たこさんの秋吉台日記

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12月20日 タラヨウ

2008年12月20日 | Weblog

タラヨウ〈多羅葉/別名モンツキシバ〉(モチノキ科 モチノキ属) 花期は5月。
暖地の山地に生える高さ10~20mになる常緑高木。雌雄別株。
葉裏に細い棒で字や絵を書くと、その跡がすぐ黒くなるので、インドで経文を書く
のに利用された貝多羅樹(ヤシ科)になぞらえて多羅葉の名がついたといわれる。
葉は互生。葉身は長さ10~17cmの長楕円形で、
先は短くとがり、基部は円形または鈍形、ふちには鋭い鋸歯がある。
革質で厚く、表面は濃緑色で光沢があり、側脈が見える。
前年枝のごく短い短枝に黄緑色の花を多数つける。花は直径約8mm。
果実は核果。直径約8mmの球形で、11月に赤く熟す。
 

【 今日、車道わきの歩道を歩いていたら目に入りました 】

08年12月20日 撮影
秋吉台で私が見ているタラヨウ十数株のうち、花をつける成木は、雄株2
雌株1で、いずれも高いところで咲くので見上げて撮ってきましたが、今日の
この雌株は道の下の崖に生えているので、雌花を撮るには格好の場所です。

【 葉は互生。葉身は長楕円形で、ふちには鋭い鋸歯がある 】


08年12月20日 撮影
【 果実がついた枝を 】


08年12月20日 撮影
【 上の画像を拡大しました 】


08年12月20日 撮影
目に入った時は、「葉が鋭い鋸歯縁で赤い実・・・タラヨウ!」だったのです。

【 樹皮は灰褐色。皮目が多い 】


08年12月20日 撮影

* * * * *  こんな時もありました  * * * * * *

【 秋芳洞近くの雄株 】


08年5月13日 撮影
【 上の画像を拡大しました 】


08年5月13日 撮影
来年はタラヨウの雌花が見られそうです。

日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。

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