ALGOの塾長日記~愚公移山~

-学習塾方丈記-

学習指導の由なしごとを
    徒然に綴ります。

なぜ、書くのか

2007年10月30日 | 中学受験 行雲流水録
「どうしてわたしたちは文章を書くのでしょう?」そんなこと、あらたまって考えたことがないという人もいるでしょうね。なかには書きたいことがあるから、伝えたいことがあるから、といっぱい理由をあげられる人もいるかもしれません。私が一つだけその理由をあげるとしたら「読む人がいるから」と答えます「なんだそりゃ」と思われるかもしれません。「だれにも読まれない文章もある」と反論する人もいそうです。 日記やメモな . . . 本文を読む

「伝える」

2007年10月14日 | 中学受験 合格力随想
『「落書きをなんとかやめさせたい」との願いを込めて描かれた東京・渋谷の「壁画アート」が無残にも汚された』という記事が読売オンライン(2007年7月31日)に載っていました。 みなさんは、スプレーのペンキで乱暴に描かれた落書きを見たことがあるでしょうか。公園の壁や橋の下・商店のシャッターなどに吹き付けられていて、この辺りには悪い人がいるのだなと、怖いイメージを持ってしまいます。そのおびただしい落書 . . . 本文を読む

頭のよい子になる方法

2007年10月11日 | 中学受験 合格力随想
★頭がよい子どもになる方法は…? ・早起きをする ・きちんとご飯を食べる ・本を読む…これで100%おつりがきます。(7月14日付朝日新聞、土曜版「フロントランナー」より)★  これは、「脳をきたえる大人のDS」ですっかりおなじみとなった東北大学の川島隆太教授の言葉です。 そう、テレビCMに出てくる、あの顔の先生です。川島教授いわく、脳はあきらかに午前中の方がよく働くのであって、「わたしは夜型だ . . . 本文を読む

「読書の秋」

2007年10月08日 | 中学受験 合格力随想
「秋深し隣は何を読む…」、今回は「読書の秋」にちなんだ話題を。「えー読書?もう耳にタコができてるよ」という声が聞こえてきそうですが、しばしお付き合いを。 『文章を読んで意味を理解することと、文章を書く際の推論の仕方の点で、生徒が立派な成績を収めるか否かは、まったく本人の語彙次第です。語彙を十分に増やす方法は、読書以外にありません。本当にそれしかありません』―ある高校教師の談。 ここで皆さんは、 . . . 本文を読む

対象の総合化

2007年10月02日 | 中学受験 合格力随想
みなさんの前に、チョコレートのアイスと、ストロベリーのアイスがあるとしましょう。あなたは、どちらも同じくらい好きです。どちらも今すぐに食べたい。みなさんなら、どうするでしょうか。 (1) 二つをまぜて食べる。 (2) 今日は一つ食べて、明日もう一つ食べる。 (3) 友達を一人呼んできて、それぞれを半分ずつ食べる。 (1)だと、味がまざってしまって、それぞれのおいしさがわからなくなってしまうよう . . . 本文を読む