ありぃの山小屋

わが子に「センス・オブ・ワンダー」を授けたい!
ありぃママのつれづれ育児ノート。

2010年「稲刈りなう」しました

2010-10-03 03:53:39 | センス・オブ・ワンダーな日々
[バックの青空が映えますね!]


5月に田植えをして以来、ずっと行っていなかった馬来田の田んぼ。今年の夏は大変な猛暑で、稲の生育はどうなんだろう?と気になっていましたが、先週めでたく稲刈りの日を迎えることができました。7月にいちど草取りがあったのですが、保育園行事と重なって来れず…。約4ヶ月ぶりとなりました。田んぼの管理をしているひぃこさんご一家とも久々の再会。

写真ではものすごい快晴でしょ?
でもこの日は午前中まで台風が近くを通過していて、朝のうち関東地方はものすごい大雨だったんです。
川崎と木更津を結ぶ東京湾アクアラインは通行止め。
京葉道路や館山道も速度規制がされていました。
なんだかんだで皆が現地に集まれたのはお昼頃。まずはお弁当を食べて、午後からの作業となりました。

田んぼに入った頃には、青空が見えてさわやかな天気に!
すごい、強力な晴れ男or晴れ女が居たんでしょうか(笑)というくらいに。
最初はレインウェアを上下着込んでいたのですが、だんだん暑くなって来て、とりあえず下だけ履いていました。



[田んぼより「稲刈りなう!」しました]


過去2回の稲刈りでは田んぼは乾いている印象だったのですが、今年は何か様子が違う…。
一歩入ってみると、根元は水に浸かっています。
ホテイアオイなんて生えちゃってたりして!びっくりでした。
そんなわけで、長靴をしっかり履いての作業。
結構、雑草まじりな感じでザクザク刈っていきましたが、お米はちゃんとついているようで稲穂は重かったです。



[今年は案外豊作かもしれませんよ]


刈り取ったあとは、昨年の藁を使って稲穂を束ね、はせがけにする作業をしました。
例年通り、竹を組んで台を作り、稲穂の束を交互に立て掛けていく方式です。
なんか結構、みなさん慣れた手つき。さすがに3年目ともなるとリピーターの方も多くなってきました。
コメ隊長さんからだけでなく、経験した人からもノウハウが伝わりますしね。いい流れです。
今回は過去最多の44名(だったかな?)の参加だったそうです。すごいですね!
仕上げに上から防鳥ネットを掛けて、黄金色の「長城」が見事に出来上がりました。



[やっぱり水があると違うんだなぁ]


毎度のことですが、子どもたちは最初のうちだけ稲刈りを体験すると、そのあとは走り回ったり、虫取りしたり!思い思いに楽しみを見つけて遊んでいました。たっくんはやはり生き物への興味が強いみたいで、今回はカエルさんに夢中でした。例年ですと田んぼがもっと乾いていてバッタやコオロギが多いと思うのですが、今年は水が残っているおかげでザリガニやアメンボなどの水生生物にもあえました。

次は2週間後、脱穀の予定です。どのくらいの収穫となるのか…結果が楽しみです。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

※参考…昨年の馬来田の様子「脱穀」「稲刈り」「お田植え

せんべい焼けたかな♪

2010-09-11 23:22:21 | まちでのくらし
台風9号上陸のあと朝晩は涼しくなりましたが、関東地方の日中は依然35℃を超える猛暑が続いています。
この暑い最中になんですが、今日は地元埼玉の名物「草加せんべい」の手焼き体験ができるところがあると聞き、保育園のおともだちと一緒に行ってきました。

草加市にある山香煎餅さんのカフェ&ガーデン「草加せんべいの庭」です。
東武伊勢崎線新田駅からわりとちかくにあります。
うちなんかでは圧倒的に車の方が行き易いんですが…駐車場も15台程度、停められるようになっています。
中に入ってみると、いきなり子どもたちがプールで水遊びしていたり、かき氷を食べていたりするようなオープンな雰囲気…。広いお庭はカフェスペースになっていて、真ん中の植え込みを取り囲むように、おせんべいを焼くテーブル(屋根つき)がずらりと並んでいました。おせんべいの手焼き体験はこのお庭(屋外)でおこないました。
たまたま第2土曜日の今日は「子どもせんべい道場」という月1回のイベントがおこなわれていて、道場の会員になると子どものおせんべい焼き体験(2枚)が100円になるという日でしたので利用しました。来週が敬老の日ということもあって、「おじいちゃん、おばあちゃんに贈るトッピング」ができるような特設コーナーもあったりして、そちらの利用は300円でした。
せんべいの焼き方は、係のお兄さんが子どもにもわかるように丁寧におしえてくれます。

