Akkoman Bear's Page

アッコマン熊が頑張ってブログを作りまーす。どうなることやら。。

お誘い

2006-08-27 | Weblog
8月27日 土曜日

モッチーに誘われて、久しぶりに仕事抜きのクライミングにでかけた。みんなと登る機会はあまりないから楽しみにしていたのだ。行先は不動沢。不動といえばクラックかマルチだ。メンバーはモッチー、グリノーさん、コーヘーくん。このメンバーでどこにいくの?と、少々不安もあったのだが…、、

朝、不動沢もミズガキもガスに包まれ駄目ダメムード。おまけに雨も降ってきた。待ち合わせ場所の塩川ダムに車を置いて、モッチーのインプレッサに乗り込む。とりあえず小川山に変更~。
川上村は晴れていた!

小川山はミズガキよりは明るく青空も覗いていたものの、時折雨がぱらつく嫌な天気。駐車場はビッグロック勢が沢山いて賑やか。定例会の飲み会もあるらしくメンバーや取り巻きなどが続出と集まってきた。

はっきりしない天気にみんな空を見上げてうだうだしている。暫く雑談した後、折角だからと、私のリクエストでおばさん岩へ行くことにする。生徒達はすでに自分らで行っているので、私だけが知らないエリアなのだ。行っていない所は案外あるものですね。

おばさん岩1Fはびしょ濡れ。2Fは少し湿気っていたけれど登れそう。左端の5.9から順番に4本リード。みんながお買い得と言っている11aはTRで登る。確かに出だしのワンムーブだけなんだけど私は悪く感じたナー。少し湿気っぼいからかもしれないが、かなりツンツンになってしまうので滑りそうなスタンスで身体を引き上げるのがつらかった。ボルト位置も高い気がした。マスターは怖いかも。。
夕方はサイコロ岩へ。乾きがいい岩だからなのか人が沢山いた。先々週ボルトが打ち換えられたばかり。ご苦労様です。
さっきまで一緒だったコマちゃんとトミさんも先に来て登っている。
景色を眺めながらおむすびタイム。対岸の廻り目平周辺のエリアや金峰渓谷を見渡す。先々週行った雷岩やあみだ岩、奥にはハコヤや砦岩。まだ行っていない処はあるよなー!

暫く休んで、コマちゃんがさっき登って面白いという「シュロス・アドラー」を登る。なかなか面白い。
のんびりしていたら、夕暮れなのか暗くなってきた。さっき残しておいたロープを使い、モッチーがやっていた「ベル・ビュ」をTRで遊ぶことにする。細かいカチカチホールドが続くフェースルート。途中の被った部分の下が悪い。ガストンのプッシュムーブで肩が壊れそうだった。さっきのルートとグレードが一つしか違わないとは思えなかった。作者が違うから仕方ないのかなー?

今日は予定外だったが久しぶりのフェースクライミングを楽しむことができてよかったー。時々パラパラと雨が振ったけどなんとか一日もってくれた。
帰りは塩川ダム19:10ー21:30帰宅。渋滞もなく早く帰る事が出来た。
モッチー、また誘ってね!

ウィスキー

2006-08-25 | Weblog
8月中は2回、合計7日間小川山に滞在した。その時に用意した酒は、DARESBURY'Sの DRY GIN と FOUR ROSES FINE OLD 。それに差し入れの北杜が加わって充分な量となった。

毎日その時の気分で寝酒を選ぶ。まず初日はジン。磨りガラスでできたビンの真ん中にQの字。そこだけが透明になっていて、瓶の裏側に描かれた紳士が見えるようになっている、お洒落なデザイン。味も香りも爽やかで柔らかく飲みやすい。90°プルーフ、45%

翌日はフォアローゼス。焚火を囲んで飲むバーボンはヨセミテを思い出す。そういえばシェルターでよくフォアローゼをのんだなー。まだモルトにはまる前だ。今回のは少し値段が高いぶん普段のフォアローゼよりまろやか、かな。
でも結果的に早く無くなったのは、やはり北杜。いろいろあってもなぜかモルトに手がでてしまうようだ。好きなものは好きなんだからしょうがないよねー

普段、家で飲むのもやっぱりモルトになる。美味しいモルトほど早く無くなるのが、少し悲しい。
1リットルのラフロイグがもうすぐ無くなる。次は何を買おうかなー。やはりアイラモルトになるのだろうか?ラガヴーリン、アードベッグ、カリラ、ボウモア、どれもスモーカーでピーティー。たぶん私はその独特な個性に惹かれてモルトを愛するようになったのだろう。
アイラ以外で好きなのは、タリスカー、ジュラ、スプリングバンク、、など。

