komaの こまごまひとりごと

気が向いたときに更新しています。ただいま「歌の力」カテゴリ工事中。すみません。

ゆっくりタイプが料理をすると・・・(料理ができない 1)

2013年04月30日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

 前回のテーマ「時間がない」で、手が遅い人の「皿洗い」についてを引き合いに出しました。

 ところがところが。皿洗いなんぞよりもずっと重要、かつ深刻な問題が、主婦には立ちはだかっているのです。


 それは、料理。

 
 料理。
  主婦である以上、必ずしなければならない家事の代表格。
 てきぱき手を動かさなければできない作業の、オンパレード。
 同じ動作のみを繰り返す皿洗いとは、段違いのハイレベル。


 冷蔵庫から食材を取り出し、棚から調味料を取り出し、洗い、皮をむき、きざみ、あまった材料を冷蔵庫にしまい、ゆでたり煮たり、焼いたり炒めたり、レンジにかけたり、味付けしたり、器に盛りつけたり、おぜんに運んだり。

 これら一連の動作のひとつひとつにかかる時間が、スピーディーに動く人にくらべて、たとえば1分ずつ遅いとしましょう。
 上にあげた動作の数14。
 主菜、副菜、汁物と三品作るとすると、遅滞時間は14×3で42分。
 ほーら、単に1分遅いだけでも、完成までには40分以上もの差が・・・。

 
 いやいや、その計算はヘンじゃない?
 料理なんて、二、三品なら同時進行で作るものなんだから、そんなに時間かかるわけないし。


 ・・・と思った、そこの奥さま(いきなり奥さま)。
 あなたは立派なお料理上手です!
 だって、手の遅い人間に、同時進行という作業は至難のわざなんですよ。
 最初は同時にするつもりでスタートしても、なぜかだんだんずれてきて、おわったときにはちゃーんと品数分の時間がかかっているという・・・。

 
 それに同時進行だと、途中で幼児による邪魔がはいったときに、すべて同時にストップしてしまいますよね。
 私の場合、それが嫌で・・・一品だけでも完成させておきたくて、わざと同時にしないやりかたをとったりもしていました。
 が、今になって考えてみると、やっぱりアホでした・・・。
 そんなことしてるから、いつまでたってもできあがらなかったんですよね。


 さきほど書いた42分ですが。
 子育て中のママにとって、「40分以上」という時間は、すごく大きいと思うんです。
 ていうか、たいていのママさんたちは、40分くらいで夕飯の用意をしているんじゃないかなあ。
 子どものお昼寝中に、夕飯の下ごしらえをしているママさんたちは多いと思いますが、子どもって案外まとまって寝てくれませんよね。
 悪い夢でも見てるのか、急に泣いたりぐずったりすることもあるし。

 テレビとかビデオを見ているうちに・・・という場面も多々ありますが、これがまたうまくいかなくて。
 15分くらいはおとなしく見てるけど、あっさり飽きてしまったり、「いっしょに見よう」という強引なお誘いがあったり。

 まあ、どかーんと2時間寝る子とか、好きなテレビに集中できる子とか、かなり個人差があるとは思いますが・・・。
 でもやっぱり、ママが安心して別のことに集中できる時間って、30分くらい?
 あとはオプションと思っておいた方がいい感じですよね。


 ちなみに、私がすごくあこがれてしまうのが、対面式のキッチンです。
 あれなら、子どもと顔を見合わせたり、おしゃべりしたりしながら作業できるから、いちいちリビングに行って相手したりしなくていいと思うんですが・・・。
 実際はそうでもないのかしら?
 ちょっと気になるところです。

 

            こんな話ですが続きます    

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時間がほしいというけれど(おまけのひとりごと 2)

2013年04月26日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

 忙しくて時間がない時、子どもが一人で遊んでくれたらどんなに楽だろうって、切実に思ってました。
 うちのボクたちは、一人遊びというものがほとんどまったくできなくて、
 「10分でいいから、一人でいてよ!」 と何度心の中で思い、実際にも叫んだことか。

