夏休み明けで、調子の出ないお子さんたちも多い時期だと思います。
今朝も、玄関先で「学校行きたくない! 行くのやだ~」と泣いている女の子を見かけました。
一応ランドセルをしょってるところに、お母さんの涙ぐましい努力と苦労が伝わってきますね・・・。
1年生の夏坊と同じクラスの子なんだけど、1学期は大丈夫だったんですよ。
それが楽しい楽しい夏休みを経て、もう学校になんぞ行けるかい!ってなことに(推測)。
夏休み明けの登校拒否・・・。
デ・ジャ・ヴ。
いま4年生の冬坊も、1年生の2学期に、さんざんハマってくれました。
ですので、今回はこのテーマで書いてみようかと思います。
あ、「登校拒否」と言ってますが、最近はこのことば、あまり使わないのかな?
「不登校」はよく耳にしますが。
でも、我が家の場合は「登校を拒否するけど、結局は行く」ので、まったく行かないわけじゃないんですよね。
そういうわけで、この文章は
☆ 登校時だけ嫌がる。
☆ 行ってしまえば、それなりに楽しい
☆ 具体的にすごくいやな原因があるわけではない
(ささいなことはあっても、ちゃんとケアできている)
☆ 帰ってきたときには元気
ていどの、ゆるい拒否を対象にしています。ご了承くださいませ。
しかし、ゆるいとはいえ、拒否は拒否。
朝っぱらから泣きわめく子どもの相手をするのは、並の苦労ではございません。
だいたい、我が子が泣いているのを見ること自体が、ママにとっては苦痛です。
しかも我が子が嫌がることを強制しなきゃいけないなんて、二重の苦痛。
これが中学生なんかだと、親自体を拒否したりするのかもしれませんが、そこは小さい子どものこと。
口のまわる女の子とかは、こんな台詞で攻めてきます。
「ママがいいの。ママといっしょにいたいの!」
・・・泣かせてくれますよね・・・いったいほかの誰が、こんな台詞を面と向かって投げかけてくれるでしょうか。
まさか夫が? ありえない、っつーか、ありえたら困りますが。
と、とにかくそんな我が子に対して、喜ぶどころか「いいかげんにしなさい!」などと答えなければならないママさんたちの、つらさときたら・・・。
幸いというかなんというか、我が家の冬坊はまったく口がまわらなかったため、そういう胸にせまることばはありませんでした。
でもこちらの心境としては、いっそ休ませてしまいたいくらいでしたね。
行ったら行ったで、汗だくで運動会の練習させられたり(夏)、インフルエンザうつされてきたり(冬)、ろくなことないんだから。
学校が好きで行くならしょうがないけど、いやいや行って、大変な思いするなんて・・・。
・・・って、親がこんなふうに甘い考えだから、子どもがわがまま言うんだろうか。
世間にもそう思われてるんだろうか。
先生たちもきっと思ってるんだろうな・・・。
元気に登校してくれるお子さんを持つママたちが、うらやましい。いったいいつまで、こんな苦労をするのかしら・・・。
あ、育児エッセイ編みたいになってきた。
ほのぼの編のはずなのに・・・。
でもこのお話、もうしばらく続けてしまいますね。