小学校の図書館

小学校の司書をしています。毎日のおもしろかったこと、どんなことをやっているかを紹介したいと思います。

『たんじょうびのふしぎなてがみ』

2010-09-22 10:33:38 | Weblog
9月22日

 たんじょうびのふしぎなてがみ』を一年一組に読み聞かせをしました。
 子どもたちのどくしょノートを見ると、楽しく書かれていました。
「ぼくも、お誕生日にいぬをほしいなあとおもいました。ぼくは、おたんじょうびがじゅうがつ十かなのでまちきれないです。ぼくも、ふしぎなてがみを、もらいたいなあとおもいました。おとこのこのおたんじょうびがおもしろかったです」これはRくんのどくしょノートです。

奇跡のリンゴ 「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録

2010-09-16 13:08:51 | Weblog
9月16日

 『奇跡のリンゴ 「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録』を読みました。
 昨年ぐらいから司書の集まりで話題になっていて読んでみたいなあと思っていました。
 NHKのプロフェッショナル仕事の流儀という番組で取り上げられた木村秋則さんの本です。全く農薬を使わず肥料をやらないで育てたリンゴです。
 そこまでに30年もかかったのです。
 極貧の生活をしながらも、どうしても無農薬のリンゴを作りたかった。そんな木村さんの本物の姿が鮮やかに描かれています。
 

借り暮らしのアリエッティ

2010-09-14 21:44:22 | Weblog
9月14日

 夏休み早々、映画『借り暮らしのアリエッティ』を見ました。
 このお話は私が子どものころ大好きだった『床下の小人たち』が原作です。
 子どものころ、この本を何度読んだでしょう。自分でも、アリエッティたちが作っていたような部屋を作りたくて、糸巻きで椅子を作ったり、箱でテーブルを作ったことを思い出しました。
 夏にお会いした私と同じようにファンタジーが大好きな司書さんが「最近、『床下の小人たち』からずっと全部読んだの。やっぱり面白いわね」と言っていらしたのを思い出し、『野に出た小人たち』を読みました。面白いです。映画は夏前に読んだ朽木祥さんの『引き出しの中の家』を思い出すような気がしました。舞台が日本だからでしょうか?
 ノートンはおとなになっても面白いですね。

『たくさんのふしぎ』を読む

2010-09-10 21:31:31 | Weblog
9月10日

 『たくさんのふしぎ』と言う雑誌をとり始めて何年になるのでしょう。
 福音館書店の発行で、ちょっと変わった雑誌だと思っています。この本は、書いている人たちが面白い人たちが多くとても質の高いものだと思います。
 もう、学校にあるのは200冊ははるかに超えています。
 今日、6年生の図書の時間に一人1冊を選んで、読んで、その中の不思議を探してもらいました。
その探した不思議をワークシートに書いてもらい、その本につながる本を選んで書くことをしました。この取り組みは、夏休み前に配布したノンフィクションを読もうにつながってほしいという思いを含んでいます。
 また、読んだ本から読み取ることと、まとめるということを行ってほしいと言う重いからです。数人は授業中に出来上がり、後の人は来週までの宿題です。

夏休みの後遺症(?)

2010-09-09 10:07:12 | Weblog
9月9日

 後遺症というのはいい意味ではないですね。
 では、なんと言えばいいのかな?
 おかげ?
とにかく、夏休みのあと子どもたちの変化がすごいです。
夏休みにたくさん本を読んで読書ノートを書いてきたTさん、私が出したお薦めの本を10冊以上読んできたFくん。もうたくさんの人たちの成長に圧倒されています。

というのも、担任の先生と○○くんがね、読書ノートを50冊も書いてきてすごい!と話すと「夏休み明けに○○くんは発表もすごくて・・・」という話を担任もします。
 子どもって連動しているんですね。
 何かを頑張ると、顔つきも変わってくるし、一歩成長するのが大きい一歩なんですね。

夏休みが終わって

2010-09-07 09:28:34 | Weblog
9月7日

夏休みが終わっても暑い日が続いています。
図書の時間が始まり、一回り大きく、黒くなった子どもたちがやってきます。
夏休み前に『どくしょノート』を配った1年生はどんなことを書いてくるかが楽しみでした。
おうちの方が丁寧に見ていらっしゃる様子が分かるものガ多いなあと感じ嬉しかったです。
1年生、2年生のときはおうちの方が見守っていると言うことが大事なことではないでしょうか?とくに、夏休みの読書などはそんな風に思っています。
40冊書いてきたY君の読書ノートの端に小さく”と”って書いてあったりしました。