たこさんの秋吉台日記

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2月26日 アオネカズラ

2008年02月26日 | Weblog

アオネカズラ(ウラボシ科 エゾデンダ属) 夏に落葉し、冬緑性。
根茎は長く横走し、肉質で、緑色かわずかに白っぽく、鱗片をまばらにつける。
葉柄はわら色、長さ7~15cm、ほぼ無毛。
葉身は広被針形~卵状長楕円形、長さ15~20cm、羽状に深裂する。
側裂片は15~25対あり、水平に開出し、被針形~線形、幅6~10mm、全縁。
葉質は厚く、やわらかい草質で、
表面にはまばらに、裏面にはやや密に短い開出毛があり、淡緑色。
葉脈ははっきり見えず、裂片の中肋に沿って1列の編み目を作る。
胞子嚢群は中肋近くにつき、大きい。
本州(静岡県以西)・四国・九州で、低山地の樹幹や岩上に着生し、暖地に多い。

【 秋吉台では 「林内や林縁の石灰岩上・樹上にやや普通」の アオネカズラ 】

07年11月11日 撮影
フユノハナワラビ・オオハナワラビ同様に冬緑性のシダなんですね。
「やや普通」にあるというのに、
私は、洞穴近くの湿地の樹幹に着生したこれしか、まだ見つけていません。

【 最近撮り直しました ― 手の届く所にはありません 】


08年2月20日 撮影
「葉身は広被針形~卵状長楕円形、羽状に深裂する」

【上の画像を拡大しました】


08年2月20日 撮影
「側裂片は15~25対あり、水平に開出し、被針形~線形、全縁」

【 クリハランも一緒に生えています 】

07年11月11日 撮影
【上の画像を拡大しました】

07年11月11日 撮影
「胞子嚢群は中肋近くにつき、大きい」

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