ウメバチソウ〈梅鉢草〉(ユキノシタ科 ウメバチソウ属) 花期は10~12月。
丸い花弁が5個ある花を梅鉢の紋に見立てたことによる。
山野の日当たりのよい湿地に生える、花茎の高さ10~40cmの多年草。
根生葉は数個が束生し、長い柄がある。
葉身は広卵形で、基部は心形。茎葉は無柄で茎を抱く。
茎頂に直径2~2.5cmの白い花1個を上向きに開く。花弁は5個。雄しべは5個。
待ちに待ったウメバチソウの開花確認です。
私が秋吉台で記録を取り始めてから、今年が一番遅い開花確認です。
昨年までの記録は9月19日~10月8日でしたから、今年は秋分の日が過ぎ
ても最高気温が25℃以上の日が多かったために、開花が遅れたのでしょうか。
07年10月11日 撮影
午前中は山口市徳地の「森林セラピー 森の案内人」を務め、
午後、ウメバチソウにしぼって2時間歩いたところで、この1輪を見つけました。
【12日追記 ― 別の場所で】
07年10月12日 撮影
「雄しべは5個。仮雄しべの先は細かく裂けて、先端に黄色い腺体がついている」
この花も昨日開花した様子。
これを含めて4輪見ましたが、つぼみはたくさんありますので、
これから目白押しの観察会で楽しんでいただけそうです。
※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。
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