おせんべいを焼く機械に火を入れてもらうと、さらにあつく…(汗)
トングを上手に使いこなして、ひっくりかえし、ひっくりかえし…
やってるうちにだんだんこげてきて…
ぷくーっっとふくらんできたら、コテでちょっとおさえて…
ひっくりかえし、ひっくりかえし…
こんがり焼けたらおしょうゆ塗って…
…という要領で、5歳児にも美しく焼くことができました。
おせんべいが出来上がったら、みんなで記念撮影。写真も帰る時までに人数分プリントして渡してくれる気の遣い様。
結構人気のあるスポットみたいで、この暑い最中にお客さんが次々に来店していました。

焼いたおせんべいは、敬老の日のプレゼント用にトッピング&ラッピングをしたので、焼きたてをすぐに食べることはしなかったんですが、ここで売っているおせんべい、結構いけます。
庭に隣接するお店でいろいろ試食してみたんですが、どれも美味しい。中でも気に入ったのは「おこげ」という、お米の形がしっかり残ったおせんべい。いくらでも食べられちゃいそうです。
カフェのおすすめに、おせんべいソフトクリームというのがあったのですが、今日はあんまり暑くて体験後すぐにかき氷に飛びついちゃったので、あきらめました。次の機会にとっておきたいと思います。

夏山デビュー

2010-09-11 02:53:17 | 稜線へ帰ろう
久しぶりのブログアップです。
Twitterではちょこちょこつぶやいていますが、時間の経過とともにどんどん流れて行ってしまいますので忘れないうちに…。
今年は念願の夏山デビュー(たっくん)&稜線復帰(ママ)をしました。
しました、というか、今も継続中です。
保育園に仕事にと忙しい日常の合間を縫い、なんとか月1回ペースで徐々にステップアップしています。
まずは標高差の小さい山から始めて、少しずつ高山帯へ。
恐怖心を与えないよう、鎖場や危険箇所の少ない山を選んでいるつもりです。
諸事情で今はブログに時間を掛けられないので、なかなか詳細なレポートまではできないのですが…とりあえず雰囲気だけ。

雪解けしたGW頃からプロジェクト?開始しました。

▽2010.5月上旬:日向山(山梨県)1657m


5月ごろはまだ高いところは雪が残っており山開きしていませんので、近くの手頃な山からスタートしました。日向山(ひなたやま)は南アルプス甲斐駒ケ岳の前衛の山。アメダスの雨量計があるので、山梨の天気予報では降水量のレポートでおなじみの地名です。山頂付近は花崗岩が風化して?出来た白い砂浜が広がっている、なんとも不思議な場所。もりのいえの辺りから見ると白い逆三角形に見えるところですが、近くにに行ってみるともっと起伏に富んだ地形で、びっくりするような自然の造形美が広がっています。登山道はよく整備されていて、子どもにも歩きやすい落葉樹の森。ふかふかとした感触を足の裏に感じながら気持ちのよいハイキングができました。行動時間も子どもの集中力が続くレベルで済みますので、ちょうど良い印象でした。白州から登山口までの林道が道幅狭く、すれ違いにくい箇所が結構ありました。駐車スペースに限りがあり、登山口の近くには停められなかったので、やむなく少し下って道が広めの場所に路駐しました。次はもう少し早出したいと思います。

[メンバー]たっくん、ばぁば、パパ、ママ
[コースタイム]矢立岩登山口(9:10) - 日向山三角点(11:10) - 山頂/雁ヶ原(11:20) 休憩(12:30) - 矢立岩登山口(14:10)


▽2010.6月上旬:入笠山(長野県)1955m


昨年チャレンジした入笠山に、今年は足慣らしで登りました。体が大きくなった分、楽に登っている感じがしました。麓からはゴンドラリフトで標高を稼いでしまうので、登る時間は1時間ほど。このくらいの行程であればもう何の問題もなさそうです。天候に恵まれて、頂上からの景色は360度のパノラマ!近くは八ヶ岳から富士山、甲斐駒、中央アルプスの木曽駒、御岳、北アルプスの乗鞍、奥穂、槍、遠見、白馬の方面までずーっと見渡せました。入笠湿原はスズランにはまだ少し早かったのですが、クリンソウが咲いていたりしてきれいでした。

[メンバー]たっくん、ばぁば、ママ
[コースタイム]ゴンドラ山頂駅(9:50) - 入笠湿原(10:00)散策(10:45) - 御所平峠(11:10) - 山頂(11:40)休憩(12:40) - 御所平峠(13:20)休憩(13:40) - ゴンドラ山頂駅(13:50)


