射るような光

心の澱を捨てながら時々音楽話 特にヘヴィ・メタルとプログレの日々

奇跡の起こし方

2017年06月15日 | 覚書(詩)
もっと大勢の人に
見てもらいたい
聴いてもらいたい
読んでもらいたい


ならば
大勢の人に共感し
その想いを伝え
その中身を自分のものとして
寄り添っていたのだろうか
心から
楽しみ感動し
それに感謝を捧げたのだろうか

相手に伝える時でさえ
自分の思い描く通りの応えを
期待していたのではないか

ただ 素直に愛したのだろうか

してほしいことを
していたのだろうか

全てはwin-win
それしかない

違うのは
winのみの気持ちだけ

等価交換は常に無償で無ければ
自分には還らない

何かを期待して
求めれば
応えがあるのではなく
何も期待せず
すぐそばの
名前も知らない
誰かに
命に応えれば
違う方向から
応えが還ってくる

願いを念いに変換していけば
奇跡は起こる

ただ念う
願うだけでは人も事象も見えてこない
念わなければ
何も見えない

大勢の特別になりたければ
大勢の気持ちを自分のものとして
念え

一人の特別になりたければ
停滞してはいけない
独りよがりも
寂しさも
苦しさも
全て味わい尽くし
黄金にして相手を包み中に入れ

全ては念うように回っている

知りたい事の答えは
全ての人の想いの中にある



ランキングに参加しました ↓



創作詩ランキングへ