たこさんの秋吉台日記

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6月10日 マツブサ

2008年06月10日 | Weblog

マツブサ〈松房/別名ウシブドウ〉(マツブサ科 マツブサ属) 花期は6~7月。
傷つけると松やにのようなにおいがし、果実が房状につくのでこの名がある。
山地に生える落葉つる性木本。雌雄別株。つるは左巻き。
葉は短枝の先にまとまってつき、密に互生。
葉身は長さ2~6cmの広卵形で、先は短くとがり、ふちには波状の鋸歯がある。
葉柄は葉身の長さの半分以上ある。
短枝から垂れ下がった長い柄の先に、黄白色の芳香のある花が咲く。
花は直径約1cm。花被片は9~10個で、全て黄白色の花弁状。

昨年花が1個だけ咲いた大きな株には、今年つぼみがついていないし、
花が咲いたつるはよく切られてしまうし、
近年、マツブサの花を見るのは至難の業になってしまいました。


【昨年は咲かなかったつるに、花が咲きました】

08年6月10日 撮影
この株は、高いところから垂れ下がりよく目立つためか、
全てのつぼみが咲くまで無事だったのは観察を始めた年だけで、
別の、果実を1度見たことがある大株は、根こそぎ抜かれてしまいました。

葉は短枝の先にまとまってつき、密に互生

08年6月10日 撮影
「葉柄は葉身の長さの半分以上ある」

【上の画像を拡大しました】


08年6月10日 撮影
「直径1cmほどの黄白色花が、短枝から垂れ下がって咲く」

※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。

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