▽2010.6月下旬:車山(長野県)1925m


6月高い山ではレンゲツツジが見頃となります。山梨の甘利山と長野の霧ヶ峰、どちらも素敵なので行き先に迷いましたが、この先のステップアップのことを考えて標高の高い方を選びました。いちおう、日本百名山1座目?でしょうか。この日はお天気があまり良くなかったので、最悪リフトで下りて来れるようにと車山のみのピストン。登っている時にはまだ霧が濃くなかったので、蓼科山が見えていましたが、だんだん幻想的になってきて、みるみるうちに視界が真っ白になってしまいました。でも霧の中で見るレンゲツツジはとてもきれいでしたよ。レインウェアを着て歩く訓練にもなり、良かったと思います。ママはビーナスラインのドライブが楽しかったです。

[メンバー]たっくん、ばぁば、ママ


▽2010.7月末:乗鞍岳(長野県/岐阜県)3026m


7月は夏山のベストシーズン、ということで可憐な花をつける高山植物を見たいと思い、乗鞍岳に登りました。いきなりの3000m峰ですが、畳平という登山口はかなり高い所にあり、バスやタクシーで行けるようになっているので北アルプスでは比較的楽に登れる山かと思います。実際、子ども連れの方がこの日も何組かいました。実は昨年の秋にも乗鞍岳の山行を予定していたのですが、前日に畳平でツキノワグマが人を襲う事件が発生し入山が規制されてしまったため、麓の乗鞍高原まで来ていながら泣く泣く諦めた経緯があります。今年はリベンジのつもりで来たのですが、山の上がガスってしまい期待していた眺望はのぞめませんでした。しかしさすがに7月、霧の中でもお花畑がわたしたちをやさしく迎えてくれて、かわいいコマクサの群生を見ることができました。肩の小屋から山頂にかけては高山らしいハイマツとゴーロ帯の道。たっくんには歩きにくくて大変だったと思いますが、よく辛抱したなぁと感心しています。これでかなり自信がついたのではないでしょうか。畳平~乗鞍高原間の移動はちょっとぜいたくをしてタクシーを使いました。悪天候で登山客は少なかったですが、話し好きのタクシー運転手さんや山頂で色々とアドバイスくれたガイドの方など、素敵な出会いもありました。

[メンバー]たっくん、パパ、ママ
[コースタイム]畳平バスターミナル(11:30) - お花畑散策 - 肩の小屋(12:30)休憩(13:00)- 山頂/剣ケ峰(14:45) - 肩の小屋(15:50) - 畳平バスターミナル(16:20)


▽2010.8月中旬:編笠山(山梨県/長野県)2524m


八ヶ岳のいちばん南にあるピークです。もりのいえから最もよく見える山なので、たっくんが赤ちゃんの頃からずっと、八ヶ岳の中で最初に編笠に登ることを目標にしていました。たっくんが5歳にしてやっとその時が来て、山頂に立てた時には感無量でした。彼がこれまで登って来た山の中では最も標高差が大きく、幼児の体よりも大きな石がゴロゴロと立ちふさがっていましたので、非常に苦労して登りました。見た目はなだらかな山ですが、登ってみると結構険しいです。たっくんはお腹の調子があまりよくなくて、途中何度もお花摘み。観音平からですと通常コースタイム5時間ほどのコースだと思うのですが、倍の10時間近くかかって下山しました。ママも久しぶりに長時間歩いてヒザが痛くなったほど。観音平に着いたときには、ほぼ日没タイム…あぶないところでした。途中たくさんの方に「ぼく頑張ってるね!」と声をかけて頂きました。ありがとうございました。

[メンバー]たっくん、じぃじ、ばぁば、ママ
[コースタイム]観音平(8:20) - 雲海(9:40)休憩(9:50) - 押出川分岐(11:00) - 山頂(13:10)休憩(13:40) - 青年小屋(14:20)休憩(14:50) - 押出川分岐(16:20) - 雲海(17:10) - 観音平(18:10)

▽そして9月は、八ヶ岳の硫黄岳を目指す予定です。
ここでは初めての小屋泊まりを経験させてあげようと思っています。小屋に泊まると、いろいろマナーも守らなければなりませんが、時間に余裕ができるので、鳥の声を聞いたり、お花を観察したり、ゆっくりと自然を堪能しながらリラックスして歩けると思うのです。条件が良ければ縦走もできたらいいなーと思いますけど、その時の状況で。あまり欲張らずに安全第一で行きたいと思います。

