たこさんの秋吉台日記

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6月1日 マメガキ

2007年06月01日 | Weblog

マメガキ〈豆柿/別名シナノガキ・ブドウガキ〉(カキノキ科 カキノキ属)
                                    花期は5~6月。            
古く中国から渡来し、柿渋をとるために広く栽培されている。
高さ12mになる落葉高木。雌雄別株。樹皮は灰褐色。
葉は互生し、長さ6~14cmの楕円形または長楕円形で、両端はややとがる。
表面の主脈と裏面に開出毛が残る。
葉腋に淡黄色の花をつける。花冠は吊り鐘形。萼は4裂し、ふちに毛がある。
雄花は1~3個が集まってつき、雌花は単生する。
果実は直径1.5~2cm球形で、黄色から黒紫色に熟す。

小さなカキの雄花が地面にたくさん落ちているのを見つけました。
最初はリュウキュウマメガキの雄株と思ったのですが、
何度も足を運んで調べた結果、マメガキと同定しました。

【マメガキの雄株と思います】

07年6月1日 撮影
【上の画像を拡大しました】


07年6月1日 撮影
たくさんついている花が、全て雄花です。

【葉は】


07年5月31日 撮影
葉柄は長いものでも2cm弱です。
葉柄の、葉全体に対する割合が、キュウマメガキより短いと思いました。

【葉裏は】


07年6月1日 撮影
【上の画像を拡大しました】


07年6月1日 撮影
「裏面に開出毛が残る」
脈を含めて、葉裏の全面に毛が見えます。
(同時期のリュウキュウマメガキの葉裏には、脈にだけ毛が見えました。)

葉の表面の主脈に毛があります】

07年6月1日 撮影
【萼のふちに毛が見えます】

07年6月1日 撮影
【樹皮は】

07年5月30日 撮影
「樹皮は灰褐色」

この株の近くにもう1本、これもマメガキと思います。
別の林に高く伸びた雄株を3本、地面に落ちていた花で確認していますが、
リュウキュウマメガキかマメガキかは分かりません。


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