たこさんの秋吉台日記

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10月16日 センブリ

2008年10月16日 | Weblog

センブリ〈千振〉(リンドウ科 センブリ属) 花期は10~11月。 
古くから胃腸薬としてよく知られ、千回振り出してもまだ苦いということによる名。
山野の日当たりのよい草地に生える2年草。全草に苦みがある。
茎は高さ20~25cmになり、淡紫色を帯びる。
葉は対生し、長さ1~4cmの細長い線形。
茎の先や葉腋に白地に紫色のすじのある花をつける。
花冠は直径2~3cm、白色で5深裂し、裂片は広被針形で紫色のすじがある。

秋に咲くリンドウ科は今年、10月6日にムラサキセンブリの開花を確認してから、
イヌセンブリ・アケボノソウ・リンドウと順に咲き、今日センブリの開花を見て出そ
ろいました。白いウメバチソウもたくさん見られるようになり、草原はもう晩秋です。


【 日当たりのよい草原で 】

08年10月16日 撮影
【 これから次々と咲いていくことでしょう 】


08年10月16日 撮影
【 花は直径2~3cm、5深裂し

08年10月16日 撮影

裂片は広被針形で紫色のすじがある  】

08年10月16日 撮影
「基部付近に2個の蜜腺溝があり、周りに長い毛がある」
花冠が4深裂・5深裂のものも比較的多く見られます。


※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。

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