[イベント]ねいちゃーかあちゃん養成講座のご紹介

2010-07-24 01:03:41 | あらかると
ママチルキャンプ事務局のおかくいさんより、子育て中のママさんに役立ちそうな講座の案内がありましたので、ご紹介しますね。
「ねいちゃーかあちゃん」っていいネーミングですよね。まさに自分が目指しているものかもしれません。
感覚の似た方とお会いできるチャンスかもしれない。
興味のある方は主催のリードクライム株式会社さんまで、お問い合わせ下さいませ♪

今日も元気にねいちゃーかあちゃん、頑張るぞ~!!(笑)

以下、転載内容。

~自然あそびを日常に~
●○● ねいちゃーかあちゃん養成講座(入門編2010) ●○●
< http://www.leadclimb.co.jp/nature-mama.html >


こんにちは、ねいちゃーかあちゃんこと、井東敬子です。
私は長年、子どもたちの自然体験(森の案内やキャンプなど)に関わってきましたが、自分が母になって子どもの成長には年に1~2回の大自然体験より、日常のささやかな自然とのふれあいの積み重ねが非常に大切と思うようになりました。
 
空調が管理された室内で、人間が作ったおもちゃやメディアに囲まれるより
草や土や水に触れ、風に吹かれ、ゴツゴツした石やひんやりなめらかな木の感触を体で感じることで、脳も五感もかたよりなく発達していきます。

子どもは日々成長しています。
その子の発達に合わせて、一番いいタイミングで
いろんな体験をさせてあげましょう。

それができるのは、お母さんです。
お母さんが自然あそびの先生「ねいちゃーかあちゃん」になって
その子の一生の財産となる「豊かな感性」プレゼントをしましょう。

■スケジュール:(単発参加可能)
1回目『自然の力で五感のメンテナンス』9月20日(祝・月)9:30~11:30
2回目『とことん見る』        10月9日(土) 9:30~11:30  
3回目『とことんさわる 』      11月13日(土) 9:30~11:30
4回目『暮らしにいかす自然の力』 12月11日(土) 午前:9:30~11:30
                         午後:14:00~16:00 

■対象者:乳幼児を持つお母さん、または妊娠中の方(安定期に入った方)
■場所:1、2、3回 渋谷区内の公園/4回 リードクライム株式会社(錦糸町駅近く)
    ※お申込みいただいた方に詳しいご案内をさせていただきます。

■定員:12名 (4回目は午前・午後各6名)
■参加費:5000円/1回
■講師:井東敬子/ねいちゃーかあちゃん(自然体験推進協議会トレーナー、1児の母)

■主催:リードクライム株式会社
■カリキュラムや各回の詳しいご案内はこちらをご覧ください。
 http://www.leadclimb.co.jp/nature-mama.html
●お問合せ・お申込み
 下記をご記入の上、メールでお申し込みください。
 リードクライム株式会社 担当:井東、廣田
 e-mail: mama@leadclimb.co.jp  TEL:03-5819-8331

2010年「田植えなう」しました

2010-05-30 02:53:13 | センス・オブ・ワンダーな日々
 
[田んぼと子どもって絵になるね]


さて先日の5/9(日)、久しぶりに馬来田の田んぼへ行ってきました。
なんとー!早いもので今年は3回目のお田植えです。
毎年毎年、同じことを続けられるというのはすごいですね。田んぼを管理しているひぃこさんご夫婦には本当に感謝です。
最近はよく、地域のグリーンツーリズムで近場でも田植え体験ができたりするようなのですが、管理人さんファミリーの人柄と、ほどよい距離感のドライブができることに惹かれて、いつも木更津まで行ってしまいます(笑)



[泥の中って気持ちいいよ~]


でも毎年、同じ作業をしているのに、明らかにその手つきは慣れて来ているのに、不思議と「同じだ」とは感じない。自分たちが年をとったからなのか、子どもが成長したからなのか、参加するメンバーが違うからなのか、テクノロジーの変化なのか、よくわかりませんが。いや…逆に同じ事を黙々とするから、毎年自分に起きている変化に気付けるのかもしれないですね。
そういう意味でも、「毎年同じ事を続けてみる」というのは、面白いかなぁと思っています。農作業というのは、またそれにぴったりのアクティビティだと思います。
今回ちょっとやってみたのは、田んぼの中からのツイート。
水没の危機に若干怯えながら(笑)iPhone持って泥に入り、Twitterで「田植えなう」しました。
馬来田の田んぼから恐れ多くも世界に発信させていただき、何人かの方からリアルタイムで反響も頂きました。どうもありがとうございます。そのうち田植えUstreamなんて事も面白いかもしれませんよね。

