たこさんの秋吉台日記

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8月17日 ヤマイ・ガガイモ

2006年08月17日 | Weblog

ヤマイ〈山藺〉(カヤツリグサ科 テンツキ属) 花期は8~10月。
原野、低山の湿地に生える高さ15~50cmの多年草。
葉は幅0.7~1.5mmで茎より短い。
茎の先にある葉状の苞のわきに、小穂を普通1個つける。
小穂は長さ1~2cmの長楕円状卵形で、鱗片は広卵形。

毎年、過去の記録を見て「そろそろ」と、アイナエが生える広場で探すのですが、
今回は別の場所で、大きく生長したヤマイの小穂が目に入ってきました。
【コキンバイザサが咲いていた場所で】


06年8月17日 撮影
【もう少し近づいて撮りました】


06年8月17日 撮影
【上の画像を拡大しました】


06年8月17日 撮影
「小穂は長さ1~2cm、先はとがり、多くの鱗片がらせん状につく」
この小穂は長さ1cmくらい。苦手なカヤツリグサ科ですが、私にも分かりました。

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ガガイモ(ガガイモ科 ガガイモ属) 花期は8~9月。
日当たりのよいやや乾いた原野に生えるつる性の多年草。
葉は対生し、長さ5~10cmの長卵状心形で先はとがり、裏面は白緑色を帯びる。
葉腋から花序を出し、淡紫色の花をつける。
花冠は直径約1㎝で5裂し、内側に白い毛が密生する。


毎年見ている駐車場そばのガガイモです。
ここは草刈りが行われ、その日にちで開花時期が左右されますが、
今年は昨年より10日ほど遅い今日、やっと開花確認できました。

06年8月17日 撮影
昨年開花確認した林道入り口の大株は、のり面の工事で消えてしまいました。
人家のすぐそばだったので、ずっとあるとは思っていませんでしたが、
結局、あそこのガガイモを私が見られたのは、1年だけだったのです。
【一つの花序を】


06年8月17日 撮影
【上とは別の花序です】


06年8月17日 撮影
「花冠は5裂して内面に長毛を密生する。雄しべ5本が雌しべと合生(ずい柱)、
長いくちばしを持つ柱頭だけが花冠から突き出る」

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ガガイモがある駐車場に行くのに、長者ヶ森駐車場から急ぎ足で15分です。
車なら、カルストロードを大回りで行くので、ほとんど時間の差はないのですが、
こんなに暑い日は、これまで車で行っていました。
でも今日は、「往復約20kmなので、ガソリン代は300円近い」と、歩きました。

きょうは台風が来るというので、午前中に引き上げる予定で6時半に家を出ました。
お盆の間、駐車場に入り切れないほどの県外ナンバーの車を見ていただけに、
観光地が目覚めていない時から秋吉台を歩くのは、いい気分でした。
時々涼しさを感じる程度の風で、雨も降らず、
「同じガソリン代使うのなら・・・」と、結局午後1時半まで歩き、
秋吉台で朝昼2食のパン、トマトとナシ、飲んだお茶とコーヒーは
1.8L


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