 7歳の冬坊は、3歳児のころはそりゃもうひどいものでしたが、さすがに5歳のおわり頃から、一人で遊ぶ楽しみを覚えたらしい。今じゃ、自分から別室にとじこもったりしています。
 とじこもって何をしているかと言えば、居間でやってるのと同じテレビを見ているだけだったりするんですが、一人でいる、ということが、彼には重要なことみたい。
 今5歳の夏坊は、兄よりは少し早く、4歳の頃から一人で遊べるようになってきたかな。といってもその日の気分で、全然ちがうんですけどね。

                       

 「一人で遊んでちょうだい」って、何度も何度も言っているけど、じゃあ、子どもが一人で遊べるようになったら、どうなるの?
 なんと、次は、
 「遊んでばかりいないで、宿題しなさい!」って、言わなきゃいけなくなるのです。

 時間がほしい、急いでしなきゃいけないことが山のようにあるんだからって、いつもいつも思ってるけど、じゃあ、子どもが大きくなって時間ができたら、どうなるのかな?
 その時は、「急いでしなきゃいけないこと」自体が、今よりずっと減っているかも。
 今みたいに、焦って家事をする必要は、もうそんなにないかもしれない。

 時間ができたらあれもしたい、これもしたいって、いっぱいいっぱい考えてるけど、いざ時間ができたとしたら、本当にしたいことなんて、実はそんなにないんじゃないの?
 だって、学生時代がそうだった。
 あんなに長い夏休みを、結局何もしないで過ごした。
 休みに入る前の試験中は、あれもこれもって思っていたのに。

 時間は無限じゃないってこと、あのころと違って、今ではちゃんと知っているはず。
 大丈夫? 私。
 心構えは、できている?

 

                    おまけのひとりごと。ありがとうございました

                                        

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入浴までの長い道のり(実録☆時間がない)

2013年04月25日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

 それは、ある日の夕方の出来事。


 二人の子どもを入浴させようと、例によって焦っている私。
 特にその日は夏坊がお昼寝していなかったので、早く寝かしつけないと、明日の幼稚園にさわりがある。
 早く寝かせるには、早くおふろにいれて、早く夕食をすませないと・・。

  という思いを胸に声をかけても、冬坊は遊びに夢中。
 幸い、数回目の呼びかけで夏坊が反応して、珍しく自分からおふろ場にダッシュした。
 はいる気まんまんで洗い場におりる夏坊。
 まあいいか、二人一緒じゃなくても。この際、一人だけでも先にいれちゃおう。

 「ぼく、おふろはいる!」
 「えらいな~、夏坊! おにいちゃんは来ないのに、ちゃーんと一人でおふろ場に来たね」
 「ぼく、ぼくはおふろにはいります、って、かみにかく!」

 え??
 だって、もう洗い場におりていて、おふろのふたも開けてるんですよ? まだ服は脱いでないけど・・・(はだかで戻っていくことも、多々あり)

 耳を疑う母をよそに、居間に走ってゆく夏坊。
 マジック片手にカレンダーの裏紙を取り出し、床に広げて、
 「ぼ、く、は、お、ふ、ろ、に、は、い、り、ま、す」
 呟きながら書こうとするけど、当然、3歳児は字なんてろくに書けませーん。
 「ぼ」
 ヨロヨロ~っとマジック動かし、
 「あれ・・・?」

 仕方なく、「あいうえお表」を出してあげる母。
 さっさと風呂場に戻らんかい。
 そう叫びたいところだけど、ここで夏坊が機嫌を損ねて入浴する気をなくしてしまったら、元も子もない。耐えるのよ、koma!
 でも、夏坊が書こうとしている文章、長いんですけど・・・。

 ようやく書き終わって、再度おふろ場に向かう二人。
 すると今度は、冬坊もいっしょについてきた。
 シャワーをじゃーじゃー出して、遊び始める夏坊。でも、冬坊もシャワーで遊びたい。
 兄の権限により、弟からシャワーヘッドをぶんどる。