新しい好みのモルトを見つける為にいろいろ探してみるのだけれど、なかなか…ですね。

でも、もちろんどんなモルトでもそれぞれ美味しいことは間違いない。出来ればスコットランドに旅をしていろいろな地方の酒をその地で味わってみたいものだ。 o(^-^)o

8月19日~21日 小川山

2006-08-22 | Weblog
8月19日 土曜日

金曜の夜入る予定が、イボルブの吉田さんが来たため朝出となった。夜はヒロシ&カズミ&ショウタも交え、タル平へ。久しぶりの再会で、イボルブの今後についての会話がはずんだ。吉田さんは今回も1ヶ月弱の滞在らしい。

朝5時、なかなか起きないイクを「置いてくよー」と、たたき起こして小川山へ。かなり眠い。
今日はイクとアベちゃんの二人。希望を聞いてリバーバンクエリアへ行くことにする。イクは何度か来ているがアベちゃんは初めてのエリアなので全て初見トライだ。アップで5.9、10a、10cを登り、今日の狙いの11aをトライ。実はこのルートは限定課題でボルトライン上を忠実に登らないとイレブンにはならないのだ。しかし彼には何も言わずにいた。案の定1本目のボルトから左のカンテを使って登り「これはイレブンないですねー」と言って降りてきた。このルートを登った人はみんな易しいというので、本当のグレードは多分10b位なのだろうと思う。
ならば設定者の意図するムーブで‥と私がフェースラインの限定ムーブで登る。これならイレブン?いやいや、人工壁ならまだしも外岩のしかも小川山ではせいぜい10c/d位が妥当でしょう。まあ、ルートが面白いならグレードなんてどうでもいいのだが… 面白いといえばそのルートの左にある10dは見た目は汚い壁だが長さもあって面白いと思う。
アベちゃんは先週、水曜日のシンデレラを登って調子がいい。今日も全部のルートをオンサイトで登った。イクはイレブンを半分限定ラインでRP。10dをTRでワンテンでした。昼間の暑さでだるくなったため今日はこれまでとする。

夕食後、焚き火を囲んでいたらキクちゃん登場。仕事から直帰したので早く来られたらしい。明日の打ち合わせをして、寝不足の私は早めにお休みなさーい。。


8月20日 日曜日

今日の生徒さんはなんと8人。クラック講習希望のHガさんとS木さんは先月に続いて参加。アベちゃんと、さらに今月のアウトドア会員全員集合となってしまった為だ。ジュンも来られないので、アウトドアクラブ上級者の2人にはロープガンになってもらうことにした。当初予定していたエリアはハコヤ岩だったがこの人数では無理なので兄岩に変更。サンデーと八王子ルートにロープをセットする。
途中雲が濃くなり雨が降る中、Hガさんが八王子ルート1P目をリード。気合の入ったクライミングでRP成功。彼が嬉しさを全身で表現するのを見ると、気持ちが伝わってくる。S木さんも励まされて無事RP。よかった~。。。
イクとキク、アベちゃんが、2P目にもロープをセットしてくれて初心者の面倒を見てくれた。とても助かりました。「持つべきものは優秀な教え子」 だよね。ありがとう。


8月21日 月曜日

引き続き4名の参加でスクール。マラ岩へ行く。いつも混んでいるルートはガラガラ。屋根の上のタジヤンをTR。アベちゃんはJECCスラブにトライ。しかし核心に入ったところで雨が降り出す。そのまま登り続けるアベちゃん。雨粒はどんどん大きくなり、もはや登攀不可能なくらい壁が濡れてしまう。仕方なく降りますといってテンションをかける。そのまま降ろそうとしたら、回収すると言う。捨てビナはないらしい。クライムダウンは無理。男らしく飛び降り回収となる。しかし最後のカムにはその行為は危険すぎる。説得してロワーダウウン。1本目のボルトにヌンチャクが残ってしまった。
メランジの岩小屋に非難し雨が止むまで昼飯タイム。幸いにもしばらくして雨は止み日が差してきた。
タジヤンのロープを回収し、JECCを見に行く。壁はびっしょりだ。でも1本目までなら大丈夫だろう。エイリアンを2個決めて1本目のボルトまで登る。花崗岩は少しくらいなら濡れていても岩のざらざらがあるからフリクションがきく。判っていて易しいところなら大丈夫だ。
回収はボルトに直接スリングを入れロープを通して懸垂下降。そのあと片方のスリングに結んでおいたロープを引っ張ればスリングの残置をしないですむ。何処で誰から教えてもらったのかは忘れたが、完璧な回収方法だ。

