たこさんの秋吉台日記

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2月14日 ウラボシノコギリシダ

2008年02月14日 | Weblog

ウラボシノコギリシダ(イワデンダ科 メシダ属) 常緑性。
葉はやや二形だが、ともに単羽状複生。葉質は紙質。
胞子嚢をつける葉は、
葉柄は長さ30~60cm、葉身は卵状三角形~長楕円形、長さ20~40cm。
胞子嚢をつけない葉は、
葉柄の長さ15~30cm、葉身は卵状三角形、尾状に鋭尖頭、長さ30cm以下。
上半部の羽片は基部が中軸に沿着し、羽片は浅裂~中裂、まれに深裂する。
胞子葉のほうが切れ込みが深く、裂片は鈍頭~円頭、鋭鋸歯縁、
下部の羽片には短い柄がある。
胞子嚢群は円形~楕円形、裂片のやや中肋近くに1列に並び、
包膜はほぼ円腎形か鉤形、辺縁は細裂する。
本州(北陸と関東以西)・四国・九州で、低山地の林床にややまれに生じる。

【秋吉台では「林内に普通」の ウラボシノコギリシダ


08年2月14日 撮影
【 ① 胞子葉】


07年11月11日 撮影
【 ①の葉裏 】


07年11月11日 撮影
「裏星鋸羊歯」です。

【 ② 別の胞子葉 】


07年11月29日 撮影
「上半部の羽片は基部が中軸に沿着」
胞子葉のほうが切れ込みが深い」

【 ②の葉裏 】


07年11月29日 撮影
「胞子嚢群は裂片のやや中肋近くに1列に並ぶ」

【上の画像を拡大しました】


07年11月29日 撮影
「裂片は鈍頭~円頭、鋭鋸歯縁」

【 ③胞子嚢をつけない葉】


07年11月29日 撮影

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