たこさんの秋吉台日記

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9月9日 北九州の山地へ

2012年09月09日 | Weblog

九州北部の山地で、その地ならではの花を見てきました。
私にはほとんどが初めての山。
撮った花の中には“知る人ぞ知る”花があるか知れませんので、
これまで同様に、それぞれの山の名前は書かないことにしました。

【ツルギキョウ〈蔓桔梗〉(キキョウ科 ツルギキョウ属) - 今日一番の目的の花】

 いろいろな蔓と絡み合って咲いていました。
 友人がマルバノホロシを撮っていて見つけました。

 山地にややまれに生えるつる性の多年草。


 
 情報をもらったのは随分前。もう果実がたくさんなりながら花もまだまだきれいでした。

 この葉の特徴を頭に入れました。

【ヤマホオズキ〈山酸漿〉(ナス科 ホオズキ属)】

 山地のやや湿った木陰にまれに見られる多年草。
 体の大きな友人が身を縮め、斜面すれすれにカメラを構えて撮っていたら、
 通りかかったハイカーが「何がいるのですか?」

 まさか、大きなレンズの先はこんな可愛い花だなんて、思いも寄らないでしょうね。

 液果を包む緑色の萼には、まばらに刺状の突起があります。

【コバノボタンヅル「〈小葉の牡丹蔓〉(キンポウゲ科 センニンソウ属)】



 葉は2回3出複葉。
 イメージは、ボタンヅルというよりセンニンソウの葉が2回3出複葉になり、
 小葉に切れ込みがある感じ。
 今度から探す時はセンニンソウに近づいて見ないと。

【ウエマツソウ(ホンゴウソウ科 ウエマツソウ属) - 上部に雄花、下部に雌花がつく】

【ジンバイソウ(ラン科 ミズチドリ属  - クモキリソウに似た葉と思いました】

【スイラン〈水蘭〉(キク科 スイラン属) - 湿地で咲いていました】

 細長い葉がシュンランに似ていて、湿地に生えることから「水蘭」。


予報で雨を覚悟していましたが、帰りに九州自動車道に乗るまで時々日差し
もある薄曇りという、今回も、願ってもいなかった条件下での花探索でした。

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