午後からはマラ岩の裏へ。川上小唄は出だしが濡れていてみんな苦労した。確かに慣れていないと怖いだろうなー。アベちゃんはレギュラー。二回目でRP成功。他の男性生徒2人もチャレンジするが苦戦。小川山のフェースはなかなか厳しいよね。でも、華麗なアベちゃんのクライミングを見て刺激を受けたらしく、これを目標にしたいという生徒さんの言葉に意欲を感じる。教えている人達が少しずつでも上達して、クライミングの楽しさをわかるようになるのはとても嬉しいことだ。
リバーサイドに下りてアウトオブバランス。やはり下部が濡れていていやな感じ。初心者のリードには良いルートなのだが今年は使えそうもない。
梅雨が長引いた夏は天気が悪く雨が多いと誰かが言っていたが、小川山の気候はこのところ毎年よくないなー  秋には良くなるといいのだが・・
夕方、生徒さんみんながテント場の撤収を手伝ってくれた。なんて親切な方たち。感謝。。m(_ _)m

帰りはいつもの道、信州峠から広域農道、韮崎ICで中央に乗る。今までは相模湖で降りて嫌いな16号を走るか相模川沿いの道で鶴間を通って帰るのだが、今年はETCのおかげで中央高速の料金が半額になる為、相模湖では降りずに八王子~国立府中まで行く。プラス600円かかるがそれでも以前よりは安い。国立府中から家まで1時間弱なので合計3時間で帰ることが出来る。以前のコースより1時間は早い計算だ。文明の利器は素晴らしいなー。。。〆

アミダ岩

2006-08-17 | Weblog
8月15日 火曜日
小川山最後の日はあみだ岩へ。ジュンが昨日ボルトを打って作ったNewルートを登る。アミダ岩は既製ルートが3本あるのだが、あまり登られていないらしく、壁面は苔に被われている。ルートのラインもよく判らず、始めに見た時はウーンどうしようと思ったくらい。
しかしジュンのルートを見る目をあなどっちゃいけない。登っていなさそうなところを掃除して面白いラインが完成した。ルート名はロトシックス。
まだ掃除が完璧ではないので、ホールドやスタンスの埃を掃いながらのクライミングだったが、なかなかいいルートだった。1ピッチ目はスラブで最後のマントルが少し怖い5.9。2ピッチ目はスラブのトラバースとハング越えの5.10a。ボルト&ナチュラルプロテクションルートだ。3ピッチ目は多分既製ルートのあみだくじと同じライン(写真)のバリエーション。クラックの5.10b位?頂上に抜けるきもちいいラインだ。ここからはタヌキ岩やキツネ岩もよく見える。
ルート開拓はホントにジュンのライフワークだよねー。

ゴロゴロ

2006-08-15 | Weblog
8月13日 日曜日
昨日(12日)は講習中に雷雨!やっぱりなー。。金峰山の方から雷雲が広がって来たのでそろそろかなーと思っていた矢先だった。早々に準備をしていたので足早に下山。講習は1時で中止となる。残念。。
夕方、雨が止んで光が差し込んだ。夜は綺麗な星空が広がり月もでてよい天気。焚火を囲んで話しがはずんだ。

昨夜は早い時間から飲み始めたので、少し飲み過ぎたみたい。講習を放棄してイクとキクをトミさんとコマちゃんに預け、雷岩へ。急登を30~40分。もちろん着いたらダウン!ビレイはウッチーに任せて、しばしお昼寝。
10a、10c、11a、11b、とジュンが立て続けに登る。見た目はショボイが登ってみるとなかなか面白いらしい。せっかく来たので私も登ることにする。「伝説の湖」はスラブフェースでスメア立ち込み、マントリングと多彩。「ゴロゴロ(写真)」はトップロープで遊ぶ。カンテを両手で挟み込んで登る変なルート。核心のレイバックが絶妙で面白かった。ジュンのレイバックは安定していたなー。流石!
久しぶりのスラブクライミングで感覚を取り戻した感じ。楽しかった~!

入道雲

2006-08-15 | Weblog
8月11日 金曜日
夜7時半小川山到着。もう、うす暗くなってきた。下の林道沿いの駐車場はいっぱい。やはり人が多い。
でも、いつものテント場は空いていた。ラッキー! タープとテントを張り夕食。
今日は東名の事故で横浜~厚木間が通行止めになった影響で周りの道路が混んでいて、時間がかかった。ロングドライブお疲れ様でした。。
途中の広域農道からの入道雲がきれいだった。

LAPHROAIG

2006-08-04 | Weblog
カナダからの帰り、USシアトルの空港免税店で、自分のお土産にラフロイグを購入した。その時は、日本のディスカウントショップで買うのと値段がたいして違わないと思ったのだが、帰ってきて開けてみるとデカイ!1リットルビンだった。これなら$34はまあまあの値段。今回買ったのは、クウォーターカスク、ノンチルフィルター48%。…;

まあ、だからといって普通のラフロイグとどこが違うのかといわれたら、飲み比べをしたわけではないので、解らない‘〓’ね。
うん、ラフロイグだ。スモーキーだねー)~-~(…くらい?!?

