たこさんの秋吉台日記

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7月12日 キバナノマツバニンジン・ノラニンジン

2007年07月12日 | Weblog

キバナノマツバニンジン〈黄花の松葉人参/別名キバナマツバナデシコ〉
                         (アマ科 アマ属) 花期は6~8月。
造成地などに群生する1年草。北アメリカ原産。
茎は細く直立して高さ20~70cm、上部で多く枝分かれする。
葉は茎に対生または互生し、広線形で、下部のものでは長さ1~2cm。
枝の上部に直径約8mmの黄色い花が咲く。
萼片は5枚で、外側の2枚は長さ約3mm、内側の3枚は長さ約2mm、
つぼみの時には外側の2枚が内側の3枚を包んでいる。
花弁は5枚で黄色、長さ5~10mm。
花は午後開花し、数時間経つと散ってしまう。

曇りの午後3時40分、キバナノマツバニンジンがきれいに開いていました。 


【この一番高い草丈は25cmほどです】 

07年7月12日 撮影
【茎の上部を】 


07年7月12日 撮影
「花は午後開花し、数時間経つと散ってしまう」
帰りの夕方5時には、花はどれも、しっかりしぼんでいました。
開ききった途端にしぼみ始め、翌朝ポロッと落ちるので、
数年前までは、しぼんだ花をつぼみと見間違えたこともありました。

【花を】 

07年7月12日 撮影
「花弁は5枚で黄色、長さ5~10mm。
つぼみの時には外側の萼片2枚が、内側の3枚を包んでいる」

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ノラニンジン〈野良人参〉(セリ科 ニンジン属) 花期は6~8月。
道端や荒れ地に広がる1年草または多年草。ヨーロッパ原産。
茎は毛があり、直立して高さ1~2mに達するが、痩せ地では30cm内外。
葉は2~3回羽状に分裂し、裂片は互いに接する。
茎や枝先に密な複散形花序
をつけ、白色の小さな花を密生する。
花は普通白色、ときに淡紅色~紫色を帯びることもある。
花弁は5個、花序の中央部の花では同大であるが、
周辺部の花では花序の外側の花弁が少し大きくなる。

たくさん涼しげに咲いていたカルストロード沿いのノラニンジンは、刈られて
しまいましたが、草原の遊歩道沿いでは、これからまだまだ咲き 続けます。

【この一番高い草丈は1mほどあります】


07年7月12日 撮影
【茎の上部を】 


07年7月12日 撮影
【一つの花序を】


07年7月8日 撮影
「花弁は5個、花序の中央部の花では同大であるが、
周辺部の花では花序の外側の花弁が少し大きくなる」

※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。


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