 「ギャーっ!!」(夏坊の泣き声)
 「冬坊! 返してあげなさい!」
 「・・・・・」(冬坊、無言の抵抗)
 「ほら、早く。ちょっとでいいから!」
 「・・・・・」
 「おふろ、はいらない。でるでる~っ!!」(夏坊のわめき声)
 「あーもう、わかった。今日はおふろ、なし!」

 ・・・・・入浴、3分で終了。
 ここに至るまでの所要時間、30分。
 しかも、おしりすら洗えずに終わったって・・・。
 いったい何なの、この30分!?

 

                おわり。書いてみると、マンガみたいで面白い 
         ですね。当日はかなりアタマにきましたが(笑)

 

 

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ゆっくりタイプが子育てすると・・・(時間がない 3)

2013年04月23日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

 さて、ここからはちょっと個人的な事情による「時間がない」というお話を。

 
 個人的事情。それはつまり、私自身がもともと「トロい」ということ。
 うーん、自分で言い切るのも悲しいものがありますが・・・。


 私って昔から、手の遅い人間なんですね。
 良く言えば、おっとりおだやか。でも悪く言えば、とろい。
 手の遅い人間が家事をすると、当然ながら、手の早い人の倍の時間がかかります。
 で、そこに子どもが加わると、これも倍の時間がかかる。
 相乗効果で二倍、三倍、四倍・・・あらら?

 時間がないと嘆きつつもキビキビと家事育児をかたづけて、なんとかフリータイムを確保しているママさんたち。
 きっと世の中には、いっぱいいると思うんですよ。
 そういうかたたちは多分、子どもがいない時から働き者で、キビキビ動いて、かしこく生活していたにちがいありません。


 ちゃっちゃと手を動かし、仕事を片付け、動いてないと落ち着かないわ、というタイプ。
 思えば学校でも職場でも、そういうタイプはかならずいたし、幼稚園の保護者会でも・・・いるいる、もれなく何人か。
 あんなふうになりたいものだと、つくづくあこがれてしまいます。が、真似しようにも、これがなかなか・・・。

 以前、つとめていた会社で、お昼を食べていた時。
 大人数でお弁当を食べていたんですが、食べるのが早い人と遅い人って、歴然とわかれていました。
 で、早く終わった人が、遅いグループを観察して曰く、
 「おはしでごはんをすくってから、口にもっていくまでが遅い」
 そ、そうだったのか! 
 なんで早く食べられるのか、つねづね不思議だったけど。
 かむスピードだけじゃなくて、動作の根本からして違ってたわけね。納得!

 ピアノを習っていたことがあるんですが、園児たちが弾いているのを見ると、どんどん速く弾く子と、ゆっくりゆっくり弾く子がいる。
 速く弾く子に、雑になるからもっとゆっくり、と言ってもなかなかできない。
 逆に、ゆっくりな子に、間延びするからもう少し速く、と言っても、やっぱりできない。
 個人個人で、心地いいスピードってのがあるんだなあ。
 これはもう、生まれもっての体質の領域?



 これを主婦の皿洗いに当てはめますと。
 時々、自分の手がすごくゆっくり動いているのに気づいて、はっとする私。
 あわててスピードアップするけど、しばらくすると、またのんびり状態に・・・。
 あ、一応弁解しておくと、会社での仕事ぶりまでがゆっくりだったわけではないんですよ(多分)。
 お客様や営業さん相手の事務員でしたが、遅いことでクレームがついた経験はほとんどありませんでした。
 もちろん、素早くはなかったけれど、人並みにはできていた・・・と思いたい。
 

 ところが、家にいるとできないんですよね。
 気持はすごく焦っていても、仕事をしていた時の半分のスピードしか出せていない気がする。
 結局、すべてが押せ押せで、全部終わるともう深夜・・・な、なんか、すごい敗北感・・・。
 気合の問題だというのは、わかってます。社会的な外部圧力がないと気合がはいらないっていうのが、問題なんですね。
 学校や会社に行っている時は早起きできたのに、休みの日に早くおきようとすると、どうしてもできない、あの感じににているような・・・でも、そんなこと言ってる場合じゃないんだけどなあ。

