dancyu

１０年以上前から「dancyu」という雑誌を愛読しています。
とにかく料理に関わる本当のプロフェッショナルの人達の作る料理しか載っていない雑誌で、それは高級料亭だとかイタリア料理だとか近所の小さな定食屋さんとかものすごく美味しいりんごを作る農家だとか分野は関係なく、「とにかく美味しいもの」という基準だけで成り立っている雑誌なの。
それはとても美味しそうで、シンプルでまっすぐで潔く美しいなと思うわぁ。

その雑誌を読んでると、何年も何年も毎日同じチャーハンだとかケーキだとかを「もっともっと美味しく。」という気持ちだけでその日の天気だとか経験に基づく五感を総動員して料理を作ってる本物のプロの人達が世の中には沢山いて、しかもその努力家の天才達がそれでもまだもっともっと美味しい物を作るためにしのぎを削っているという現実にビックリするのです。
すごいよね？というかそれが当たり前なの？

いやぁーちゃんとせねばと思うのでした。