ホソバカナワラビ(オシダ科 カナワラビ属) 常緑性。
根茎は長く横走し、径1cmに近いものがあり、赤褐色の鱗片をつける。
葉はやや二形となり、3回羽状複生~4回羽状深裂、
小さい葉では2回羽状複生で終わることもある。
羽片は5~10対で、最下のものが最大、
上のものほど短くなるが、先端は急に短くなって頂羽片がはっきりする。
最下羽片の下向き第一小羽片は著しく伸びて、中ほどの小羽片と大きさも
形も同じになり、第2小羽片や上向き第1小羽片も大きくなることが多い。
胞子嚢群は裂片の中肋近くにつき、包膜は円腎形、全縁。
本州(石川県・関東以西)、四国・九州・琉球の暖地で、主として海岸から
十数kmまでのやや乾いた山地の林床に普通に生じ、しばしば群生する。
【 秋吉台では 「林内にやや普通」の ホソバカナワラビ 】
08年1月27日 撮影
「根茎が長く這う結果として群生することになる」
【 羽片は上のものほど短くなり、先端は頂羽片がはっきりする。】
07年11月11日 撮影
【最下羽片の下向き第一小羽片は著しく伸びて】
07年1月29日 撮影
(最下羽片の下向き第一小羽片は)
「中ほどの小羽片と大きさも形も同じになる」
【羽片 ― 裏面 】
07年12月15日 撮影
【上の画像を拡大しました】
07年12月15日 撮影
「胞子嚢群は裂片の中肋近くにつく」
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