 要するに。
 時間がないのを子どものせいにしてばかりでは、フェアじゃない。
 というか、子どものせいばかりじゃないとわかっているのが、つらいところ。
 などという、締まらない結論に・・・。

 ちなみに、この時間がないという悩みは、うちの場合、下の子が5歳になった今でさえも、現在進行形でございます。
 もちろん、おおかたのママさんたちはさすがに5歳にもなればけっこう楽になってるはず。
 なれないのは、私がヘタッピだからであって・・・まあ、このへんのことは、そのうちにまた書く機会があるんじゃないかと。

 

 あ、でも、前述した育児ノート。
 あれだけは気合を振り絞り、形を変えて続けてるんですよ。
 広告の裏に殴り書き。しかもまとめて書くので、抜け落ちたこともいろいろ。
 それでも、なにもしないよりは、きっとまし。
 書いておかないと、ぜったいぜったい忘れちゃう!

 でもって、読み返しつつこーんなブログの下書きなんかをしていると・・・ますます時間がなくなるんですけどね。

 

 

 
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子どものお世話は時間がかかる(時間がない 2)

2013年04月20日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

 え~と、時間の問題に話を戻しますね。
 
 とにかく時間がかかる子どものお世話ですが、「お世話」といわれて、普通の人が連想するのは、

 お食事、お散歩、おふろ、おきがえ、寝かしつけ。

 といったところでしょうか。
 この寝かしつけも、眠い子どもを眠らせるなんて、せいぜい15分くらい、という計算で。


  が、しかし。実際のお世話の中身はといいますと、

 お食事(と、後始末のそうじ)
 お散歩(と、「もう帰ろう」という説得)
 おふろ(と、「おふろに入ろう」という説得と「頭を洗おう」という説得と「もう上がろう」という説得)
 おきがえ(と、着がえ終わるまでの格闘)
 寝かしつけ(一時間、へたすりゃそれ以上)

 寝かしつけについては、名作育児マンガ「ママはテンパリスト」にものってたなあ。
 おきがえについても・・・私ったら、この年になって初めて知りましたよ。
 人間が、オムツ一枚はくのに、あんなにも逃げ回る生き物だったということを・・・(しみじみ)。

 そして、意外にも馬鹿にならないのが「説得」のお時間。
 子どもって、今していることを中断されるのが、とてつもなく嫌な生き物らしいんですね。
 そこをうっかり無理強いすると、すねて脱走するか、大泣きするか。
 脱走大泣きする幼児ほど、時間のかかるものはない。
 それを避けるべく、忍耐力を総動員して気をひく台詞を考えたり、猫なで声で誘ったり。
 そうするうちにも、時間はどんどん過ぎてゆく…。


 さらに幼児のすごいところは、そうやって時間を使いまくっておきながら、次の場面ではコロッと別の要求をするところです。
 公園で遊んでいるとき、お昼になるからもう帰ろうと誘っても、がんとして動かない。「おなかすいちゃうよ。もう誰も遊んでないよ」と言いまくり、ようやくようやく、ご帰宅。
 で、部屋に入ったとたんに「おなかすいたごはんごはん~!!」って・・・。
 そんなに急に用意できるか! 
  だから早く帰ろうって言ったのに~っ。


 家事育児に多大な時間を使うため、自分時間、一人になれる時間をもつとなると、もう至難の業です。
 自分時間といっても、私の場合は趣味にいそしむ時間という意味じゃありません。
 考える時間、たとえば、あふれているベビー服をどこにしまおうとか、幼稚園の通達をわかりやすく保管するにはどうすればいいかとか・・・そういう、非常に現実的な問題を考える時間。
 この手のことって、いいアイデアを思いつくには意外と時間がかかるし、頭が冷静でないとできないものです。


