たこさんの秋吉台日記

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11月26日 ニシキギ・コマユミ

2008年11月26日 | Weblog

ニシキギ〈錦木〉(ニシキギ科 ニシキギ属) 花期は5~6月。
丘陵や山地の林内に生える高さ1~3mになる落葉低木。
枝に褐色の薄い板状の翼がある。
枝に板状の翼ができないものをコマユミ〈小真弓〉という。
葉は対生。葉身は長さ2~7cmの長楕円形または倒卵形。
先は鋭くとがり、基部は普通くさび形。ふちには細かく鋭い鋸歯がある。
本年枝の芽鱗痕のわきから集散花序を出し、淡緑色の小さな花を数個つける。
花は直径6~8mm。花弁は4個、ふちには鋸歯がある。雄しべ4個、雌しべ1個。
果実は果。1~2個の分果に分かれる。分果は長さ5~8mmの楕円形。
10~11月に熟す。熟すと裂開し橙赤色の仮種皮に包まれた種子が顔を出す。

【 ニシキギ・コマユミの紅葉が散り始めました 】

08年11月26日 撮影

08年11月26日 撮影
【 コマユミと思って撮っていたら、ニシキギでした 】


08年11月26日 撮影
「枝に褐色の薄い板状の翼がある」

【 本年枝を 】


08年11月26日 撮影
「枝に褐色の薄い板状の翼がある」

【 上の画像を拡大しました 】


08年11月26日 撮影
自然に生えているニシキギの板状の翼の幅はこの程度ですが、
秋吉台で見つけてからも気をつけていたら、10株以上確認できました。

【 分果が熟すと裂開し、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が顔を出す 】
08年11月26日 撮影
【 コマユミ 】


08年11月26日 撮影
「枝に板状の翼ができないものをコマユミ〈小真弓〉という」

【 上の画像を拡大しました 】


08年11月26日 撮影

* * * * * *  こんな時もありました  * * * * * *

【 花期のコマユミ 】


08年5月8日 撮影
「花序の柄は長さ1~3cmで、垂れ下がる」

【 花弁は4個、ふちには鋸歯がある。雄しべは4個。雌しべは1個 】


06年5月15日 撮影

「枝に翼がなく、
葉が広楕円形で長さ4~10cm、幅2~7cmと大きいものをオオコマユミという」
来年はオオコマユミを探してみようと思っています。


日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。

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