たこさんの秋吉台日記

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1月11日 ハイミチヤナギ

2007年01月11日 | Weblog

ハイミチヤナギ〈這道柳〉(タデ科 ミチヤナギ属) 花期は6月~10月。
路傍や荒れ地に生える匍匐性の1年草。茎は分枝して地表を広がり、
長さは20cm(
*50cm)に達し、上部は斜上する。節間は短く1cm内外。
葉は長楕円形~楕円形または長楕円状被針形、長さ2~10mm、
鈍頭~やや鋭頭、無柄。 托葉鞘は膜質で脈がある。
花は茎上部や枝の節に1~数個ずつ束生、苞葉は下部の茎葉とほぼ同形大。
花被は緑色で5中裂し、花被片の縁は帯紅色。
痩果は先端が花被から少し抽出し、偏3稜形で黒色、
2面は幅広く卵形、残る1面は狭く被針形で凹む。
*50cm) ― 日本帰化植物写真図鑑

ゲンゲやノミノフスマが咲いている休耕田の端で見つけました。
花もまだ咲いていました。見たとたん、ミチヤナギと違うことは分かりました。
【画像に写っている草の幅は1mくらい】


07年1月10日撮影
黒っぽく、針金のように写っています。

【根元で多くの茎が分かれています】


07年1月10日撮影
【この茎の長さは約50cm】


07年1月10日撮影
【枝の1つを】


07年1月11日撮影
【上の画像を拡大しました】


07年1月11日撮影
「托葉鞘は膜質で脈がある」
「花被は緑色で5中裂し、花被片の縁は帯紅色」
「痩果は先端が花被から少し抽出」

【痩果をファーブルフォトで撮りました】


07年1月11日撮影
「偏3稜形で黒色、2面は幅広く卵形、残る1面は狭く被針形で凹む
(ミチヤナギの果実は三角形をした卵形で、一面が狭くならない)」
この痩果の長さは約3mm。色が茶色なのは、若いからでしょう。

茎が長くはい回った全体の姿から、ミチヤナギとは違うと分かりましたが、
最終的に痩果の形が区別点と分かり、顕微鏡をのぞく時には緊張しました。

* * * * *
ハイミチヤナギは2007年に初めて見つけた花の第1号で、花番号は1022。
今年中には無理とは思いますが、1100種を目指して、今後も歩き続けますね。


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