 それなのに、テキは(王様なのにテキ)唯一の個室であるトイレにだって、ためらいもなく侵入してきますからね。

 先日なんて、夏坊がバーンとトイレのドアを開け放ったと思ったら、ごはんてんこもりのお茶碗を持って入ってきましたよ。
 ごはんにかけてあるふりかけがどうとかこうとか訴えてたけど・・・頼むから、トイレに食べ物を持ち込まないで・・・。
 7歳の冬坊ですら、いまだに入ってくることあるし。それはちょっと問題かな~?(笑)


 自分時間・・・それも、自分がリラックスするための自由時間。
 いったいいつになったら持てるようになるんだろう。

 特に3歳までの怪獣ちゃんをかかえたママさんたちの中で、こう思ったことのない人は、多分ひとりもいないはずです。
 
 だけど・・・。


 

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ママはテンパリスト 1 (愛蔵版コミックス)
東村 アキコ

集英社   

ほんとに時間がなかった当時、このマンガはまだ出てなくて。
 読めば気分転換できたのにね~・・・

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子育てママ最大のお悩み(時間がない 1)

2013年04月18日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

 最初に妊娠した時、育児日記用のノートを買いました。

 日記なんて、ろくに付けたことのない私ですが、こんな貴重な経験をするからには、やっぱり何かに記録しておかなきゃ、と思ったんですね。

 で、妊娠中はけっこう気合を入れて、つわりの話(きつかったのよ)なんかを、こまかく書きつけていました。
 冬坊出産後は、乳児の成長やら一喜一憂やらを、2,3行ずつではありますが書いていたし、夏坊出産後も、まあどうにかこうにか、ひまをみつけて続けていました。
 そして冬坊、幼稚園にご入園。
 そしてそして、その前日をもちまして・・・ノート終了。
 以降のページは真っ白でございます。

 なぜなら、書く時間が全っ然!とれなくなったから。

 幼稚園に入れば時間ができそうなものですが、うちの場合は、むしろ逆で。
 子どもは、慣れない社会生活に四苦八苦。
 親も、通園の準備やら送迎やら気苦労やらで、四苦八苦。

 入園時には、まだおすわりがやっと、8ヶ月の赤ちゃんだった夏坊。
 その後、どんどん動きが激しくなり、自己主張が激しくなり、追いかけるのも追いかけられるのも、一筋縄ではいかない状態に・・・。
 せっかく冬坊が登園している貴重な時間も、夏坊にふりまわされているうちに、あっというまに過ぎてゆく。
 時間がない、というのは、子育てママの共通にして最大のお悩みですよね、きっと。

 子どものお世話に大変な時間がかかるってこと、わが身にふりかかってくるまで知らなくて。
 ほんとにほんとにびっくりです。
 大体、「お世話」という言い方からして、なにかを語ってますよね。
 「世話」じゃなくて「お世話」。
 子ども雑誌なんかでも、当たり前のように使っている言葉ですが、どっちが王様でどっちが下僕かを、これ以上言い表している言葉もないんじゃないかと・・・。



 でもって、その王様に足ひっぱられ、手ひっぱられ、髪ひっぱられて、とにかく何をするにも普通の倍の時間がかかる下僕。
 ちょっとキッチンに行くだけなのに、まつわりついてくる王様を抱っこしたり、ひきずったり、寄り道したり・・・こんな短距離の間に、なんで寄り道??

