たこさんの秋吉台日記

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7月22日 オオキツネノカミソリ・ヒオウギ

2006年07月22日 | Weblog

オオキツネノカミソリ〈大狐の剃刀〉(ヒガンバナ科 ヒガンバナ属) 
                                 花期は7~8月。
春先に伸びだす白みがかった葉をキツネの剃刀に例えてこの名がある。
山野に生える高さ30~50㎝の多年草。
葉は早春に伸び出し、夏になると枯れる。
葉が枯れたあと花茎が伸びて、黄赤色の花を散形状に3~5個つける。
花の長さは8㎝ほど。

オオキツネノカミソリは、帰り水で毎年開花確認、今年は7月12日でした。
【今日の画像より、雨に濡れたこのオオキツネノカミソリを】


06年7月19日 撮影
この日、帰り水まで来ると、長靴を履いていてもズボンはずぶぬれでした。
【上の画像を拡大しました】

06年7月19日 撮影
「キツネノカミソリより葉の幅が広く、花も大形で、雄しべが花より長く突き出る」

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ヒオウギ〈檜扇〉(アヤメ科 ヒオウギ属) 花期は7~8月。
幅の広い剣状の葉が密に互生する形が檜扇に似ていることからこの名がある。
日当たりのよい山地の草原に生える高さ60~100㎝の多年草。
葉は行儀良く2列に並び、長さ30~50㎝。
花茎の上部で枝を分けて数個の苞をつけ、中から2~3個の花を出す。
花は橙色で内面に暗赤色の斑点があり、直径3~4㎝。

「今日こそ」と連日通って期待はずれで、1日休んだら、
ねじ釘状にしぼんだ花が待っていて、開花確認・・・、今年もまたそうでした。
【大好きな花なのに私には意地悪なヒオウギです】


06年7月22日 撮影


06年7月22日 撮影
この花があちこちの草原で見られるようになるのも、間もなくです。

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一昨日までの予報では中止と思ったのに、きょうは花火大会です。
午後3時前に来たら、花火大会用の台上の駐車場にどんどん車が入っていました。
長者ヶ森駐車場は午後5時で閉鎖、カルストロードも通行止めになるので、
Pを移動して帰り水に。しばらくしてカルストロードを走る車の音が全く消えました。
こんな秋吉台もいいものです。
花火が始まる前に、対向車線が混み合う中、スイスイと家路を走りました。


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