小さな子どもが住んでる世界は、たとえて言えばケーキみたい。
ふわふわのクリームがいっぱいつまっていて、いろいろなフルーツがちりばめられていて。
特別なごちそう。
とっておきのお楽しみ。
とても甘くて、とても濃厚。
とってもおいしいから夢中で食べてしまうけど。
でも、気をつけて。食べ過ぎるといきなり胃もたれ。
もう、うんざり、見るのも嫌。あっちに行っちゃえ!てなことになる。
そしてところどころにかくれているのが、要注意の唐辛子。
うっかり噛んでしまった日には、びっくりするほど辛いんだ、これが。
ところで、幼児期がケーキにたとえられるなら、老年期は和菓子に似ていますね。
すごく欲しいとか、いますぐ食べたいとかはあまり思わないけれど、食べてみると、昔ながらのほっとする味。
いつ食べても変わりなく、心をなごませてくれる味。
お茶をすすって、ほっこりするも良し。お抹茶とともにいただいて、気分を落ち着かせるも良し。
地味だけど、飽きない。味わうほどに深さがまして、長く続いているものはやっぱりいいなあって、しみじみ思う。
上等な和菓子みたいな老年期、私の理想です。
その間にはさまれた年代は、ばりばり食べてる主食の時期かな?
生きて生活するために、肉や脂をしっかりとってがんばってる時期。
野菜も忘れずに食べようね~。
ブログのタイトルになってる「甘辛」は、こんな気分でつけました。
おまけのひとりごとでした