 うちは二階建てなんですが、二階なんてもう、はてしなく遠い場所に感じましたよ。
 で、二階に行かなくて済むように、いろんなものを下においたままにしておくと、必然的に一階がぐちゃぐちゃに(涙)。

 うちのボクちゃんズは、ふたりとも抱っこ大好きで、冬坊は3歳くらいまで家の中でも外でも抱っこ大王。
 夏坊はそこまで抱っこは求めませんが、私が床にすわっていると、前から膝をふんずけてのしかかり、後ろから背中に体当たりしてのしかかり、よじ登り・・・。
 動けないっつーの!
 ちらばってるおもちゃを、ちょこっとかたづけたいだけなのに~。



 軽量タイプの冬坊はまだしも、ちょっとどすこい体型の夏坊に常時のしかかられていると、なんか重りをくっつけて生活しているような気分に。
 比喩じゃなくて、ほんとに重りなんですよね。
 足にくっつけたまま、ズルズルひきずって移動したりして、重りというか、重石というか。
 

   完全な比喩で言うと、似ているのは・・・軟体動物のクラゲかなあ。
 ちょうどこの前年くらいに、エチゼンクラゲという巨大クラゲが大発生して、しょっちゅうニュースになってたんですよ。
 で、夏坊をひきずりながら、「エチゼンクラゲに似てるな~」って思ってました。
 ずっしり重くて、くにゃくにゃして、ホカホカして、ペタペタまつわりついてくる生き物・・・
 いや、クラゲはホカホカしてはいないでしょうけど、でも、ずっしりくにゃくにゃが、イメージにあってたんですよねー。
 しかし、我が子をクラゲにたとえるのもどうかと思うが(笑)。

 

 

            

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小さな子どもが住んでる世界(おまけのひとりごと 1)

2013年04月18日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

 小さな子どもが住んでる世界は、たとえて言えばケーキみたい。
 ふわふわのクリームがいっぱいつまっていて、いろいろなフルーツがちりばめられていて。

 特別なごちそう。
 とっておきのお楽しみ。
 とても甘くて、とても濃厚。
 とってもおいしいから夢中で食べてしまうけど。

 でも、気をつけて。食べ過ぎるといきなり胃もたれ。
 もう、うんざり、見るのも嫌。あっちに行っちゃえ!てなことになる。

 そしてところどころにかくれているのが、要注意の唐辛子。
 うっかり噛んでしまった日には、びっくりするほど辛いんだ、これが。

 

                 


 ところで、幼児期がケーキにたとえられるなら、老年期は和菓子に似ていますね。
 すごく欲しいとか、いますぐ食べたいとかはあまり思わないけれど、食べてみると、昔ながらのほっとする味。
 いつ食べても変わりなく、心をなごませてくれる味。

 お茶をすすって、ほっこりするも良し。お抹茶とともにいただいて、気分を落ち着かせるも良し。
 地味だけど、飽きない。味わうほどに深さがまして、長く続いているものはやっぱりいいなあって、しみじみ思う。

 上等な和菓子みたいな老年期、私の理想です。

                 

 その間にはさまれた年代は、ばりばり食べてる主食の時期かな?
 生きて生活するために、肉や脂をしっかりとってがんばってる時期。
 野菜も忘れずに食べようね~。



 ブログのタイトルになってる「甘辛」は、こんな気分でつけました。
 おまけのひとりごとでした

 
 
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若くないからわかること(高齢出産 3)

2013年04月17日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

 だけど、それでも。
 高齢出産ならではのメリットというものが、たしかにある。
 それはきちんと認めているつもりです。


 まず、自分の友達がすでに子育てを経験しているので、質問したり相談したりしやすいですよね。
 これは、とってもありがたい。
 それに、物欲とか虚飾とか遊びたい衝動なんかからは、まあまあ卒業できているので、外出できなくても我慢しやすい。
 人間関係をスムーズにするコツも、若い頃よりは学んでいるので、人づきあいが少しはラク。
 ツラの皮も厚くなっているので、さらにラク。

 そして、40代ならではの感動というのもあります。
 こんなに長く(?)生きてきたのに、こんなことも知らなかったなんて、という、新鮮な感動と驚き。 
 だって、新鮮なことなんて、ながらくお目にかかっていなかったんですよ。
 でも出産してみると、驚くことがいっぱい。知らなかったことが次から次へと。
            

 たとえば、冬坊が、まだねんねの赤ちゃんだった頃。
 ベビーベッドの上からこちらを見つめて、小さな声を出してたことがありました。
 「くー、くー」って。
 呼びかけているのか寝息なのか、区別のつかないような、小さな小さなささやき声。
 あれは、今まで私が生きてきた中で聞いた、いちばんやさしい声。


 夏坊が、まだねんねの赤ちゃんだった頃。
 ベビーベッドで熟睡している赤ん坊を抱っこして、寝室に連れて行こうとしていた時。
 ふっと寝顔を見おろすと、薄暗い中、後光が差しているのが見えた。
 後光って、ほんとに見えることがあるんだ!

