たこさんの秋吉台日記

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1月9日 ヒロハクリハラン

2008年01月09日 | Weblog

クリハラン(ウラボシ科 クリハラン属) 常緑性。
葉柄にはまばらに鱗片がつき、長さ10~30cm。
葉身は常に単葉、通常中央が最も広く、長さ10~15cm。

* * * * *

ヒロハクリハラン(ウラボシ科 クリハラン属) 常緑性。
山口県・北九州・沖縄に知られ、
葉身は卵状長楕円形、基部が最も広く、幅6~9cm、広いくさび形に終わる。

「秋吉台国定公園の高等植物」のクリハランの記録に
「鹿の井手のものはヒロハクリハランである」とあります。

“秋吉台のやまんば”さんは、
「実際に見たことはありませんが、
故塩見先生から『鹿の井手のはヒロハクリハランだからね』と聞いていた」と。

そして今日、
「昨日見に行ったら、今まで見たことがない形のクリハランがあったから」
と、早速案内して頂きました。

【岩の割れ目でも】


08年1月9日 撮影
【スギの根元でも】


08年1月9日 撮影
【林床で、こんな風に群生していました】


08年1月9日 撮影
クリハランより幅が広く、基部が最も広くて先に向かって次第に狭まり、
縁の波打ち方が激しく、葉の質がクリハランより薄く感じられ、
クリハランと違うことは一目で分かりました。


08年1月9日 撮影

08年1月9日 撮影
【クリハランのかたまりも、いくつかありましたが】


08年1月9日 撮影
中に「広葉」らしいものも混ざっています。


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