６月１５日 スオウアザミ探索 － その３

今回は、
これまでスオウアザミと思われるアザミを見つけてきたトラックからピョンと飛び、
全く別の場所で、同じ地質の山林を探索しました。

【①仲間の勘が的中。梅雨時に開花するアザミの頭花がありました】

②細い茎から更に細い枝を伸ばして、その先に蕾がついています。

③ここの特徴は、頭花がついた細い茎が地際から出ていることです。

（左の太い茎には葉だけ。右の細い茎に頭花がついています）

④太い茎（左）と、細い茎（右）の地際…これしか撮れてなくて。

⑤咲いた頭花を。

⑤を拡大しました － 花茎には細い寝た毛が密生。

⑤を拡大しました － 総苞片は何列？

⑥咲き終わった頭花もあります。

⑦頭花がつかない茎の葉裏は、白っぽく見えました。

⑧仲間がルーペで見て「クモ毛がいっぱいある」と言うので、撮ってみました。

⑧を拡大しました － なんとか撮れてます？


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スオウアザミ探索の前から、秋吉台のチョウシュウアザミの今を見てきました。

【⑨水分・日当たりが十分のドリーネでは、高さ150cm以上のもたくさん】

⑩チョウシュウアザミはどんなの？

⑪下の方では葉柄が半ば茎を抱いていて

⑫茎の上方には細い寝た毛がいっぱい。

⑫を拡大しました。

【⑬今の時期に頭花をつけたチョウシュウアザミがないか、見て回りました】

近寄れないドリーネは、双眼鏡と望遠レンズを頼りにしました。
⑬を拡大しました － 秋吉台で今咲いているアザミはノアザミだけです。

【⑭イズモアザミにも頭花はついていませんでした】


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【チョウシュウアザミの基準地にも足を運びました 】

チョウシュウアザミ基準地の葉は、
スオウアザミではないかと見てきた株の葉より堅くて刺が鋭く、
触るととても痛かったです。

昨秋、門田先生と見た数カ所のチョウシュウアザミのいずれにも、
頭花は全然ついていませんでした。
秋に咲くアザミのチョウシュウアザミには、今はまだ花芽がついていないのですね。

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