ツルグミ〈蔓茱萸〉(グミ科 グミ属) 花期は10~11月。
山地に生えるつる性の常緑低木。
ほかの樹木に寄りかかるようにして長く伸び、高さ2~3mになる。
葉は互生。葉身は長さ4~8cmの長楕円形または卵状長楕円形。
葉の先は長くとがり、ふちはあまり波打たない。
葉腋に淡褐色の花が数個垂れ下がってつく。
ツルグミは目録に「普通」とあるので、必ず見つけようと探していました。
昨日小雨の中、道筋の樹木の葉を順に見て歩いていて、「ツルマサキ?違う。
テイカカズラ?違う。えーっ、もしかしてこれが・・・?」と、やっと見つけられました。
雨で暗かったし、細部を撮っていなかったので、今日撮り直しました。
【高く、10m近くも登っていました】
07年1月17日撮影
林を歩いている時は「ツルグミを探そう」と、ナワシログミが目に入るたびに
葉の縁の波打ち具合を見てきましたが、樹形はナワシログミとは全然違いました。
07年1月17日撮影
【上の画像を拡大しました】
07年1月17日撮影
【葉は】
07年1月17日撮影
「長楕円形または卵状長楕円形。葉の先は長くとがり、縁はあまり波打たない」
【葉裏は】
07年1月17日撮影
「赤褐色の鱗状毛が密生する」
【樹皮は】
07年1月17日撮影
「灰黒色。丸い皮目があり、縦に細長い浅い割れ目ができる」
「幹が太くなり、ほかの木に高く登ってから花をつけるようになる。
若い木は花が咲かない」
太さは直径2.5cmほどでした。
10m近くも登っているのだし・・・、どうか今年咲いてくれますように。
* * * * *
【おまけ ― ナワシログミ】
07年1月17日撮影
この辺りにはナワシログミがたくさん生えていていますが、
【葉のふちは波打ち、裏面に反り返っています】
07年1月17日撮影
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