たこさんの秋吉台日記

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1月19日 ヘビノネゴザ

2009年01月19日 | Weblog

ヘビノネゴザ(イワデンダ科 メシダ属) 夏緑性。
根茎は直立から斜上、葉を叢生し鱗片がある。
葉柄は葉身と等長かやや短く、わら色。
葉身は被針形~長楕円状被針形、長さ20~40cm、2回羽状に深裂~全裂、または複生、下部の羽片はやや短くなる。
中部の羽片は被針形で長鋭尖頭、長さ7~12cm、無柄。
小羽片は長楕円形~卵状長楕円形で鋭頭、幅2~4mm、辺縁には鋸歯がある。
葉質は草質、浅緑色~緑色。
胞子嚢群は裂片の辺縁と中肋の中間につき、包膜は楕円形~長楕円形、全縁。
北海道から九州まで広く分布し、山地の日の当たる岩上から林下の地上まで、
いろいろの環境に生ずる。

【  秋吉台では 「鉱山跡地に普通のヘビノネゴザ  】

08年4月28日 撮影
「カナヤマシダ」(鉱山シダ)とも言われて、
鉱山の周辺や、重金属の多い地域に生える」

夏緑性のシダの中でも、特に寒さに弱いシダと実感しています。 

【 葉を叢生


07年10月31日 撮影
【 葉身は被針形~長楕円状被針形、2回羽状に深裂~全裂、または複生 】


07年10月31日 撮影
【 上の画像を拡大しました 】


07年10月31日 撮影
「羽片は被針形で長鋭尖頭、無柄、
小羽片は長楕円形~卵状長楕円形で鋭頭、辺縁には鋸歯がある」

【 12月初めにはもうこんな姿 】


07年12月8日 撮影
1月半ばの今でもきれいな姿の夏緑性シダがたくさん見られるというのに。

【 上の画像を拡大しました 】


07年12月8日 撮影
「胞子嚢群は裂片の辺縁と中肋の中間につき」

・・・で、胞子嚢群の画像はこれしか。
深く反省。今年はキチッと撮りますからね。


* * * * *  おまけの花  * * * * * *

【 フラサバソウが開花しました 】


09年1月19日 撮影
日差しが強くて色が飛んでしまいました。
明日咲いていたら、半透明のビニール傘を初使いしてみます。


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