BIQUBX エクストルーダー詰まった

2023-12-25 21:04:22 | 3Dプリンター
アンプケースのプリントしていたのですが、最初の4層程度で停止していました
どんなエラーが出たのか分からなかったので再立ち上げしてノズルを加熱してフィラメントを押し込もうとしても
入っていきません 逆に引っ張ってみると簡単に抜けてしまいました もう一度差し込んでも送りギアに嚙みこまずに
入りません 

ノズルが冷えるのを待って分解します

冷却FANの取り外し

配線の写真を撮って基板をとりはずします

基板の下に本体の取り付けネジがあります

FAN側のねじを外すと分割できます

モーターのギア

フィラメントの送り側を開けてみると・・・・ 真っ白

送りギアでフィラメントを削ってしまったようです

掃除をすると・・フィラメントが押し込まれる側に削れてギアの形になった白い物体

ノズル部分の固定ネジを緩めて外すと削れたフィラメントがしっかりと見えます

フィラメントを引っ張っても取れないので半田ごてで加熱して取り除きました

結局フィラメントが詰まった原因は分からないままですが清掃グリスアップして再組立て

基板を取り付けてコネクターを差し込もうとしたら…ヒーターの線の一本が切れていました

これが詰まりの原因でしょうか・・・ ヒーターが断線して温度が上がらなくなるとエラーで止まるはずですが・・・
止まる前にフィラメントを削ったのかもしれません
切れた配線を復活させます
丁度同じコネクターがありましたので、そのピンと配線を利用します

ピンを取り外してヒーターの配線と繋ぎます

半田で接続して熱収縮チューブで絶縁

配線を接続して組み立て、本体に取り付けます

エクストルーターがテーブルに立てして直角になるようにブロックを置いてネジを締めて固定します

ノズルを加熱してフィラメントが正常に送られることを確認して修理完了です



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3Dプリンター用 フィラメント PETGの設定

2023-09-01 13:19:13 | 3Dプリンター
PETGフィラメントでスピーカーBOXを作成しました
フィラメントは殆どPLA+を使用しているので設定は簡単で失敗もなく造形できていました
今までも時々PETGは使用していましたが、小物ばかりでしたので問題が発生したことはありませんでした
今回 100mmx100mmx70mm(外形)の大きさを作ったところ積層面に沿ってヒビが入ってしまいました




240℃80℃であとはPLAと同じ設定   ヒビはABSで散々苦労した覚えがありますので
とりあえず冷却FANを0%にしてやり直してみました
試しに裏蓋を造形

塗布面に光沢が出て綺麗です FAN100%の時は白くくすんでカスの様なものが出来ていましたのでとても良い感じです
気をよくして本体を造形してみました 約25時間(0.4mmのノズルなので・・・)

今度はヒビの発生はありませんでした

安物のブルートゥーススピーカーを分解して組み込んでみました

外付けのアンプも使用できるようにターミナルも用意してあります

スピーカー径が40Φ 容積0.5L ダクトは約160Hz程度にしてみました
ダクトは調整できるように長さの異なるものを用意しましたが、結局最初の160Hzのバランスが良いようです

オリジナルの箱から比べると低音もでてよくなりましたが、スピーカーユニットが安物なので箱を変えても
やはり安物の音でした・・・・ (アンプも同じものだし・・・)





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Creality Ender 3 S1 Pro 3Dプリンター XYZ軸再調整

2023-01-21 09:18:25 | 3Dプリンター
昨年購入したCreality Ender 3 S1 Pro 3Dプリンターですが、最近造形物の表面に段がつくようになってきましたので
XYZ軸のローラーの再調整しようとしたところ、ナットの締め付けがとても硬かったり、途中までしか締めることが出来ないものがあります
そこで分解したところ・・・

ネジの先端部分が変形しています ナットが食い込んだようなのです

別の5mmのネジにナットに入れてみると問題なく締め付けることができるのです
それで・・・オリジナルの黒いネジのピッチと径を確認すると・・・なんとインチネジ!!
インチとミリが混在している状態なのです 
すべてミリの物に変更して再調整したところローラーはガタツキもなく動くようになり 造形物の表面の段付きも解消しました
やはり、この手の商品は購入後全部分解してから洗浄、再組立てというのが鉄則なのでしょう


