たこさんの秋吉台日記

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1月15日 コバノイシカグマ

2008年01月15日 | Weblog

コバノイシカグマ(コバノイシカグマ科 コバノイシカグマ属) 常緑性。
                                  地上生の中型シダ。
葉柄はやや光沢のある赤褐色か紫褐色、長さ15~50cm、向軸側(表面)に
溝があり、全面に毛があるが、毛が落ちたあとは基部が残ってざらざらする。
葉身は三角状長楕円形、3~4回羽状複葉、長さ20~60cm、幅15~35cm、
黄緑色でややかたい草質、両面にやや粗い毛がある。
羽片は最下のものが最大で三角状、中部のものは広被針形~狭長楕円形、
先端は尾状、基部は左右非相称のくさび形で、柄がある。
小羽片は卵状長楕円形、
裂片は長楕円形、羽状に2/3くらい切れ込み、歯片はへら形で円頭。
胞子嚢群は葉縁につき、包膜はコップ状で無毛。
東北地方中部以南の各地にあり、山地の林下にしばしば群生する。

【 秋吉台では 「非石灰岩地の林内にやや稀」

08年1月15日 撮影
見たことがないシダが群生していました。

【ソーラスがついた葉を】


08年1月15日 撮影
「葉身は三角状長楕円形、3~4回羽状複葉」

【羽片】

08年1月15日 撮影
「葉(裂片)の縁がブツブツに見えるものがあったら多分このシダ。
ブツブツに見えるのはソーラスがついているからで、裏側の方がはっきりする」

この特徴から調べたら、簡単にコバノイシカグマにたどり着きました。


黄緑色でややかたい草質、両面にやや粗い毛がある


08年1月15日 撮影
胞子嚢群は葉縁につき


08年1月15日 撮影
包膜はコップ状で無毛

08年1月15日 撮影


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