そしてたっくんもまた、昨年までとは違う反応でした。今までは泥の中に入るとママの側からあまり離れようとしなかったのに、今年は田植えそっちのけで泥んこ遊びに大ハッスル。複数人のおともだちと泥の中で泳いだり、泥を投げたり、大人にちょっかいを出したりと悪ガキぶりを披露していました。ヤレヤレ…(-_-;;;

…というわけで田植え作業は後半ほとんど大人たちが黙々と続けておりました(笑)
それでも、田んぼという場所に居合わせて、季節ごとに稲が生長して行く姿を見たり、そこにいる動物や植物が変化していくことを感じることが、大切かなぁと思ったりしています。



[モグラさんってどんなかお?]


生き物と言えば、今回は珍しい姿をお目にかけました。…モグラです。
モグラはもりのいえでも、馬来田の田んぼでも、通った痕跡などを見かけるので、身近に気配は感じている動物でしたが、これまで姿を見た事はありませんでした。
なかなか捕まえるのは難しいと思うのですが、ひぃこさんたちが田んぼで捕獲したとのこと…スゴイっ!
昆虫ケースに入れて、みんなで観察させてもらいました。
「足はピンク色なんだー」「目はどこにあるの?」「お口とがってるねー」とかみんな、興味津々。
モグラさんには外界はまぶしいやら、みんなに舐めるように見つめられて恥ずかしいやら、ご迷惑だったかと思いますが(笑)観察のあとはリリースして、フィールドへ帰っていきました。

次はどんな生き物にあえるかな?

この日は曇り空に時々日がさす感じの天気で、農作業をするにはわりと楽でしたが、思ったより気温が上がらず、全身ずぶぬれになった後の子どもたちは泥を落としている間、ガタガタ震えておりました。
今年は何だか天候不順のようで、その後も平年より低温かな?と思われる日が結構ありました。今後の稲の成長が気になるところです。

次はもし行ければ草取りの予定です。

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※参考…昨年の馬来田の様子「脱穀」「お田植え」「稲刈り

今年も田植えをしてきます

2010-05-15 12:14:54 | センス・オブ・ワンダーな日々
 
[さぁ行こう馬来田!]


明日は待ちに待った、馬来田の田植えの日!
ママチル仲間・ひぃこさんの田んぼに今年も行ってきます。
もう3度目の田植えとなります。
昨年も脱穀まで参加させて頂き、精米したお米も送って頂いていたのですが、昨秋からの忙しさにブログアップを忘れておりました!!(ゴメンナサイ)
…というわけで今さらですが、そのときの喜びの画像を。
また今年も自分たちで作ったお米を食べられますように。

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※参考…昨年の馬来田の様子「脱穀」「お田植え」「稲刈り

小さな山ヤのワシキ事情

2010-02-21 02:46:29 | 17時から7時の見守る子育て
[一難去って、また一難…とはこういうことか]


今回はトイレの話題です。お食事中の方、ごめんなさい。

昨年から徐々にはじめた、たっくんとの山登り。
一座一座、歩いた分だけ、自分のものになる充実感は、最高です。
しかし同時に、私たちには乗り越えなくてはいけないひとつの問題があります。

それは、「和式トイレ問題」。

たっくんは2歳になる頃にはすでに昼間のオムツが取れていたので、あとは夜が取れればバンバンザイ、とトイレに関しては特に不安もなく「上手くいっている!」とさえ思っていました。普通は洋式に座るか、男性用の小便器を使うかして用をたせれば合格。都会にいる分には、それで十分ですよね。
でも、自然豊かな場所での活動が多いと、そういうわけにもいかないのが実情。
都会ではどこにでも豊富にある洋式トイレが、郊外にいくほど少なくなる。そして、山の中では…まずトイレは和式だと思った方がいい。さらに、水洗やバイオトイレではない確率が高い…つまり、ボットンです。

昨年のシルバーウィーク。乗鞍高原のバスターミナル近くのトイレで、水洗の和式便所を目の前に「怖い~、できない~」と泣かれてしまい、行列のなか頭を下げて、少ない洋式の順番を譲ってもらったという苦い経験をしました。
そのときは「しょうがないや」と開き直り、ダメなときはオムツをはかせてしまえばいいという考えに落ち着きましたが、こんなことでは近い将来行きたいと思っている小屋泊まりの山行なんて、夢のまた夢…。
水洗化されている八ヶ岳の一部山小屋だけ使うというわけにも、いきません。