 ふたりがもっと大きくなって、並んでテレビを見られるようになった頃。
 大好きな機関車トーマスのビデオを見ながら、ふたりで大きく声をあわせて歌っていたことがありました。
 思わず、あぜんとしてしまった私。
 だって、あまりにもかわいかったから。
 こんなにかわいいものがこの世にあるってことを、知らずに過ごしてきた自分に驚いたから。


 40年以上も生きてきたのに、私って、今まで何を見てきたんだろう。
 いったい何を聞いてきたんだろう。

 適齢期になった人って、男性にしろ女性にしろ、子どもを持てと言われる機会が多いですよね。
 とくに、家族や親せきや年上の相手なんかから。
 あれって大きなお世話だと思ってたし、今でもまあ、そう思っていますが。
 でも、少しだけわかる気がしてきた。子ども子どもって言う人たちは、子どもの素晴らしさを知っている人たちなんですね。

 考えてみれば当然で、つらくてまったく無価値なだけの体験を、あえてひとにすすめたりはしないですよね。
 親だったらなおのこと、大事な娘や息子をつかまえて、価値のない体験をわざわざさせようとするはずがない。
 なのに、言われる側が必ず反発してしまうのは、「いい年だから」「産むのが当然だから」「誰それちゃんも、誰それちゃんも、子どもがいる」などなどの文脈で語られることが多いから。

 きっと、子育て後半の艱難辛苦が強烈なため(こわい)、最初の感動がしまいこまれてしまったんでしょう。

 「子どもって、すごくかわいいよ。だから、あなたも」
 こういう文脈で話しかけてもらえたら、言われるほうも少しは楽かも。

 なーんて・・・なんだか高齢出産から話がずれてしまいましたが。
 こんな方向にずれていってしまうのも、オバサンの感慨ってやつなのかなあ?(笑)

  


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想像以上に大変でした(高齢出産 2)

2013年04月17日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

 ゆっくり眠って体力回復したいのに、乳児は夜中に何度も目を覚ます。
 卒乳したはずの幼児だって、なぜか何度も目を覚ます。

 朝もなぜだか異常に早く、夜明け前から起きたりするので、それにもつきあわなきゃならない。
 食事だって、常に片手間。簡単に食べられるものなら、もうなんだっていいや。

 そう。人生の先輩たちの忠告は正しかった。
 結婚はともかく、出産、そして育児はね。やっぱり早いに越したことはないのです。
 と言っても、20代前半とかだと、ちょい早すぎる気もしますが。
 まわりのママさんたちを見てみると、私の住んでいる地域では30代前半くらいの園児ママが多いですね。私が就職した頃は「女はクリスマスケーキ」とか言われていたのに・・・つくづく、世の中変わったものよ・・・。
 と、オバサンの感慨はおいといて。30歳手前くらいがちょうどいいんじゃないかって、私も思いますね。
 ある程度、遊びも仕事も経験していて、分別もついてきて。かつ、体力的には、まだ衰えていなくて。


 それにくらべて、40代といったら、もう更年期ですよ~。
 40までは、まだ平気だった気がするけど、お肌のハリやツヤが目に見えて落ちてくるのが42くらい?
 人間ドックにいけば必ず何かでひっかかり、あげくは子どものちっちゃな爪を切る時に、妙に焦点が合わせづらくなってきて、こ、これって、もしかして老眼??

