでの話です。

エドワード・ヤン監督の第二話「指望」は
思春期の女の子の自分の気持ちや体の変化に戸惑いながら
少しずつ大人に近づいていく、というような成長物語。

印象的だったのは、自転車の練習を切望していた小柄な眼鏡の少年が
「乗れない時は自転車に乗れたら、どこにでも行けると思っていたが
いざ乗れるようになると、それは間違いだった」というセリフです。

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