オオカグマ(シシガシラ科 コモチシダ属) 常緑性。
根茎は太く、短く匍匐する。葉はやや革質。
羽片は無柄、羽状中裂、裂片は鋸歯縁。
葉脈は中肋の両側に2~3列の網の目を作り、辺縁では遊離。
鱗片は被針形、褐色、膜質、葉柄の基部に多いが、中軸から羽軸にもつく。
胞子嚢群は中肋に沿う網の目ごとに、その外側につき、
包膜は内向きについて、深く胞子嚢を抱き込む。
紀伊半島南部・中国西部・四国西南部・九州に産し、
平地~低山地の林下に生ず。
いつも山裾ばかり観察して、崖を見上げては一度登ってみたいと
思っていた小さな丘に、今日、友人二人を誘って上がりました。
道らしきものを見つけてもすぐに途絶えることを何度か繰り返し、
尾根づたいに反対側に下りる予定を変更、引き返していて見つけました。
【ん?何?】
07年12月17日 撮影
【葉柄基部の鱗片は】
07年12月17日 撮影
「鱗片は被針形、褐色、膜質、葉柄の基部に多いが、中軸から羽軸にもつく」
【暗いので、画像は全てISO 400で撮りました】
07年12月17日 撮影
【上の画像を拡大しました】
07年12月17日 撮影
【ソーラスが中肋の両側に平行に2列に並ぶ】
07年12月17日 撮影
この特徴的なソーラスで、「見たことない!」だったのです。
【上とは別の葉です】
07年12月17日 撮影
「包膜は内向きについて、深く胞子嚢を抱き込む」
ここにもう一度来ることは無理、撮りに撮った枚数は100枚を超えていました。
帰宅してオオカグマと同定しました。「外見の印象から紛らわしいものはない」。
確かに。
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