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BIQU BX X軸ベルト交換

2022-08-19 15:45:37 | 3Dプリンター
注文していたベルトが届きましたのでX軸を交換しました

ベルトが届くまでひと悶着ありました・・・ アマゾンに注文して配達はチャイナポストからJP日本郵政なのです
ポストに配達完了とラインに連絡がきたので見に行くと、共同ポストにも部屋のポストにも荷物が入っていません
JPに問い合わせると、配達はしたのでアマゾンに聞いてくれ・・・とのことでした
過去にも間違い配達があったので調べて見ても配達されていません
水掛け論になりますので、別のものを注文 こちらはヤマトの宅急便でポスト投函 これはちゃんと届きました
ヤマトと佐川はいままで一度も誤配達、未配達はありませんがJPは二回目です 
再度、未配達の物をもう一度注文してJPがちゃんと配達するか確認します(結果は一週間後です)

X軸のパーツを分解 下側のローラーは偏心シャフトになっていてガタの調整ができます

新しいベルトを古いものと同じ長さに切って、端末処理をします (電工用のスリーブを使用)

再組立てしてベルトがフレームに接触しないように位置調整を行います

ベルトが白色なので判別しやすい

古いベルト ベルトの一部が毛羽立っていました

Y軸も交換しようと思って分解してみると ベルトは全く痛んでいないので交換は中止
正しステージにガタが出ていたのでローラーの調整を実施

右側は固定

左側が偏心シャフトになっています

X軸の偏心シャフトと少し構造が異なり、調整後にナットを閉めて固定する必要があります
この時にずれ安いので、ワッシャーを追加しました


これで、かなり調子が元の状態に戻ってきました でもまだ何か完全では無いようです・・・







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BIQU BX 造形不良

2022-08-08 09:47:21 | 3Dプリンター
FLSUNのダイレクトエクストルーダー化がそこそこ上手く行って喜んでいたのもつかの間
今度はBIQU BXの造形がおかしくなってきました

左側がまだましな状態 右側がもうダメダメな状態
小さな3本の柱がずれまくっています
購入後メンテナンス無しで1kgのリールを10本以上つかいましたのでそろそろオーバーホールと思っていた矢先でした
オーバーホールと言っても各軸の清掃、エクストルーダーの清掃ですけど・・・

①エクストルーダーの分解清掃

中身はそれほど汚れていませんでした
少したまったゴミを取って、再組立てで終了

ノズルを外してみると、こちらは内部がかなり汚れています 樹脂の炭化したものが詰まっています
エクストルーダーの内部の清掃と新品のノズルに交換しました
②XY軸の分解清掃
X軸のテンション調整部 プーリーが斜めになっていてベルトが乗り上げています

分解してみるとプーリーはフランジ付きベアリングを2個重ねた構造
フランジの高さが少ないし、幅が2個合わせても6mmのベルトはぎりぎりの状態
斜めになっていると簡単に乗り上げてしまいます

Y軸のテンション調整部のプーリー こちらはフランジの高さがある部品を使用

・・・・Xもこの部品にして欲しかったな
同じような部品をアマゾンで注文(注文した翌日に届きました)


③Z軸
スクリューシャフトを清掃して注油

◇X軸のベルトがこすれて痛んでいるので新しい物を注文しましたが、届くのに1週間以上掛かるので
とりあえずそのまま使用することにしました
ベルトを外して清掃した再組立て
エクストルーダーのフレームにベルトを挟む構造ですが、挟む位置を調整してフレームに干渉しないようにします

モーターのプーリーを調整してフレームと干渉しないようにします

テンショナーのプーリーが斜めにならないように、プーリー受けを少しまげてから新しいプーリーを
組み込みます
テンションを調整して終了

同じものを造形して確認
ベルトが痛んでいる為か少し変形している様に感じますが、ほぼ綺麗な形になりました


※新しいベルトに交換してどうなることやら・・・・楽しみです

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