そこで、なんとかしなければ!と思い立ち、昨年の秋からわが家の「第2次トイレトレーニング」が始まりました。

目標は、「和式トイレは普通だ」という意識に変えていくこと。
だいたい親の私も、子ども連れだと床の汚れが気になったり、子どもが誤って便器に落ちないようにと、洋式ばかり選んで入っている傾向があるのです。まず、それをあらためなくては。

…と言ったところで、自宅のトイレも、実家も、もりのいえもトイレは洋式。最近の家庭では、むしろ和式トイレを探す方が難しいかもしれません。一応保育園には和式のブースもあるのですが、よほど混み合わない限りは、洋式を使っているのだとか。オマルでは小さすぎるし、しゃがませても、腰を浮かせずに座り込んでしまう…。実物が無いと、なかなか説明できないし、お手本を見せてあげることも難しい…。

そこで利用したのは、ショッピングセンターや駅、高速のSA、PAにある和式トイレ。
和式トイレがあることを確認すると、「ママ、和式に入ろうかな」という感じで誘うようにしてみました。
以前大泣きされた経験があるので、最初のうちはブースに入って、ママがするのを見てもらうだけにして、本人には慣れている便器で用をたさせる二度手間でした。でもそのうちに、本人の口から「和式に行こう!」「ママ和式だよね!」という言葉が出て来るようになってきました。そしてある日「自分もやってみる」と。
それからは気分が乗れば、とりあえず小だけは、和式でするようになってきました。

しかしその後、真冬になってタイツなどの厚着をするようになったら、今度はボトムスをおろしたときのボテボテ感で足が開かなくなってしまいNG。和式便器のくぼみの幅は、小さい子どもにはちょっと広いのです。
しばらくまた和式は敬遠して「洋式がいい」と言うように…。一進一退ですね。

そして今日、また進展がありました。
遊びに行った動物園で急に大をモヨオし、慌てて飛び込んだトイレには和式しか無かった…。
さあ、どうする…?
がんばって、しゃがみました。
結果は、成功!
これは大きな自信につながったようです。

これからも場数を踏んでいって欲しいなと思います。
このあとはまだ、ボットンが待っています。そこでは、のせてあるフタを外すところから、教えなくてはいけません。
場所にもよりますが、まず、臭いに圧倒されると思います。
そして電灯が無く、ヘッドランプを頼りに行かなくてはならない場合もあります。
私たちの試練はまだまだ続く…。

最後にひとつ。
<先にまたいで→ズボンを下ろして→しゃがむ>
この順番は守った方がいいと思います。小さい子は先にズボンを脱いでしまうと、便器の幅に足が広がりにくくなります。

Twitter恐るべし

2010-01-31 02:12:59 | あらかると
こんにちは、ありぃです。
何ヶ月ぶりでしょう!本当に久々の投稿です。
1月は何か新年らしい記事を載せたいと思っていたのですが、あっという間に時が過ぎ、気がついたら今日が31日!いやぁ~、びっくりするやら、慌てるやらで…。

振り返ると昨年11月半ば位から仕事が忙しく、なかなかプライベートに時間を割けない日々でした。おかげさまでブログは冬眠状態・・・。カレンダーに色のついた日が無いって、本当に寂しいものですね。苦ww

そんな中、たまたま仕事でウェブマーケティングに関わる機会があり、そこで「Twitter」というソーシャルネットワークサービスに出会いました。
1回の投稿につき140文字限定のひとりごとブログといったところですが、「フォロー」という仕組みによって自分以外のアカウントのツイートを読んだり、そのツイートにコメント付きで返信したりすることでコミュニケーションが生まれ、面識の有る無しに関わらず、色んな人々とゆるーいつながりが出来ていく不思議な仕組みです。

ありぃの名前では1/8よりつぶやきスタート!アカウント名は「@allie_yamagoya」です。
「起きました」「今日の天気は…」「こんな音楽をきいてます」「このニュースが気になります」「…を見ました」というような、日常の他愛のないことから、大好きな自然に関すること、八ヶ岳山麓のことなど色々雑多につぶやいています。
もう3週間くらいになるのですが、現在ツイート数は228件、フォロワー(私をフォローしている人)は105件。毎年送っている年賀状の枚数をこえてしまいそうな勢いです。リクエストした訳でもないのに勝間和代さんからフォローを受けたときはちょっとびっくりしましたが(汗)それはそれで、うれしいもの。私の方からは例えば鳩山首相とか、宇宙飛行士の野口さん、俳優の田辺誠一さん、ソフトバンクの孫さんといった有名人のアカウントをフォローしています。