 本来なら、自分のケアにすごく時間をさかなきゃいけない時期なんじゃないかって思うわけです。
 以前、テレビであるスタイリストさんも言ってました。
 「こんなに自分のメンテに時間がかかるとは思わなかった。計算外だった」
 メンテナンス! まさにそれです。
 老化してきた身体を、マッサージやストレッチでほぐしてあげる。栄養価をきちんと管理した食事で、健康維持。
 適切な運動で、筋力アップ。重力に従って落っこちてきた顔の筋力もアップ。
 服だって、30代と同じままでは似合わない。ヘアスタイルもお化粧も、顔にあわせて研究しなきゃ。

 それなのに私ときたら。人生の中で、今ほど自分をケアしていない時期はありません。
 今しなければ、取り返しのつかないことになるんじゃないかって、内心、めちゃめちゃ焦ります。
 ていうか、すでに取り返しのつかないことになってきている気配が。
 ああ、まずい。このままでは、子どもが大きくなったとき、顔向けできないような顔に・・・。
 なーんて焦っているにもかかわらず・・・できないんですよね~。自分に対して時間と労力をさくというのが、どうしても。


 もちろん、30代までにきちんと自分をみがいてきたかたなら、その蓄積でちゃんと乗り越えられるんじゃないかと思います。
 そういう生活をちゃんと身につけていれば、イレギュラーな存在が飛び込んできても、なんとか乗り切れるんじゃないかと。
 が、かなしいかな、全然身につけてこなかった私。昔から、せっぱつまらないと何もできない性格だった。
 のんびりぼんやり過ごしてきた日々のしっぺ返しが、今ここで・・・。

                        

 
                            
                      
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39歳にして初産(高齢出産 1)

2013年04月17日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子妊娠~6歳)

 39歳の初産でした。

 そもそも晩婚で、結婚したのが37歳の時。

 高齢に加えて子宮筋腫もあったのに、二人も子宝に恵まれたのは、ラッキーとしかいいようがありません。

 結婚するまでは、普通のOLを地味~に15年間も続けていました。
 その長いシングル・ライフの間、そりゃもう言われましたとも。
 早く結婚した方がいいよ、早く子どもを産んだ方がいいよって。
 でもまあ、皆さん気を使って下さって、傷つくほど言われたことはなかったし、けっこう居心地のいい職場で、シングル女性もいっぱいいたし、一人っ子だったので、家族のプレッシャーはかなりのものだったけど、大半が無言のプレッシャーだったから、職場に行けば別に思い出さないし。

 で、ついズルズルと続けてしまった、お気楽な独身貴族。
 その後、年貢をおさめて結婚。妊娠した時に、婦人科の先生に言われた言葉がこれです。
 「産むのは誰でもできるのよ、医学が進歩してるから。でも育てるのが大変なんだよね」
 素敵な女医さんだったけど、この台詞には全然賛同できませんでした。だって、当時はつわりでヨロヨロしてたので、今以上に大変なことがあるとは考えられなかったわけです。
 産む以上に大変なことなんてあるかいな。
 たしかに育てるのもラクじゃないかもしれないけど、そんなの精神論の問題でしょ。この年で出産なんて、体力の限界だぞ~ってなもんですね。

 ところが!
 産んでびっくり、育児は精神論ではなく、体力だった!

 なんといっても、何キロもあるくにゃくにゃした物体を、四六時中、抱っこしたり、あやしたり、揺らしたり、歌ったり、歩き回ったりしなきゃならない。
 外に出れば、赤子と一緒に巨大ママバッグを持ったり、買い物袋を持ったりしなきゃならない。
 無謀にも、ふたりも産んでしまった日には、前に上の子を抱っこ、後ろに下の子をおんぶ。
 今まで、箸より重いものを持ったことのなかった、この私が・・・って、それはないけど、文系ひとすじ、筋肉とはまるで無縁の生活を送ってきた、この私が。
 若い頃は多少なりとも馬力が出せたけど、まさか40にもなってから、いったい何? この重労働(泣) 

           

                        

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