でも美味しいからいいよね!
今夜は少し飲みたい気分。携帯片手に、グラスを片手に‥・‥・

梅雨明け

2006-08-01 | Weblog
7月30日(日)小川山
朝5時、頑張って早起きして小川山に向かう。16号は車が少なく快適だが天気はイマイチ。津久井湖のあたりでは雨がパラパラ降ってきた。昨日の小川山は雨だったようだし、今日も行って見なければわからない状態。大月のあたりでは周辺の山にガスがまとわりついて空気がじっとりしている。こんなときのドライブは何か聞いて走らないと気持ちがのらない。だいたいこういう場合、何枚かあるCDから選ぶのはオリジナルラブになる。もう10年くらい聞いているけど不思議と飽きないんだよね
笹子トンネルを抜けたら晴れているかと思いきや、あまり変わりない。いやチョットだけ雲が切れているかな?・・韮崎あたりで雲が薄くなり少し明るくなってきた。茅ヶ岳広域農道は景色がいいので好きな道だが今日は南アルプスも八ヶ岳も雲の中。でも瑞牆を過ぎ信州峠を越えて長野県に入った途端、晴れた!そうそうこういう時もあるんだよね。なんかラッキーな気分。廻り目平に入るとすぐにイク&キクがお出迎え。キャンプ場はけっこう混んでいる。8時半だというのにもう兄岩にはクライマーが・・・早!

今日はイクのリクエスト「彩花」へ。このルートは89年の夢舞(ムーブ)コンペの女子予選ルート。主催したのは、現在は南アルプス甲斐駒ケ岳七杖小屋にいる田辺さん。ルート開拓からコンペの開催まですべて自費で、88年と89年にコンペを開催したこだわりの人だ。職人と呼ぶにふさわしい彼の開拓ルートは今でも人気ルートとしてみんなの目標になっている。サイカは群馬の3人娘と呼ばれたユキエちゃんが初登して名前を付けた。女性らしいいい名だよね。
さて、妹岩への急登を上がり、いきなりはチョット厳しいので、ホリデーでアップ。久しぶりのホリデーのリードは怖かったー・・イクとキクもTRなのに怖そうにアップ。これってアップにならないかもね。ロープがかかったついでに隣のオレンジロードもやる。リードだとこれも怖いんだよねー1本目のボルトがちょうど足元になった状態で立ちこんでいくから落ちたらロープを引っ掛けちゃう可能性が高い。このルートは今は名古屋に行ってしまったシュンロクさんがグランドアップで初登したルート。味があって面白いのだけど落ちられない怖さが先にたって、リードしたときはマジ真剣だったなー。

彩花はすでに取り付いている人がいた。すぐ終わるというのでしばらく待っているうちに太陽が廻りこみバリバリの日向になってしまった。暑い!しかし、いきなりリードはしない娘のためにロープを張ることになる。これも久しぶりでムーブはぜんぜん覚えていない。昔は一度登ったルートのムーブはほとんど頭に入っていたのだが、それじゃあ面白くないからムーブを忘れるようにしていたら、本当に覚えなくなってしまった。人間って良く出来ている。ほとんどオンサイト状態でそれでもなんとか落ちずに登れた。冷や汗ものである。生徒のレベルが高くなってくると、こちらもおちおちしていられないや!

午後になって日が翳って大分登りやすくなってきたが、キクのトライするラリグラスはずーっとカンカン照り。それでもぜんぜんめげずに登るのだからすごいと思う。彼は花崗岩は好きだというか抵抗がないという。登りを見ても確実に上達している。何より初見でリードトライできることはクライマーになった証拠だ。毎週外岩に行って登っている成果だろう。今回はレッドポイントできなかったが、こだわらずにいろいろなルートにトライして実力を付けて欲しい。
イクもトップロープで何とかムーブが出来てレッドポイント出来そうだったのだが惜しいところで力尽きた。。。。
イクは、ジュンの言うようにトップロープでいいから、もっとたくさん登りこみをしたほうが力がつくのかもしれない。昔、私もそうだったように。
それぞれ人によって強くなるための方法は違うから、自分にとって今何が必要かを見つけられる人は、スムーズに上手くなっていくのだろうと思う。

8月は小川山のシーズン。二人揃ってまた頑張ろうね!