やや中毒症状に陥りやすいのが玉にキズですが、携帯電話から移動中にアップできるので、往復2時間の通勤時間やちょっとした休憩時間などにささっと操作できる手軽さに助けられて、楽しく続けられています。
私はiPhoneを使っているのですが、ニュースから何から最新の情報がTwitterのタイムライン上に乗ってくるので、家ではあまりMacを開かなくなってしまいました。だから余計、ブログアップの機会を逸しているんでしょうね…。

Twitterのブームがどのくらい続くのかわかりませんが、ダイレクトメッセージという仕組みでシークレットな内容もやりとりできるので、明らかに知り合いだと分かっている人とはそのうちメールもしなくなってしまうかもしれません。あと、ハッシュタグ(#)という仕組みを使って、同じキーワードに関心を持つ人々が集ったり、議論したりということもできます。これで同じ趣味の人をさがしたり、Messengerのようにチャットを楽しんだりできる。とんでもない時代がやってきたものです。

また140文字という限定されたコトバの世界は、俳句や川柳にも通ずるものを感じますし、「郷に入っては郷に従え」ではないですが、RT(Retweetの略)や短縮アドレスのようなルールが存在する一大文化圏というイメージです。

それでも140文字で語り尽くせないこと、きちんと記憶にとどめたいことの記録には、ブログの力が欠かせません。Twitterからウェブページ、ブログ、画像、映像へのリンクはこれからもなくならないでしょう。私もこのブログを続けていくつもりです。

Twitterでのつぶやき内容は、「Twitter」公式サイト、もしくはミラーリングしている「Twilog」というサイトでも見られますので、ぜひチェックしてみて下さい。すぐリンクできるようこのブログの左上にリンクバナーが常駐する形にしてみました。
そしてぜひTwitterのアカウントを作って、体験してみてください。お金はかかりませんので。私へのフォローもお待ちしています。

あ、それと最後に。
Twitterに夢中になって、子どもと過ごす時間を削るのはNGです。携帯電話の画面ばかり追いかけていると、子どもの目を見なくなります。子どもは親のちょっとした変化にも敏感みたい。「心ここにあらず」な対応をすると、すぐに態度に表れますよ!どうぞご注意を。

救世主現わる?!~2009年脱穀@馬来田

2009-11-21 01:10:40 | センス・オブ・ワンダーな日々
 
[夕暮れの田んぼ、唐箕、そして子どもの笑い声。]


素足で泥に入って苗を植える。
鎌を使って稲刈りをする。
束ねて天日に干す。
せんばこきで脱穀をする。

耕うん機とかコンバインとかいう機械ができる前は、きっと普通だったんだろうな…。
これがちょっと昔の、この子たちのおじいちゃんおばあちゃんが子どもの頃にあった、日本の風景なのかもしれません。
今やアジアのほかの国でも、機械化の波がどんどん押し寄せて、こうした風景はあんまり見られないのかもしれません。

効率よく収穫して、たくさんのお金を得て、豊かな生活をするために。

そして本当の貧しさを知らない世代が親となりました。
空腹が満たされても何かが足りない。
日本人が忘れてしまった風景の中に、その答えがあるのかもしれません。




[はさがけ解体。子どもたちも頑張ります。]


11月の初旬、馬来田の田んぼで脱穀作業を行いました。
脱穀とは、稲穂をもみ(実の部分)とわら(穂の部分)に分ける作業。
わたしたちが普段食べている白米や玄米はもみを精米して作っているので、もみを選別していくというのは、また一歩食べられるものに近づける作業ということになります。

前回稲刈りでは稲穂の束をはさがけするところまででしたので、今回はまずそのはさがけを解体して、稲穂の束を取り出すところから始まりました。子どもたちがいっしょうけんめい重たい束を運んでくれました。




[足踏み脱穀機]


脱穀に使った機具は2つ。昨年と同じ、足踏み脱穀機と原始的なせんばこきです。
足踏み脱穀機は歯の部分が回転してあっという間にもみを稲穂から取ってくれる、すごく画期的な機具。昨年の脱穀では途中からこれを借りて来て、すごく大活躍したので、今年は初めからバッチリ使いました。
ただ回転する部分に巻き込まれると非常に危険なので、こちらは大人専用。



[せんばこき]


子どもたちはゆっくりペースでせんばこきによる脱穀を楽しみました。せんばこきは鉄製のすきのような機具でシンプルですが誰でも安全に脱穀を体験できる優れものです。

足踏み脱穀機にしてもせんばこきにしても、大ざっぱに「もみ」と「わら」を分けていくことができますが、「もみ」の中には小さなわらやゴミなどがたくさん含まれている状態です。
精米をするためにはここから更に、限りなく「もみ」だけの状態に近づける必要があります。




[とうみ]


