射るような光

心の澱を捨てながら時々音楽話 特にヘヴィ・メタルとプログレの日々

きれいな

2017年07月06日 | 覚書(詩)
きれいな言葉が苦手です

きれいな所を避けてきたから

本当は好きなのに
好きとは言えないでいたら
きれいな場所には
居場所がなくなっていました

捻くれているのかと自分を見つめたら
捻くれていたのは
そこに群がる人だかりだった

きれいな場所に行けば
グレードが上がったような気になっている

もしかしたら
それを遠くから眺めている私は

ただ憧れを深めているだけなのかもしれません

お金を探しあてるのが
うまい人と
勝手にイコールにしていたのかもしれません


いつかの
朧ろ気な記憶ばかりが
頭を横切っていくんです

影絵の幻想の様に


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