たこさんの秋吉台日記

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1月25日 アイノコクマワラビ

2008年01月25日 | Weblog

アイノコクマワラビ(オシダ科 オシダ属) 常緑性。
クマワラビとオクマワラビの雑種で、両方の特徴を併せ持つ。

昨年12月に撮ったのと、同じ道ばたの山すそで先日撮ったのは、アイノコクマ
ワラビかと思いながら秋吉台の記録にないので、オクマワラビとしていましたが、

【 ① アイノコクマワラビでした

08年1月21日 撮影
下部羽片は短縮して幅広(クマワラビ)・・・オクマワラビは下部羽片が短縮しない。

【 ①上の画像を拡大しました】


08年1月21日 撮影
羽片は細くて多い(オクマワラビ)

【 ② 昨年撮ったこれも、アイノコクマワラビ】

07年12月4日 撮影
【 ② 葉の下半分を】


07年12月4日 撮影
葉柄の鱗片は明るい褐色(クマ)・・・オクマは暗褐色。

【 ② 葉の先半分を】


07年12月4日 撮影
葉の先半分にソーラスがつく(オクマ)・・・クマは先端部だけソーラスがつく。
                        この部分の羽片は短縮し、胞子の
                                  飛散後は枯れる。

【 ② 上の画像を拡大しました】


07年12月4日 撮影
裂片の先は丸い(オクマ)

☆アイノコクマワラビは、「秋吉台国定公園の高等植物」に記載がないシダです。


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