そこで登場するのが、この機械。「唐箕」と書いて「とうみ」と読みます。
今となっては非常に珍しい機械になってしまい、わざわざ君津にお住まいの方から借りて来たのだそうです。

さて混ざってしまった「もみ」と「ごみ」を分けるにはどうしたらいいのでしょう。
昨年はこの「とうみ」という機械がなくて、手作業での選別となり、非常に大変だった思い出があります。
手作業で選別していると気がつくのですが、「もみ」と「ごみ」は重みが全然違うのです。「もみ」の方が断然重いです。たまたま風が吹いた時に上からサラサラ…と「もみ」「ごみ」混合体を落としてみると、「もみ」は真っすぐ下に落ち、「ごみ」は風に運ばれて行きました。

唐箕はまさに、この原理を利用した画期的な機具なんです。
大きな箱の中でプロペラを回して風をおこし、そこに落ちて来る「もみ」と「ごみ」を吹き飛ばします。重みの違う2つがそれぞれ別のところに集まることで「もみ」と「ごみ」を分けるんですね。

レバーをまわすと、ビューッビューッと風がおき、面白いように「もみ」が抽出されていきました。
唐箕の登場でどれだけ作業効率が上がったことでしょう。救世主現わる!という感じだったでしょうね。昔の人の知恵は素晴らしい。
1回で取りきれなかったごみも、2回唐箕にかけてみると結構きれいになります。
実は昨年、唐箕体験のときに参加できなかったので、今回は絶対に見たいと思っていました。うれしいです。

唐箕は周りが木の板で囲ってあり、杉のような軽くて柔らかい素材でできていました。
ほのぼの、あったかい感じのする機具で子どもたちにも人気がありましたよ。

唐箕の作業を経て、1.5袋分のもみが取れました。
これが精米され、ごはんになるなんてすごいですね。

そうそう…それから前回の反省を活かして、今回の脱穀では軍手を使いませんでした。もみが、くっつき虫のようになってしまうので。ホームセンターで色々探して、ショーワグローブの「ピッタリ背抜き」という手袋を使ってみたところGoodでした!



[いもほり]


午前中で脱穀作業を終わらせ、午後はみんなでいもほりをしました。
前回のプレいもほりの時は小さかったおいもも、2週間ほどのあいだに大きく育っていました。
ゴロンゴロンした大きなおいもが、出て来る出て来る!
面白くてみんな無言で?夢中になって掘っていましたよ。



[いきもの]


すでに数日前木枯らしが吹いて、冬が到来していましたが、馬来田はとても暖かかったです。
馬来田のいきものたちも、まだまだ活動していました。
たっくんは今回、ほとんど虫取りをしていました。これでもか、というくらいバッタがたくさんいましたよ。
カエルや、野ネズミ(すでに死んでましたが)を発見した人もいました。
農薬を使っていない田畑には、いきものたちが沢山くらしているのですね。
こういうのを見るとホッとします。

馬来田のお米は、このあと川崎のお米屋さんで精米されるそうです。楽しみです!!

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※参考…今年の馬来田の様子「お田植え」「稲刈り
    昨年の馬来田の様子「お田植え」「草取り」「稲刈り」「脱穀

風との対話

2009-11-04 01:00:03 | センス・オブ・ワンダーな日々
「いい波だ」と言ってサーファーがサーフボードを抱えて波打ち際へ走るみたいに、
「いい風だ」と言って広場へ走って出てみた。



日曜日。南から生暖かい風がビュービュー吹いて、隣のトタン屋根がバッタンバッタン音を立てていました。
風って不思議ですよね。
風自体は目に見えないですけど、風によって動かされたものがヒラヒラ飛んで行ったり、渦を巻くように踊ったり、音を立てたりすることで、その存在がわかります。

そんな風を手軽に身近に感じることができるグッズをみつけました。
Earth Kiteっていうの。

骨の無い、コンパクトに折り畳める凧。
万一、小さい子に当たっても痛くない、やさしい凧。

カバンの中に入れておいて「あ、いい風!」と思った時にさっと取出せるんです。



ぐいぐい引っ張られたり、逆に引っ張ったり…
あっち行ったり、こっち行ったり…
くるくる回ったり、ひょいっと逃げたり…
風って結構、やんちゃなのね♪
まるで生きているみたいに。

普段はジョギングなんてしないのに、知らない間に、走って走って体がぽかぽか。
凧あげはお正月の遊びだと思っていたけど、それじゃもったいないかもなぁ…。

空と大地とつながりながら、風との対話を楽しむってなかなかいいもんですよ。
木枯らしが吹いたら、外へ出よう!