小学校の図書館

小学校の司書をしています。毎日のおもしろかったこと、どんなことをやっているかを紹介したいと思います。

秋さがし

2007-10-23 12:26:36 | Weblog
10月23日
低学年はよく、生活科で秋さがしを行います。
今日は2年3組、2組に図書館で秋さがしをしてもらいました。
秋の星座から柿、泣く虫などの自然科学からさつまのおいも、ザボンじいさんのかきのみなどのえほんなどおもしろかったです。

ホームレス中学生

2007-10-23 08:55:02 | Weblog
10月23日

ホームレス中学生』 麒麟・田村裕/著を読みました。 麒麟・田村裕という芸人が書いた本ですが住む家がなくなった中学生の田村少年が飽食と言われる現代の出来事なのに食べるものがなくてダンボールをかじって飢えをしのいだりという悲惨な生活でした。状況は悲惨なのですがさらっと書いてあるところに好感が持てました。
この本を未だ登録していないのに6年生がやってきてぜったいすぐ返すからと言って借りていきました。
6年生にはどうしても甘くなってしまうのです。

kちゃんの読書ノート

2007-10-22 15:41:49 | Weblog
10月22日

 Kちゃんの読書ノートは丁寧でおもしろいです。
小さな絵がついていたり、色が塗ってあったりその本に対する思いがこんな所にも出ていると思います。

ベトちゃんドクちゃん

2007-10-19 12:30:29 | Weblog
10月19日

 二、三日前、朝日新聞の声の欄に司書の方の投書が乗っていました。
 『べトちゃんドクちゃんからのてがみ』松谷みよ子/さくのえほんを子どもたちに読み聞かせているというような投書でした。
 この本は1991年発行ですから購入してから15~16年ぐらい経っています。当時は子どもたちも借りていましたが、最近は手にとられることがありませんでした。この投書を読んで久しぶりにえほんの棚から取り出してきて、図書の時間に子どもたちに話をしました。枯葉剤というのがベトナム戦争でまかれて、お母さんの体にも大きな影響を与え、下半身がつながった子どもが生まれた事、戦争は打ち合いとか、爆弾だけが怖いのではないという事など4年生や5年生に話しました。良く聞いていて、この本を読んでいる子どもたちが見受けられました。

男の子の体、女の子の体

2007-10-19 12:29:31 | Weblog
10月18日

 4年生の女の子は近頃女の子の体に興味があるようで『女の子の心とからだ』の本を次々借りていきます。それに引き換え男の子はまだ興味がないのでしょうか?5年生の男の子が『男の子の心とからだ』を借りたり4~5人で固まって見ています。
「自分の心や体のことを知ることは大事なんだからどうどうと見なさい」と声をかけています。男の子の成長のほうがユックリなのでこういう現象がおきるのでしょう。
4年生の女の子は急に背が伸びたり、体型が少し女っぽくなってきています。5年の男の子がまだ声変わりまでは行かないけど背が伸びてきているからでしょう。

図書の時間

2007-10-17 12:16:22 | Weblog
10月17日

1年2年の図書の時間に、読み聞かせをした後”どくしょノートに書く”ということをおこなっています。なかなか家でかけない子ども、書き方がよくわからない子どもたちもいっしょに書いて見てあげるとちゃんと書けるようになっていきます。

今日は『でんしゃがくるよ!』を読んで書いてもらいました。
読んでみると、「・・・・・うさぎがかけっこをしているのをみて・・・」と本のちょっと出てきたことが気になっていたり、「でんしゃがすきなら、どようびだけでなく、にちようびもくればいいのに・・・」と書いていたりなかなか面白いことを書いています。「はしのうえから いろいろなものがみえて すずしそうだったです」なんて書いている人もいました。

図書新聞

2007-10-15 11:00:44 | Weblog
10月15日

12日の金曜日に図書新聞を作りました。
 きょう、3年生が図書の時間にやってきましたが、読書ノートを読むと、早速特集したフクロウの本を3冊も読んで感想を書いていました。
 近所の図書館へ行って借りて読んだそうです。
 図書新聞を作った直後にこのような手応えがあるととても嬉しいです。

 

一年生

2007-10-12 13:22:54 | Weblog
10月12日

 1年生は2学期からどくしょノートを書き始めました。
 まだ、ひらがながたどたどしい人から充分かける人まで差があります。おうちのかたも熱心で、見ていてくださることがわかります。
 本を読むと言うことはプライベートなものです。
 しかし、いい本に出会うチャンスは、おとなが用意するものでもあると思います。たくさんいい本をそろえた図書館を作ることも大事なことですし、おとなが読み聞かせることも、いい本に気づかされることだと思います。
 だだ、いい本というのは、決して良書という意味ではありません。子どもが求めている本に気づかせてあげられることや、気づくように本をならべておくことなど図書館作りに関わっています。
ガンバラナクッチャ!!

tくんのどくしょノートから

2007-10-09 10:27:45 | Weblog
10月9日

 2年生のtくんはどくしょノートにたくさん感想を書きます。
 きょうは、『ガマ田先生にまかせなさい』富安陽子/作について書いています。
「ぼくは、ガマ田先生っていうとがっこうのせんせいかなと、思いながら本を読み始めました。ところが、それは大まちがい。一番はじめに、ガマ田いいんといういしゃが、みどりぬまのほとりにありました。という文がかいてあったので、なーる。とおもいました。だってぼくはおしえるのが、とてもうまい学校の先生だとおもっていたんですもんね。・・・・・・・・・・」
と、まだまだ続きます。どくしょノートに4枚も継ぎ足して貼ってありました。
読んでいるとこんな思いでよんでいるんだなあ。と、思いながら。