たこさんの秋吉台日記

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5月1日 ニシノオオタネツケバナ

2006年05月01日 | Weblog

ニシノオオタネツケバナ〈西の大種漬花〉(アブラナ科 タネツケバナ属) 
                                  花期は4~6月。
山地の湿り気のある林縁に生える高さ20~50cmの多年草。
オオケタネツケバナの変種で、長角果に毛の出ないもの。
葉は頂上の葉が大きい羽状複葉。側小葉は2~5対で鈍い鋸歯がある。
茎には毛がない。

カテンソウやタニギキョウ・ツルカノコソウが咲いている林縁を歩いていて、
頂小葉が大きくて、枝分かれが少ないタネツケバナが目に入りました。

06年5月1日 撮影

「これは?」と友人。 「マルバコンロンソウ?」
「ニシノオオタネツケバナですよ」
「そう言えば、マルバコンロンソウはこの高さまでスクッと立っていないよね」。


06年5月1日 撮影
【葉は】

06年5月1日 撮影
【長角果がついていました】


06年5月1日 撮影
「長角果に毛が出ない」

ニシノオオタネツケバの同定に必要な長角果がついていて、ラッキーでした。
タネツケバナ属の植物は、
「1つ1つ、確実に特徴を把握しておかないとないと見分けられない」
ということを、改めて実感した次第です。


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