たこさんの秋吉台日記

ご意見、ご感想はホームページの掲示板にお願いいたします。

12月14日 ホウライカズラ

2008年12月14日 | Weblog

ホウライカズラ〈蓬莱葛〉(マチン科 ホウライカズラ属) 花期は6~7月。
暖地の常緑樹林内に生える常緑のつる性木本。日本固有。
葉は対生。葉身は長さ6~11cmの卵形~長楕円形。
先は鋭くとがり、基部はくさび形。ふちには鋸歯はなく、大きく波打つ。
質は皮質で、表面は光沢があり、裏面は淡緑色。
葉腋に白い花を1~2個つける。花冠は深く5裂し、裂片は反り返る。
雄しべは5個。花糸は短く、5個の葯が接して花柱を取り囲む。
果実は液果。直径1cmほどの球形。11~12月に橙赤色に熟す。

名前の由来/蓬莱山は中国の伝説に登場する不老不死の地とされる霊山。
珍しいつる植物だったので、蓬莱山にちなんで蓬莱葛の名がつけられた。

【 ここだけで確認しているホウライカズラ、実を見に来ました 】

08年12月13日 撮影
 ― 以下は望遠レンズで  ―
【 赤い実は、ちらちらと全部で20個足らずです 】


08年12月13日 撮影
【 今日、広島の友人二人が見に来られました 】

08年12月14日 撮影
「果実は液果。直径1cmほどの球形。11~12月に橙赤色に熟す」

【3人で、ブッシュの下に降り、果実の真下まで近づいて撮りました】

08年12月14日 撮影
「7月に花を、今度もこれだけのためにわざわざ秋吉台に来られたのはなぜ?」
『広島でホウライカズラがある地を聞いているのだけど、
実物を見ていた方が探しやすいと思って』。
友人は、長者ヶ森の木の根元から高い枝先まで目を配って歩いていたし、
ムカゴトンボの黒くなった花のあとを見に行ったり、植物に対する一途な気持ちは
並みではありません。 今回の友人の来訪は、私にはいい刺激になりました。

* * * * *  こんな時もありました  * * * * * *
【 7月15日の日記から 】

08年7月15日 撮影
【 上の画像を拡大しました 】

08年7月15日 撮影
花冠は深く5裂し、裂片は反り返る。
雄しべは5個。花糸は短く、5個の葯が接して花柱を取り囲む」


日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。

ホームページの表紙へ


最新の画像もっと見る