たこさんの秋吉台日記

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1月10日 ラショウモンカズラ

2009年01月10日 | Weblog

ラショウモンカズラ〈羅生門蔓〉(シソ科 ラショウモンカズラ属) 花期は4~5月。
大きく突き出した花を、羅生門で渡辺綱が切り落とした鬼女の腕に例えて、
この名があるという。 葛は花のあとランナーを出すことによる。
山の木陰に生える多年草。
花茎は直立して高さ20~30cm、長毛がまばらに生える。
花が終わると長い走出枝が枝の下部から伸びる。
葉は対生し、長さ2~3cmの葉柄があり、三角状心形で長さ2~5cm、
粗い鋸歯があり基部は心形。
花冠は紫色で長さ4~5cm、下唇の中央裂片は大きく、下方に反り返って、
2浅裂し、濃紫色の模様がある。喉部の先端に開出する長毛がある。

 
【 洞穴前の湿り気の多い草地で 】

09年1月9日 撮影
「花が終わると長い走出枝が枝の下部から伸びる」
長さ80cmほどのつるになって這っていました。
ラショウモンカズラの茎が伸びているのを、夏には何度か見ていますが、
こんなに伸びたのを見たのは初めてで、見たとたんはつる植物かと思いました。

【 葉は対生し、長さ2~3cmの葉柄があり、三角状心形


09年1月9日 撮影
葉柄も長くなっています。

【 粗い鋸歯があり、基部は心形 】


09年1月9日 撮影
【 上の画像を拡大しました 】


09年1月9日 撮影
葉柄や葉柄基部から発根しています。

* * * * *  こんな時もありました  * * * * * *


08年4月29日 撮影
【 鬼女の腕に見えるかと、必ず横からも撮ります 】


08年4月29日 撮影
【 下唇の中央裂片は大きく、下方に反り返って2浅裂、濃紫色の模様がある 】


08年4月29日 撮影
【 上の画像を拡大しました 】


08年4月29日 撮影
「喉部の先端に開出する長毛がある」

 
* * * * * *
数年間使ってきた三脚が故障して(使い過ぎ?)カメラ台が固定できなくなり、
この2ヶ月は手で支えて撮っていましたが、昨日とうとう買い換えました。
Velbon Carmagne G5400
ロ-ポジションから私の身長より高くまで伸びます。
今までより600g重いので、登山靴を軽い方に履き替えたら快適でした。
この三脚に5D+新レンズで、花を撮る日が待ち遠しいです。


日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。

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